千早「このssは、765プロのアイドル達の平凡な日常を淡々と描くものです。過度な期待はしないでください。あと、部屋は明るくして画面から30センチは離れて見やがってください」
春香「知ってるよね…みなみけ?」
千早「知らないわ…みなみけ」
あずさ「えぇ、最近覚えたのよ。千早ちゃんはどんな夢をよく見るかしら?」
千早「私は…空から落ちる夢を最近よく見ます」
あずさ「その夢を見る人はけっこう多いのよね~、他にはあるかしら?」
千早「そうですね…他にはカレーのようなものを食べて気絶しそうになったり、家でエクササイズ的なことをしてる夢をよく覚えています」
あずさ「あらあら~、難しいわね…春香ちゃんはどう思うかしら?」
春香「千早ちゃんはみなみけ知ってるんだなって思います」
千早「知らないわ☆」
千早「…」
響「…」
春香「あ、あれどうかしたんですか?」
小鳥「それが、響ちゃんが千早ちゃんのおにぎりを食べちゃったらしくて」
響「ち、千早…パンならあるけど…?」
千早「知ってるよ!パンがあること知ってるよ!」ドドンドドン
響「焼こうか…?」
千早「焼きなさいよ!!」
春香「みなみけ…」
千早「知らないよ!!!」
春香「絶対完璧にみなみけ知ってるよね?」
千早「絶対完璧に知らないわ。」
ガチャ
貴音「ただいま帰りました」
千早「!」
小鳥「おかえりなさい貴音ちゃん」
千早「!!」
春香「…」
たるき亭
貴音「おかわりをお願いいたします」
小鳥「私もおかわりお願いします」
千早「…」モグモグ
春香「いや、そこは反応してあげて!」
やよい「春香さん!」
春香「ん、どうしたのやよい?」
やよい「春香さんの探し物ってこれですか?」
春香「あっ、私の時計!ありがとう!それにしても、よく私が探し物してるって分かったね」
やよい「えっと、千早さんが…」
春香「千早ちゃんが?」
やよい「『春香のあの目は…何かを探してる目だ』って言ってたんです!」
春香「」チラ
春香(千早ちゃん、絶対みなみけ知ってるでしょ?)
千早(知らないわ。)
春香「そう?ありがとう…あっ!今度千早ちゃんの好きなもの作ってこようか?」
千早「えっそんなの悪いわよ」
春香「いいのいいの、何か食べたいお菓子ない?」
千早「チーズレモンカスタードシフォンパイが食べたいわ」
春香「みな…」
千早「知らないわ。」
春香「伊織の家か…すごい広いんだろうなぁ…」
千早「楽しみね…みなせけ…」
春香「気のせいか平仮名に聞こえたけど…」
千早「気のせいよ」
千早「チュチュッ」
やよい「地球で輝く光」
千早「ピラリン」
やよい「キラメキラリ もっとMOREっと」
千早「MOREっと!」
やよい「私を私と呼びたい」
千早「Yeah」
やよい「鏡を見れば超ラブリー」
千早「そうでしょ!」
やよい「トキメキラリ ぐっとギュッと」
千早「は~い!はいはいはい!」
やよい「私は私がダイスキ」
千早「Fu~!」
やよい「フレーフレー頑張れ!!さあ行こう♪フレーフレー頑張れ!!最高♪」
千早「Let's go!」
やよい「フレーフレー頑張れ!!さあ行こう♪ フレーフレー頑張れ!!最高♪」
千早「Let's go!」
春香「えっ、何を?」
千早「アイマスを見たいときと、アイマスssを読みたいときは別のときって」
春香「あっそれ分かる!」
千早「この現象を俗に、カップ焼きそば現象と呼ぶのよ」
春香「みなみけ」
千早「知らないわ。」
真「どうしたの千早、急にちゃん付けで呼ぶなんて」
千早「何を言ってるのよマコちゃん、マコちゃんは女の子らしいのだからちゃん付けに決まっているじゃない?」
真「えっ、そ、そうかな~?」ニヤニヤ
千早「そうよ、マコちゃんは女らしさの中に男らしさがあって、男らしさの中に女らしさがあるわ」
真「え~そんなに誉めないでよ」デレデレ
春香(真も喜んでるし何も言わないでおこう)
千早「社長!」
高木「如月くん!」
千早「社長!!」
高木「如月くん!!」
千早「社長ーー!!!」
高木「如月くーーん!!!」
春香「お疲れ様でしたー」ガチャ
冬馬「あっ?って、765プロの如月じゃねーか。なんで呼び捨てなんだよ」
千早「それが今重要か?」
冬馬「けっこう重要だろ」
千早「そんなことより」
冬馬「そんなことって」
千早「お前、私の弟になれ」
冬馬「いやなんでだよ」
冬馬「当たり前だ、俺は弟というより頼れる兄貴キャラだからな」
千早「全く、お前は本当にバカヤローだな」
冬馬「なに?どういうことだ?」
千早「いいか冬馬、お前が私の弟になるということは、自然春香姉さまの弟になることと等しい」
冬馬「春香姉さま?…って、天海のことか?」
千早「無論だ」
冬馬「天海の弟…か…ちょ、ちょっと考えていいか?」
千早「あぁ、なんせ私の心はこんなに広いからな」
春香(私は傍観者春香…関わらない…関わらない…)
千早「…」
千早「肉じゃがが、もう肉じゃがが!」
春香「ちょっとトイレ行ってただけでしょ!そんな簡単に覚めないよ、肉じゃがが!」
千早「知らないわ。ほら、私には母親譲りのサブカルに疎いところがあるから!」
春香「いや、やっぱり今までの言動を見ても絶対知ってるよね?」
千早「えぇ、そうね。それは私が至らなかったわ、言葉が足りなかったわよね。いや、本当なら私がどれほどみなみけを知らないのか、千の言葉を用いて説明してあげたいところよ。だけど、如何せん私の舌は、そんなに早く回らないのよ。歯がゆいわよ、もっと言いたいことはあるのに、『知らないわ』の一言に気持ちを込めるしかないんだもの。でも、それだと春香は、私が本当はみなみけを知ってると思うわよね?できる事なら、私がどれだけみなみけを知らないのか、万の言葉を用いてレポートをまとめたいところよ。でも、如何せん私はそんなに暇では無いのよ。不出来な親友でごめんなさい」
春香「…分かったよ。千早ちゃんはみなみけを知らないんだね」
千早「やっと分かってくれたのね春香…」
春香「うん、でも最後にこれだけ言わせてもらえる?」
千早「えぇ、何かしら?」
春香「この…大バカヤロー!!!」
終わり
P「ふっ…大丈夫…俺たちの未来は明るいぞ」
P「アハハ!アハハ!アハハハハ!」
P「アハハ!アハハ!アハハハハ!」
本当に終わり
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