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古い作品ですがこちらの響サイドのお話。
一部前作を読まないとわからないネタがあります。ご留意ください
響(346プロとの交流として、自分が奈緒と入れ替わって一日だけトライアドプリムスのメンバーとして活動することになった)
響(今ごろ奈緒は765プロに行って美希や貴音と合流しているはずだ)
響(そういうわけで自分は凛や加蓮たちと合流するために346プロに来てみたんだけど)
北条加蓮「………………」
響(事務所に入ると加蓮が血を吐いて床に倒れていた)
響「加蓮どうしたんだしっかりしろっー!!」
モバ P「……加蓮のやつ無茶しやがって」
響「346 のプロデューサー! 大変さ! 加蓮が倒れて!」
モバ P「……残念だがもう」
響「そ、そんな」ガクリ
モバ P「我那覇さん、よく見てみろ。加蓮の指先になにか文字が書かれているぞ」
響「も、もしかしてダイイングメッセージってやつか! 加蓮、仇は自分がとってやるぞ!」
血文字『いらっしゃい』
響「へ?」
ガチャ
渋谷凛「ドッキリ大成功!」パチパチパチ
モバ P「いえーい! いらっしゃい、我那覇さん!」 パチパチパチ
響「…………う」
凛・P「う?」
響「うぎゃーーーーーー!」
響「どんな歓迎の仕方だっ。心臓に悪すぎるぞ」
凛「ごめんごめん」
加蓮「……」ムクリ
モバ P「お、死体が起き上がったぞ」
響「いや死んでないと思うぞ」
加蓮「…………」ジー
響「な、なに? 自分の顔になにかついて」
ガシッ
加蓮「あ、あなた誰! 奈緒はどこなの!!」ブンブンブン
響「あわわわわわ」ガクガクガク
響「ど、どうしたんだ加蓮!」ガクガクガク
凛「響! これを!」
つ 眉毛シール
響「な、なんだこれ」
凛「いいからそれを早くつけて」
響「ええと……」
凛「早く!!」
響「わ、わかったぞ」眉ペター
加蓮「…………」
響「…………」
加蓮「あっ、奈緒だったんだ。おはよう」
響「眉を見て判断するな! って自分は奈緒じゃないぞ!」
加蓮「あはは。冗談冗談」
響「そういう質の悪い冗談はもう間に合ってるぞ」
凛「ふふっ。でもほんとに言ってた通りだね」
響「?」
モバ P「我那覇さんはからかうとかわいいって話を765さんから聞いてたんだ」
響「もうっ。どうせそんなこと言ったのプロデューサーか美希でしょ」
加蓮「貴音が」
響「貴音!?」
響「だいたいこのシールはなんなんさ?」眉シール
加蓮「知らないの? これ、いつも奈緒が眉につけてるシールなんだよ」
響「え? シ、シール?」
凛「このシールも奈緒からもらったんだよ。響も欲しかったら奈緒に言ってみればもらえると思うよ」
響「そ、そうだったのかー!? 奈緒の眉毛がシールだったなんて……自分ぜんぜんわからなかったぞー!」
加蓮(騙されてるかわいい)
凛(かわいい)
モバ P「かわいい」
響「それで自分は何をすればいいの?」
モバ P「さすがに今日来たばかりの我那覇さんに仕事をさせるわけにはいかないからな。とりあえずこの3人でレッスンをしてもらおうと思ってる」
響「そ、そうか」ホッ
モバ P「?」
響(自分たちのプロデューサーならぶっつけでライブするぞ、とか言いそうだから安心したぞ)
765P「ハックション!」
美希「ハニー、カゼ?」
765P「いやすまん。それよりそろそろライブ会場に着くぞ。準備しとけ」
貴音「かしこまりました」
奈緒「カズダンス……両脚で細かいステップを踏みながら……」ブツブツ
凛「ハァハァ……」キュッキュッ
加蓮「ハァハァ……」キュッキュッ
響「…………」キュッキュッ
モバ P「はいそこまで! 休憩しろ」
凛「テレビで見たことはあるけど響ってほんとにダンスうまいね」ハァハァ
加蓮「それにぜんぜん息切れしてないし。すごいね」ハァハァ
響「ふふーん。自分、ダンスは誰にも負けない自信があるぞ!」ドヤッ
凛・加蓮(カワイイ)
加蓮「でもなんか負けっぱなしだと悔しいね」
凛「うん。せめて1回は勝ちたいな」
響「おっ、勝負なら引き受けるぞ。自分絶対に負けないからね」
加蓮「じゃあカズダンスで」
響「なんでそれ選んだんだ?」
モバ P「おい見ろ。カズダンスがトレンド1位になってるぞ」
響「なんで!?」
モバ P「笑顔」
響「……」ニカッ
加蓮「おお、かわいい!」
凛「さすがに慣れてるね」
響「自分カンペキだからな。これくらいなんくるないさー」ドヤッ
モバ P「じゃあラスト。神谷奈緒」
響「 個人名!? ええと……だーかーらあたしはツンデレじゃないって言ってるだろ」チラッ
凛「30点」
加蓮「0点」
モバ P「技術不足は否めないがセンスは感じる。これからに期待。20点」
響「採点辛いぞ!?」
凛「あたし神谷奈緒だぞ」眉シールペタッ
モバ P「100点」
響「眉だけでしょ」
加蓮「まろはアニメが好きでおじゃる」眉シールペタッ
響「それ奈緒じゃなくておじゃる丸だぞ!」
加蓮「似てるから間違えちゃった」テヘッ
凛「100点」
響「だから眉だけでしょ!」
モバ P「よし! ビジュアルとついでにボーカルのレッスン終わり。みんないい声出てたな」
響「ずっと自分がツッコんでただけだぞ!!」
モバ P「おつかれさま。レッスンがんばったご褒美だ」つ ポテト
加蓮「ポテトだ。わーい」
モバ P「加蓮のために10袋買ってきたからな。どんどん食べていいぞ」チラッ
加蓮「わーい」チラッ
凛「やったね」チラッ
響「…………」モグモグ
加蓮「あれ? 10 袋は食べすぎだぞ! ってツッコむと思ってたのに」ショボン
響「……自分はツッコミマシーンじゃないぞ。まあ、10袋くらいじゃ別に大したことないと思うぞ」モグモグ
凛・加蓮・モバP「?」
貴音「店長。とんこつらぁめんの大盛をひとつ」
奈緒「何杯食うつもりだよ! もう30杯目だぞ!」
765P「あはははははは」
奈緒「あんたも泣きながら財布見るくらいなら止めろよ!」
美希「ラーメンを前にした貴音は獣。だれにも止められないの」
貴音「店長。しょうゆらぁめんの大盛をひとつ」
奈緒「せめて食い終わってから頼め!!」
奈緒「――てなわけで貴音のやつ結局40杯まで食べて響たちのプロデューサーが大泣きしてさ」
響「…………」ジー
奈緒「な、なんだよ響。さっきからあたしの顔じっと見て」
響「……実は自分、奈緒にひとつお願いがあるんだけど、いいか?」
奈緒「ん? なんだよ?」
響「その眉毛につけてるシール、自分にもくれないか?」
奈緒「だれの眉毛がシールだ!!!」
以上となります。
おつきあいくださりありがとうございました
響、奈緒のユニットをセンターにして、トライアドプリムスと竜宮小町をバックにしたらどんな化学変化が起こる?
おつ
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