雪歩「あ、真ちゃんおかえり!営業はどうだった?」
真「どうもこうもないよ…寒くてほとんど動けなくてさ…」
雪歩「そうなんだ…」
真「この寒い中水着だなんて…プロデューサーも何考えてるんだか…途中で雨も降ってくるし…」
雪歩「た、大変だったね…」
雪歩「はい、真ちゃん」コト
真「雪歩…これは?」
雪歩「毛布…とゆず茶だよ。体が温まるようにって思って…」
雪歩「それに、ゆず茶は風邪予防、それに美肌効果も…ってもしかして真ちゃん、ゆず茶は嫌いだった?」
真「そうじゃないよ!」ワナワナ
真「雪歩っ!気が利きすぎだよ!」
雪歩「ひぃっ!」
真「寒い外から帰ってきたボクに温かいお茶、おまけに毛布まで!」
真「うわー!!!ボクのためにありがとう雪歩ー!!!」ギュー
雪歩「わっ!ちょっと真ちゃん…!大袈裟だよぉ…」
真「へへっ、雪歩あったかいや!」ギュー
雪歩「あぅ…///」
美希「ぐぬぬ…なの!」
春香「そうだそうだ!」
美希「そこで!雪歩には天罰を与えることにしたの!」
春香「どうするの?」
美希「嫌がらせしてやるの…!」
春香「えー?だめだよ、そんな陰湿なことしちゃ」
美希「ミキたちの前でも平然とキャラ作りしてる雪歩が悪いの!」
美希「だから今回は千早さんに協力してもらうの!」
千早「別に私は萩原さんに対して敵意を持っているわけではないのだけれど…」
美希「思い出してみてほしいの!B81もある雪歩が自分のことをちんちくりん呼ばわりするところを!」
雪歩『ひんそーでひんにゅーでダメダメな私は、穴掘って埋まってますぅ〜』プルンプルン
千早「くっ…許せないわね…!」
美希「じゃあ!早速やってきてほしいの!」
千早「ええ…期待しててちょうだい…!」
春香「千早ちゃん頑張れー!」
雪歩「千早ちゃん?どうしたの?」
千早「ちょっと話があるのだけれど、いいかしら」
雪歩「お話…?うん、いいよ!」
千早「あなたの口癖についてなんだけど…」
雪歩「?」
千早「貧相で貧乳でって…あなたはそれより小さい人の気持ちを考えたことがあるのっ!?!」
雪歩「ひっ!」
雪歩「ち、千早ちゃん…」
美希「あはっ☆千早さんの精神攻撃作戦、大成功なの!」コソコソ
春香「ちょっと待って!美希!雪歩が動くよ!」コソコソ
雪歩「千早ちゃん…やっぱり!!」
千早「えっ?」
雪歩「やっぱり千早ちゃんが胸のことを気にしてないなんて嘘だったんだね…!」
千早「萩原さん…?」
千早「な…どこまで私をバカにするの!?私だって工夫くらいいくらもしてきたわよ!それでもだめなものは…」
雪歩「毎日豆乳2リットル」
千早「えっ?」
雪歩「マッサージ毎日3時間、1日3食乳製品、毎日朝晩サプリメント」
千早「なっ…!?」
雪歩「千早ちゃんの工夫が知りたいなぁ〜」ニコッ
千早「ま、参りました…師匠と…そう呼ばせてください!!!」
雪歩「大袈裟だよぅ…でもこれで工夫次第で変われるってわかったでしょう?」
雪歩「だから、千早ちゃんも一緒に頑張ろう!」
千早「ええ!雪歩!一緒に頑張りましょう!!!」パァァ
美希「」
春香「」
春香「おい」
美希「チョロすぎなの!」
千早「ごめんなさい…でも雪歩が待ってるの。それじゃ」
美希「そんな…千早さんがこうも簡単に崩壊させられるなんて…」
春香「待ってよ!千早ちゃん!…ってあれっ?千早ちゃん、服からタグが出てるよ」
千早「ほんとね、切っておきましょう」
美希「ち、千早さん…もしかしてこれ…」
ブラ『Cカップ!』
千早「ええ、早速効果が出てるみたいで…///」
美希「ひぃっ!」
春香「」
春香「そ、そんな…私の千早ちゃんのちっちゃなちーちゃんが…」
美希「は、春香!落ち着くの!意味わからなくなってるの!」
春香「ギギギギギ…許さない!私は雪歩を許しはしない!!!」
春香「これがメインヒロインの嫌がらせじゃー!!!」ダダダダ
美希「は、春香ーっ!…行っちゃったの…」
美希「でも、これは期待できるの!」
雪歩「ひゃ、ひゃい!」
雪歩「春香ちゃん…?」
春香「私の千早ちゃんを横取りして!!!」
雪歩「横取り…ち、違うよぉ!ただ千早ちゃんが悩んでたから元気付けてあげただけで…」
春香「うるさいうるさい!だいたい雪歩はいっつもお茶ばっかりだして!」
春香「私が作ってくるお菓子はクッキーとかケーキとか!お茶に合わないのに!」
春香「普通いれるなら紅茶だよね!?」
春香「なんとか言ってよ!」
雪歩「…!」ウルウル
春香「泣き落とそうったってそうはいかな……ハッ!」
春香(必死に涙をこらえてる…!?)
春香(キツイことを言われたけど、それでも泣いてうやむやにせず、ハッキリと自分の思いを伝えよう…そういう目をしている!?)
春香(これは一体…!!!)
雪歩「…は…春香ちゃん…のお菓子にはね…紅茶のほうがね…合うのはわかってるんだけど…」ウルウル
雪歩「…私はね…紅茶は上手にいれられないからね…だからね…春香ちゃんのお菓子の味を引き出せるようにね…」ウルウル
雪歩「ほうじ茶とか…煎茶とか…いろいろ頑張ってみたんだけどね…だめだったのかなぁ……ぅぅ…」ウルウル
春香(そういえば…!私が作ってきたお菓子を食べるときと家で食べるときじゃ味が全然違う)
春香(事務所で食べるときは、なんだか甘さがくどくなくて、そしてさっぱりした美味しさになってる…!)
春香(雪歩……そうだったんだね!)
雪歩「ごめん…ひっく…ごめんね」ボロボロ
春香(やばい罪悪感で死にそう)
雪歩「ふぇっ?」ボロボロ
春香「雪歩ぉぉおおおおおお!!!」ガバッ
雪歩「ひいっ!」
春香「雪歩!!!いい子すぎる!!!雪歩天使!!!大好き!!!」ギュー
雪歩「ちょっと春香ちゃん…くるし…」
春香「もう離さないーっ!」ギュー
雪歩「」キュー
美希「」
美希「チョロすぎなの!」
春香「あんな天使ほっておけないよぉ〜それに千早ちゃんもいるし」
春香「じゃ、そういうわけで」
美希「ぐぬぬ…雪歩め!許せないの!」
美希「こうなったらミキが直接嫌がらせしてやるの!」
雪歩「み、美希ちゃん!?」
やよい「あ、美希さん!美希さんも一緒にどうですか?」
響「おにぎりを作ってるんだぞ!」
貴音「まこと、美味しそうです」
美希「いまはそれどころじゃないって思うな!」モグモグ
美希「はっ!これはまさか!」
雪歩「えへへ…おにぎりといえば美希ちゃんかと思って!美希ちゃんの好きな鮭おにぎりをつくってるんだよ」
美希「雪歩…」
美希「というわけで、ミキも雪歩と結婚するの!」
はるちは「チョロすぎなの!!!」
おわりなの
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