琴葉「お茶です。どうぞ」
P「ありがとう……」
ズズ……
P「うまーい。あったまるね!」
琴葉「冷たいお茶の方が良かったですか?」
P「いやいや、別に大丈夫だよ。わざわざご丁寧にありがとうございます」
琴葉「いえいえ、いつもお疲れ様です」
田中琴葉(18)Vo
http://i.imgur.com/SrGaRKv.jpg
http://i.imgur.com/6ByebBc.jpg
http://i.imgur.com/NrT5jgW.jpg
P「さすが琴葉だ。すごいぞ偉いぞ」
琴葉「いえいえ、どういたしまして」
P「可愛いし気も利くし歌もダンスも得意と来た」
琴葉「もう、そんなに褒めても何も出ませんよ?」
P「琴葉さん、アイドルなんてやってたら売れちゃうんだろうなぁ~売れっ子なんだろうなぁ~」
琴葉「ふふっ、もうっ。実は私、ここだけの秘密なんですけど、アイドルやってるんです」
P「うぇっ!? まーじーでー?」
琴葉「しーっ、声が大きいですよ!秘密ですよ?秘密」
P「秘密?」
琴葉「ひ・み・つ です」
P「そうかーやっぱりなー。やっぱりそうだと思ってたんだよなぁー可愛いからなぁ」
琴葉「かっ、可愛いは禁止ですっ! 反則です。恥ずかしいからだめです」
P「なんで?」
琴葉「恥ずかしいからです」
P「あれ、でも田中さんや田中さん」
琴葉「はいはい、なんでしょうか」
P「このニュース記事に載ってる田中琴葉さんっちゅうのは
もしかして、もしかすると……」
琴葉「これは私のことですね」
P「これ、可愛くない?」
琴葉「かっ!? そ、そうですね!?」
P(……照れてる)
琴葉「でも、このステージ、誰が作ったか私知ってるんですよ」
P「……おいおいおい、ちょっと待てよ。分かった。わかったぞ!?」
琴葉「あ、もう分かっちゃいました?」
P「ス……?」
琴葉「スぅ?」
P「スティーブン・スピルバーグ!!」
琴葉「……ぶぶー。違います。惜しいですね」
P「あー違ったか。あれだ、マイケル・ベイ!!」
琴葉「違います。とても惜しいです。あと1歩下がる感じです」
P「ジュリア?」
琴葉「ジュリアちゃんが私のステージをプロデュースしてくれてたら
楽しいでしょうね! でも残念、今回のこのステージをプロデュースしたのは」
P「おお~?」
琴葉「プロデューサーなんです」
P「あ、俺? あーうんうん。した!俺だ!」
琴葉「ふふふっ」
P「はははは」
エレナ「恵美ぃ~、あれ見てヨ」
恵美「ん~? あぁ~」
エレナ「さっきからずっとあんな感じ」
恵美「まーた、あのバカップルは……
まあまあ、好きにやらせておきましょー」
エレナ「あとは若い二人に任せて、ってやつ?」
恵美「ちょっと違うけど、まあだいだいそんな感じかな。にゃはは」
島原エレナ(17)Da
http://i.imgur.com/KgKpLDJ.jpg
http://i.imgur.com/AgS4nqE.jpg
所恵美(16)Vi
http://i.imgur.com/RN3cTiy.jpg
http://i.imgur.com/qABztJ7.jpg
P「いやー、これ、俺? 琴葉さんこんなにキラキラしてるけど、え?これ俺?」
琴葉「プロデューサー、それは私です。プロデューサーはこの写真には写ってませんよ」
P「えぇっ!? なんで!?」
琴葉「何でって言われましても……そういえば何ででしょうね」
P「みんな興味ないからじゃない?」
琴葉「そんなことないですよ。みんなプロデューサーのこと興味津々ですよ!」
P「えぇっ、本当に?」
琴葉「本当です。この前も街でプロデューサーのこと話してる人いました」
P「ちょ、まじ? 何駅? 何線?」
琴葉「大手町ですね」
P「あぁ~、それは多分悪口の方だなぁ」
琴葉「ええっ!? そうなんですか?」
P「そうそう、俺も昔、そこで言われたもんね。
プロデューサーって奴をプロデュースしてやる!って」
琴葉「不味いですね。それは確かに不味いですね」
P「でもさ、きっと琴葉のことはすごい褒めてると思うんだよ」
琴葉「例えば? どんな風にですか?」
P「お嫁さんにしたいランキング第一位って」
琴葉「ええっ!それは嬉しいですね」
P「新橋でも琴葉は1位」
琴葉「わあ、嬉しいですね。他にはどこで1位ですか」
P「あー……、菊名とか」
琴葉「都内を飛び出しましたね」
P「でも、渋谷になるとやっぱり所恵美になるんだよね」
琴葉「仕方ないです。恵美なら。わかります」
P「仕方ないよな」
琴葉「その主張をしたいだけで、渋谷区に引っ越す理由になります」
P「そんなにか」
琴葉「ち、ちなみに……プロデューサーの中では
お嫁さんにしたいランキングで1位を獲得してるのは誰になりますか?」
P「プロデューサーの中で、かぁ~。難しいですねえ」
琴葉「色々お料理得意な子や可愛い娘も勢揃いの765プロですけど、
どうですか? 誰かお目当ての子はいますか?」
P「……た」
琴葉「あっ、高槻やよいちゃんですか?
確かに、わかります。すごいですよね」
琴葉「節約とかもバッチリしてくれそうですもんね。
私も色んな所見習えるほどしっかりしてますからね」
P「……た」
琴葉「あ、もしかして、紗代子?」
琴葉「やっぱり真面目な彼女も素敵ですよね。
ストイックに努力できるところは私も真似しないと」
P「第一位は……ジャジャン! 田中琴葉です!!
田中さん、今のお気持ちは!?」
琴葉「はい、あのすごく嬉しいです」
P「この気持ちをまず帰って誰に伝えたいですか?」
琴葉「はい、本国のお母さんお父さんにまず伝えたいと思います」
P「おめでとうございます。見事満点合格です」
琴葉「決め手は何だったんですか?」
P「可愛い所」
琴葉「えぇっ、即答ですか」
P「まあ他にない」
琴葉「他にも理由をあげてくださいよぉっ」
P「……」
P「……」
琴葉「……」
P「無ぇな」
琴葉「もうっ、あるでしょう?ありますよね?ね?」
P「じゃあ琴葉なんだと思う? プロデューサーが選ぶ
お嫁にしたいランキング第一位が琴葉に選ばれた理由」
琴葉「む、難しい質問をしますね」
お嫁にしたいランキング第一位が琴葉に選ばれた理由」
琴葉「む、難しい質問をしますね」
プロデューサーが選んだ理由を琴葉本人を考えさせるのか…
P「なんて言ったってあの、田中琴葉だからね」
琴葉「あの田中琴葉……」
P「あの、EXILEのスカウトも断ったという田中琴葉が」
琴葉「そんなことしてたんですか田中琴葉!? すごい度胸ですねえ」
P「そうだよ。最初765プロに転がり込んできた時は
Gジャン着て、肩から袖なかったからね。ギザギザだったよ」
琴葉「選ばれた理由かぁ……難しい」
P「じゃあヒントをあげる」
琴葉「いざという時、フェンシングで習った術で守ってくれそう!」
P「ヒント聞かないのね。ぶー!違います」
琴葉「ヒントください」
P「……」
琴葉「あ、あれ?」
P「ものを頼む時の態度ってものがあると思うんですよ」
琴葉「えぇ~」
P「はい、琴葉お得意の猫のポーズあるでしょ」
琴葉「お、教えてください。お願いしま~す。にゃん」
P「可愛いからです」
琴葉「……プロデューサーばかりずるいですよ」
P「何が」
琴葉「可愛い可愛いって。さっきからすごい恥ずかしいんですよ?」
P「琴葉が恥ずかしそうにしてるのがもっと見たい」
琴葉「だめです。ここから先は普通の人は見れないんです」
P「えー!普通の人じゃないから琴葉のもっといいとこ見てみたいー」
琴葉「そんな飲みサークルみたいな掛け声でもだめですっ」
P「折り紙の金あげるから」
琴葉「……やっぱりだめです」
P「ちょっと考えるのか」
琴葉「でもやっぱり私いつもこんな風にプロデューサーに
馬鹿みたいなお話に付き合ってもらってて……いつも申し訳ないなって」
P「えー、楽しくない?」
琴葉「……まあ、楽しいですけど」
P「じゃ、それでいいんだよ」
琴葉「そうでしょうか」
P「気楽にいこう気楽に」
琴葉「いつも恵美にも言われるんです。堅い~とかって」
P「そりゃあ恵美は柔らかすぎだけどね?」
琴葉「私、そんなにお堅いですか?」
P「んなことねえって~。ほら、スマイルスマイル」
むにぃぃ
琴葉「ほひぇ……」
P「ぷっ、はははは!」
琴葉「ひ、人のほっぺむにぃぃってした! なんで笑ったんですか!?」
P「可愛かったから。ほんとに」
琴葉「……むぅ。ほんとですか?」
P「ほんと」
琴葉「じゃあ許します」
琴葉「でも、女性の顔をそんな風に急に触るなんて
むにぃぃ
琴葉「ほひぃ」
P「ははははは!!」
琴葉「こらぁ!」
P「琴葉、顔真っ赤だぞ」
琴葉「誰のせいですか!もう!んもう!」
P「そうやって恥ずかしがってたり、しながらも一生懸命な
琴葉がみんな大好きなんだよ。ファンのみんなもシアターのみんなも」
琴葉「そ、そうですか。プロデューサーは?」
P「もちろん俺
むにぃぃ
P「ほひぃ」
琴葉「ぷっ、あははは!プロデューサー、変な顔!ふふっ、あははは!」
P「で? なんかあったのか?」
琴葉「うーん……もう大丈夫です」
P「そうか」
琴葉「少し学校のクラスのことで気になることがあったんです。
恵美とエレナに話しても二人共気にしすぎって」
P「うん」
琴葉「確かに私、気にしすぎたのかもしれません。
だからもういいんです。大丈夫です」
琴葉「プロデューサーとお馬鹿な話いっぱいしたら
なんかどうでも良くなってきたんですよ」
P「そっかそっか。まあ解決出来そうなら良かったよ」
琴葉「はい、あ、でもプロデューサー、私のこと本当にお嫁さんにしたいと思ってます?」
P「ん?」
琴葉「いくらおふざけの中とは言え、どうなんですか。ハッキリさせないと」
P「思ってるよ。お嫁さんに欲しいのは琴葉だな」
琴葉「即答するんですね。ちょっと引きます」
P「なんででだよ。自分で聞いたんでしょうが」
琴葉「だ、だってこんな高校生に……」
P「それは確かに。気持ち悪いな」
琴葉「でも……悪くないですね」
P「あらまあ、ずいぶん上からな物言いですこと」
琴葉「だって、””あの””田中琴葉さんですから。ふふっ」
P「はいはい、今日レッスンまた恵美エレナと3人でな。
たぶんもう2人は先行ってると思うから」
琴葉「はい、すぐ追いかけます! もう、二人共もう少し待ってくれればいいのに……」
P「いつまでも俺と一緒になってふざけてるからだよ」
琴葉「私なりのリフレッシュなんですよ。
プロデューサーも時間あったらレッスン見に来てくださいね!いってきまーす」
ガチャ……バタン!
P「…………っっっっっはぁぁ~~~。
可愛すぎんだろ……毎回毎回理性保つので精一杯だよ……」
エレナ・恵美「「だよね」」
P「いや、まだおったんかーい!!」
おわり
お疲れ様です。
短いですが、終わります。
とてもいい
乙でした
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