小鳥(ど、どどどどどうしよう。ああ、なんてことなの。
小鳥のバカバカ。私があの時きちんとプロデューサーさんに教えてあげていれば……)
小鳥「……」チラリ
小鳥(うあぁああやっぱり出てるぅうう! お、落ち着くのよ小鳥!
あと30分でスケジュール的に亜美ちゃんと真美ちゃんが出勤してくるはず。
それまでにはなんとか……)
真美「おっはろ~ん兄ちゃんピヨちゃん!」
亜美「今日もよろよろ~!」
小鳥(駄目だった!)
真美「んっふっふ~。甘いねピヨちゃん」
亜美「いつまでも時間ギリギリに来る亜美たちだと思ってもらっちゃあ困りますなぁ」
小鳥「そ、そうよねぇ。二人とももう中学生だものね」
亜美「そう! もう中学生の亜美たちは気の遣えるオトナになったのだ!」
小鳥「気の遣える……?」
真美「ほら、最近の兄ちゃんメッチャ忙しそうだったっしょー?」
亜美「だから早起きして、ちょっとでも兄ちゃんの助けになれるようにって頑張ったんだぜい!」
真美「んっふっふ~! これ聞いたら兄ちゃん、きっと感動で剛速球に違いないね!」
亜美「ご褒美くれるかもしんないね!」
小鳥「なっ……」
小鳥(なんていい子たちなの! ご褒美なんて言ってるけど、お姉さんには分かるわ!
二人とも本当にプロデューサーさんのことを心配してあげてるのよね!
こんな状況でさえなければ撫でくり回してあげたい!)
亜美「ところでピヨちゃん。なんでさっきからそんなとこで両手広げて立ってんの?」
真美「ピヨちゃーん……それはちょっと無理があるっしょー」
亜美「体操とかじゃなくてそのポーズ、後ろに何か隠してるっぽいよー」
真美「っていうか通せんぼのポーズみたい」
小鳥(その通りでございます!)
小鳥「い、いや、えっとね? たとえ亜美ちゃんと真美ちゃんの言う通りだとしても、
二人は何も気にしなくていいのよ!? ね?
だからほら、そっちのテレビのある方のソファに座りましょ! ね!?」
小鳥「へ?」
亜美「後ろで兄ちゃんが寝てんの、とっくに気付いてるもんね。
亜美たちが何かいたずらしないか心配なんでしょ?」
小鳥「あっ、え、えーっと……。そ、そうそう!
で、でもそうよねー! 二人ともプロデューサーさんのために早起きしたんだし、
いたずらなんかしないわよねー!」
真美「あたぼうよ!」
亜美「疲れてお休み中の兄ちゃんにいたずらなんか……」
亜美真美「ちょっとしかしないかんね!!」
真美「んっふっふー! これを兄ちゃんの頭に装着してやるのだ!」
亜美「そして写真に収めてやるのだ!」
真美「これなら迷惑にはなんないし」
亜美「亜美たちは満足だし」
亜美真美「伊勢海老二丁っしょ!」
亜美「んっふっふー! 油断したねピヨちゃん! まずは動きを封じさせてもらうぜい!」
真美「ナイス亜美! そのまま確保よろよろー!」
小鳥「は、離して亜美ちゃん! 駄目! 真美ちゃんそっちに行っちゃ駄目ぇ!」
亜美「行けえい亜美! 兄ちゃんを可愛いネコ兄ちゃんにしてやるのだ!」
真美「」
亜美「……真美? おーい、真美ー?」
真美「」
亜美「うあうあー! 真美が完全に固まっちゃったぽいよー!」
小鳥「……見てしまったのね。だからあれほど……」
亜美「え!? ど、どういうこと!? ピヨちゃん何か知ってんの!?」
真美「あ、ああ、あ……亜美ぃー!!」ガバッ
亜美「ぶえっ!?」
真美「兄ちゃんが、兄ちゃんのあそこがぁ!」
小鳥「真美ちゃん、シーッ! 声! 抑えて!」
亜美「に、兄ちゃんのあそこ……?」
小鳥「はっ! だ、ダメよ亜美ちゃん! 見てしまっては……」
亜美「」
小鳥「遅かったか……!」
小鳥(クリリンみたいになってる……)
亜美「ち、ちち、ちん、ち、ちん……!」
小鳥「お、落ち着いて亜美ちゃん! 落ち着いて目を逸らすの! 私を見て!」
亜美「ピ……ピヨちゃ~ん! うあうあー!」
真美「ぐすっ……」
小鳥(泣いてしまった……)
亜美真美「うん……」
小鳥「もう言う必要もないと思うけど……あれが私が隠そうとしていたものなの」
亜美真美「うん……」
小鳥「人が何かを隠そうとする時にはね、理由があるものなの。
だから無理に見たりなんかしたらいけないの。それが分かったわね……?」
亜美真美「うん……」
真美「……ってぇ! 今はそれどころじゃないっしょ!」
亜美「そーだよ! どういうことか説明をよーきゅーする!」
小鳥「そ、そうよね。分かったわ。実は……」
小鳥『おはようございます! あら、プロデューサーさん?』
P『あ、音無さん。おはようございます』
小鳥『えっと、やっぱり昨晩はここに……?』
P『俺がもっと効率よく仕事ができれば良かったんですけど……。
やっぱり徹夜しないと終わりそうになくて……すみません』
小鳥『もう、どうして謝るんですか。
プロデューサーさんがちゃんとお仕事のできる人だってこと、知ってるんですからね』
P『あはは……恐縮です』
小鳥『あ、だったら残りは私がやっておきますよ。
プロデューサーさんは仮眠を取っておいてください』
P『えっ? いやそんな、悪いです。俺の仕事なのに……』
小鳥『みんなのサポートが私の仕事ですっ。
それに、そんな疲れた顔でアイドルの子たちに会ったらみんな心配しちゃいますよ?』
P『……すみません、ありがとうございます。今度ご飯でも奢りますね』
小鳥『ふふっ、お気遣いなく。さ、どうぞそっちのソファで寝ちゃってください』
小鳥『プロデューサーさんったら。立ち上がるのに『よいしょ』なんて、おじさんみたいですよ?』
P『うわっ、本当だ! すみません、つい……』
小鳥『いえいえ、お疲れなんですから仕方な……んんっ!?』
P『? 小鳥さん? どうかしましたか?』
小鳥『い、いえ! あ、あの……!』
小鳥(プロデューサーさんズボンのファスナー全開ィーーーーーッ!!)
小鳥『はえっ!? だ、だだ大丈夫です! なんでもありません! なんでも!』
P『そうですか?』
小鳥(はっ!? そうじゃないです! なんでもある! 小鳥の馬鹿!)
P『えっと、それじゃあ俺、仮眠とりますね。多分ぐっすり寝ちゃうと思うんで……すみません。
小鳥さん、適当な時間に起こしてもらえますか?』
小鳥『えっ!? は、はい! 任せてください!』
P『ありがとうございます。それじゃ……』
このままじゃ、みんなが出勤してきてプロデューサーさんの恥ずかしい姿を見られてしまう!
そ、そんなのダメよ! やっぱり、寝ちゃう前に教えてあげないと……!)
P『スヤァ…』
小鳥(寝てるーーーーっ!! ど、どうする? 起こしてでも……いや、でもそれは……あれっ?)
小鳥『……毛布かぶってる』
小鳥(よ……良かった! これならいろんな意味で余裕が生まれるわ!
出勤してきた子にあられもない姿を見られる心配もないし、私も落ち着いてきた!
あとはプロデューサーさんが起きるのを見計らって、それで毛布を取っちゃう前に、
わ、私が勇気を出して教えてあげるしかないわね!)
でもプロデューサーさんだって恥ずかしいのは同じなんだから!
っていうかプロデューサーさんならそんなこと思わないでいてくれるはずよ!)
小鳥『……よしっ。覚悟完了! やるのよ小鳥!
と、いうわけで……しばらくプロデューサーさんのお仕事の続きをやっておきましょう』
P『うーん……』ゴソゴソ
小鳥(! もしかして起きて……って、なーんだ。寝返りをうっただけ……)
小鳥『ウェッ!?』
P『スヤァ…』ボッキーン
小鳥(お、落ち着くのよ小鳥。目を逸らしてまずは深呼吸!)
小鳥「すぅー……はぁー……すぅー……はぁ……」
小鳥(って! これじゃまるでプロデューサーさんのおちんちんの匂いを堪能してるみたいじゃない!
じゃなくて! なんとかしなきゃ! そ、そうよ、毛布は! 毛布を被せてあげれば!)
小鳥「……」チラリ
小鳥(ダメだぁーーー!! 完全に体の下に敷いちゃってる! どどどどうしよう! どうしよう!)
・
・
現在
小鳥「というわけなの……」
亜美「ピヨちゃあ~ん!」
真美「しっかりしてよ~!」
小鳥「ごめんなさい……」
亜美「っていうかなんでチャック開いてたらチンチン出てくんの!?」
真美「そーだよ! パンツあんじゃん! 兄ちゃんパンツ履いてないの!?」
亜美「穴……? 兄ちゃんのパンツ穴開いてんの!?」
真美「兄ちゃんビンボーなの!?」
小鳥「ち、違うのよ! 男の人のパンツには穴が開いてるの!」
亜美「何それ変なの……って、変と言えば! 兄ちゃんのチンチンの形!」
真美「そーだよ! パパのあんなんじゃなかったもん!」
せめてアソコとか、そんな感じにしなきゃ駄目よ! 女の子なんだから!」
亜美「うあうあー! 今はそんなこと言ってる場合じゃないよー!」
真美「兄ちゃんなんか病気とかじゃないの!?」
小鳥「そ、そんなことないと思うけど……。二人とも、学校で習わなかったの?」
亜美「へっ? 学校で? 習ったっけ?」
小鳥「ほ、ほら、保健の授業とかで……」
真美「……あっ! そ、そっか! 習ったっぽいよー!」
赤ちゃん作るとき、チンチン固くなるって!」
小鳥「だ、だから! もう!」
真美「あれっ? ってことは……兄ちゃん今、赤ちゃん作ろうとしてるってこと!?」
小鳥「ち、違うのよ! そうじゃなくても固くなっちゃう時があるの!」
亜美「そーなの? へー、ピヨちゃんよく知ってんね!」
真美「さすが、豊島港だね!」
小鳥「それを言うなら年の功……ってそんなトシでもないわよ!」
真美「そーだよー! このままじゃ兄ちゃん、変態罪で捕まっちゃうよー!」
亜美「特に律っちゃんに見つかったらやばいっしょ! 絶対ケーサツに通報されちゃうよー!」
小鳥「さ、流石にそこまでは……」
真美「早く起こして教えてあげようよ! ほっといたら絶対起きないっぽいよ!」
小鳥「駄目よ真美ちゃん! そんなことしたら!」
真美「え!? なんで!?」
,. : :´: : : : : : : : : : :--:、: :__/: : : : : : ハ
/: : : :, : : : : : :l: : : : : : : :(__。)_:_: : : : : |
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|: : }: : : : :/!: : l:/ l: :,ィハ |: : : : : :|
}: イ: : : : / l: : l:{ / }:// } !: ; : : : :!:.
l/ ∨: :/、_ Ⅵ!リ 、__/_ ,: { ' / |:/: :; : :.|::.
Ⅳrtチテ从 伐テテ' } |:/_,/ {: : / : : l: :.
}ハ  ̄ , ` ̄ j:{/`ヽ. |: /: : :.:.|: :}
} /リ / },!イ: : : : :!: ;
人 ー-、 ,..ィ / //: :!: : : : :|:/
>---- ≦ / / / {:.ハ: : : :.j/
/ / __/ / {/ l/ }: : :/
自分が事務所でアソコ丸出しにして寝るなんて醜態を晒したと知ってしまったら……」
亜美「はっ……! まさか兄ちゃん、セップクしちゃうの!?」
真美「うあうあー! 真美、兄ちゃんが死んじゃうのやだよー!」
小鳥「いや、流石に切腹までは……。でも、事務所を辞めちゃうことは考えられるわ!」
亜美「そんなのやだよー!」
真美「ピヨちゃん、何とかなんないの!?」
真美「そーだ! ピヨちゃんが兄ちゃんのアソコ、しまってあげれば良いんだよ!」
小鳥「……え!?」
亜美「そーだそーだ! しまってきてよー!」
小鳥「ななな、なんで私が!?」
亜美「だってピヨちゃん大人じゃん!」
真美「中学生が大人のアソコ触っちゃうと犯罪っしょ!?」
っていうかアイドルがやっちゃまずいけど……で、でも……」
亜美「ピヨちゃ~ん! お願いだよー!」
真美「もう大人なんだから慣れっこっしょー! 触ったことあるっしょー!」
小鳥「な、ないわよぉ! 変なこと言わないで!」
亜美「なくたって関係ないっしょー!」
真美「ピヨちゃんしまってきてよー!」
小鳥「あ、あわわわわわ……!」
765プロのアイドルたちがPのちんちん見るだけの話です
今夜はこのくらいにしておきます
続きはまた次の晩に書きます
乙
確かにファスナーが空いててチンポジとチン長、下着の穴次第では有り得ない話じゃないよな
誰も性的に興奮すらしてないから今のところエロくなる要素ないね
長介たちは巨根なのかな?(すっとぼけ)
しょっちゅう親のセックス目撃してそう
真美「あ、あれっ? ピヨちゃん? ピヨちゃーん?」
小鳥(プロデューサーさんの、お、おちんちんを……私が!?)
亜美「ピヨちゃん聞いてる!? ってかそれどこ見てんの!?」
小鳥(そんなぁ……見ただけでも心臓飛び出ちゃいそうだったのに……!
それに私、プロデューサーさんとはこんなんじゃなくてもっと……!)
真美「うあうあー! ピヨちゃんが真っ赤になったまま動かないよー!」
亜美「目もグルグルして頭がフットーしてるっぽいよー!」
やよい「おはようございまーっす!」
伊織「おはよう……あら? 亜美、真美。今日は早いのね」
伊織「何よそれ……なんか失礼なリアクションね」
やよい「おはよう二人とも。小鳥さんもおはようございまーす!」
小鳥「……はっ!? や、やよいちゃん!? 伊織ちゃん!?」
やよい「? えっと、小鳥さん大丈夫ですか? なんだか顔が赤いかも」
小鳥「あ、え、えっと、これは……」
伊織「どうせいつもの妄想……と思ったけど、なんか違うっぽいわね」
亜美「そ、それはだねぇいおりん……」
真美「海よりも高く山よりも深い事情があるのだよ……」
やよい「……? それってあんまりすごくないってこと?」
伊織「ったく、何訳わかんないこと言ってんのよ。
ああ、もしかしてそっちで寝てる駄目プロデューサーと関係あるのかしら?」
やよい「あっ、ほんとだ! プロデューサー寝ちゃってますー!」
やよい「はわっ!? こ、小鳥さんどうしたんですかー?」
伊織「ほんとに何なのよもう……。いつにも増して変じゃない」
小鳥(いけない……! 二人の、特にやよいちゃんの純真無垢な瞳に、
大人の息子の大人モードを写すわけにはいかないわ! それだけは守らなきゃ!)
小鳥「じ、事情を話すから取り敢えず、こっちに来て座ってくれるかしら……」
伊織「はいはい……。ほら、やよいも座りなさい」
プロデューサー、何もかぶってないまま寝ちゃってるから毛布かけてくるね」
小鳥「えっ」
やよい「あのままじゃ風邪引いちゃうかなーって!」
亜美「なん……!」
真美「だと……!?」
小鳥「ちょっ、やよいちゃん待っ」
やよい「」
小鳥(マモレナカッタ……!)
やよい「お……おちんちん……」
伊織「……は?」
小鳥「だ、駄目よやよいちゃん! アイドルがそんなこと言っちゃ!」
やよい「あうぅ……」
伊織「な、なに? 本当にどうしたの? そっちに何か……」
真美「ダメ! ゼッタイ!」
伊織「な、何よ急に!? 何かあるのね!? そっちに何かあるんでしょ!?」
小鳥「ない! 何もないから!」ガシッ
伊織「何もないわけないじゃない! 離しなさい!」バシッ
小鳥「ああっ!?」
やよい「……伊織ちゃあ~ん……」
伊織「ひっ……」
真美「ストップいおりん!」ガバッ
亜美「悲鳴ダメ! ゼッタイ!」ギュッ
伊織(きゃああああああああああああああ!!)モゴモゴモゴモゴモゴ
亜美「うあうあー! 亜美の手の下でめっちゃ口うごいてるよー!」
伊織(起きなさいよ変態! 起きてその汚いモノをさっさとしまいなさい!)モゴモゴモゴ
真美「うあうあー! このままじゃ抑えきれないよー! やよいっちたすけてー!」
やよい「あ、あうぅ……い、いおりちゃん。こっちに来て一緒に居て欲しいかなーって……」
伊織(はっ……! や、やよい……)モゴモゴ
小鳥「お、落ち着いた? 伊織ちゃん……。
取り敢えず、プロデューサーさんは起こさない方向で進めたいんだけど……」
さっさと起こして、しまわせなさいよ! そして土下座させなさいよ!」
亜美「土下座だけで済めばよろしかろうに……」
伊織「え、どういうこと……?」
真美「責任とって辞めちゃうかもしんないっしょー!」
やよい「そ、そうなの? 確かにびっくりしちゃったけど、
でもおちんちん見せちゃっただけで、そんな……」
小鳥「大人はね、中学生の女の子に見せちゃ駄目なのよ。本当なら警察に捕まっちゃうのよ……」
プロデューサーがいなくなっちゃうなんて私……!」
伊織「そ、それは……でもどうするの!? っていうかなんであんなことになってんのよ!?」
やよい「そうです教えてくださいー! プロデューサーのおちんちん、なんか変ですー!
弟たちやお父さんのはあんなのじゃありません! どうしてあんなことに!」
伊織「いや、そっちじゃなくて……」
亜美「その辺りのモロモロは……」
真美「ピヨちゃん説明よろよろー!」
無いからこんなことになってんだろいい加減にしろ
やよい「そ、そうだったんですか……」
伊織「このダメ事務員!
いい年してズボンのファスナーくらいで恥ずかしがってんじゃないわよ!」
小鳥「ごめんなさい……」
やよい「で、でも、早くおちんちんしまってあげないと!
起きたらプロデューサー、きっとびっくりしちゃいます!
それにすっごく恥ずかしいかなーって……」
小鳥「そ、そうよね……」
やよい「あ、あの! じゃあ私、おちんちんしまってきますね!」
小鳥「なんで!?」
私も恥ずかしいけど、ガマンします! いつも小鳥さんにはお世話になってるから……。
私だってたまには小鳥さんのこと、助けてあげたいかなーって!」
小鳥「てっ……」
小鳥(天使……!)
伊織「バッ……駄目よやよい! あんたがあんな汚らしいもの触る必要なんてないわ!」
やよい「あうぅ……。確かにもしかしたらちょっとばっちぃかもだけど、
でも私、弟たちにはちゃんとおちんちん綺麗にしなさいって言ってるし……。
プロデューサーはもう大人なんだから、ちゃんと綺麗に……」
伊織「そういう問題じゃないの!!」
やよい「……ごめんなさい。そうですよね……。
やっぱり私じゃ、なんにもできないですよね……」
小鳥「えっ。いやそういう意味じゃ……」
やよい「出しゃばっちゃって、ごめんなさい。私、もう大人しくして……」
伊織「っ……やよいのバカ! あんたはそういうとこがダメなのよ!」
やよい「え……?」
伊織「あんたはいつだってみんなの助けになってるじゃない!
みんな……私だって、やよいにはいつも力をもらってるわ!
なのにそうやってすぐ自信なくして……。この私の友達なんだから、自信持ちなさいよ!」
真美「そーだよやよいっちー! 真美たち、やよいっちのこと大好きだよー!」
亜美「そーだよ! やよいっちと一緒だと元気になるんだかんね!」
やよい「亜美、真美……! えへへっ……みんなありがとう!」
小鳥(ぐすっ……。嫌だわ、最近涙腺が弱くなっちゃって……)
小鳥「って感動してる場合じゃない!」
真美「わっ!? どしたのピヨちゃん!」
亜美「せっかく良いフインキだったのにー」
小鳥「それはごめんなさい! でも今の状況を思い出して!」
小鳥(おちおち仕事も……おちんちんだけに……)
やよい「で、でもどうしよう。誰かがしまってあげないと……」
亜美「中学生が大人のチンチン触ったら犯罪だかんね! 亜美たちには何もできないっぽいよー!」
やよい「はわっ!? そ、そうなの!? じゃあどうすれば……」
亜美「そこは大丈夫! あとはピヨちゃんがなんとかしてくれるから!」
真美「ちゃんと兄ちゃんのアレ、しまってくれるかんね!」
小鳥「ウェッ!?」
亜美「さっきそういう話だったじゃん!」
やよい「そうだったんですか! 小鳥さん、早くしまってあげてください~!」
小鳥「あわわわわ……」
伊織(まったく期待できそうにない……)
小鳥「そ、そうだわ、社長なら! 社長ならきっと理解してくれるし、男の人同士だし……」
亜美「社長は今日お偉いさんの集まりがあるって言ってたじゃん!」
小鳥「そうでした!!」
小鳥「で、でもでも私……」
伊織「もう! あんたが男慣れしてないなんて関係ないわよ!
プロデューサーの辞職は765プロの将来に影響するのよ!
私たちの運命のためにも一歩前進しなきゃどうすんの!」
小鳥「い、伊織ちゃん……!」
小鳥(そ、そうよ。これはプロデューサーさんのおちんちんだけの話じゃない。
私は今、765プロみんなの運命の鍵を握っているようなもの!
それなら私は、みんなのためにプロデューサーさんの鍵を握)
響「はいさーい!」
美希「おはようなのー」
響「えっ、何? なんて?」
美希「なんか変な反応。ゲエッ、だなんて失礼だと思うな」
亜美「いやいや、これにはマリーアントワネットよりも深い事情が……」
美希「マリーアン……? 何それ?」
響「あっ、はいはい! 自分知ってるぞ! ほら、スカートがぶわってなってる外国の人だよね!」
響ちゃん、美希ちゃん! こっちへいらっしゃい! そのまま真っ直ぐ!」
美希「? わかったの」
響「よくわかんないけどわかったさー」
小鳥「良かった、わかってくれて……」
美希「あっ、ハニーが寝てるの! あはっ、寝顔見ちゃおーっと!」
響「ほんとだ、じゃあ自分も!」
小鳥「全然わかってないッ!!」
やよい「そっち行っちゃダメですー!」
響「? なんで?」
美希「みんな変なの。それにしてもハニーが事務所で寝るなんて、珍し……」
美希「」
亜美「うあうあー! ミキミキも見ちゃったよー!」
響「えっ、なになに! 何か面白いものでも……」
響「」
真美「ひびきんも見ちゃったよー!」
真美「ま、まずい! ひびきんが悲鳴を!」
亜美「MZ5(マジで絶叫5秒前)っぽいよー!」
ハム蔵「ヂュッ!」ガバッ
響(うぎゃーーーーーーーーーーっ!!)モゴモゴモゴ
伊織「ハム蔵ナイス! 間一髪で響の口を押さえたわね!」
やよい「うっうー! すごいですー!」
小鳥「よ、良かった。流石、並みのハムスターじゃないわね。
って安心してる場合じゃなくて! 美希ちゃんは!?」
美希「うぅ……!」バッ
小鳥(り、両手で目を覆いつつチラ見してはまた覆っている!
ここに来てなんか一番いい感じの反応!)
真美「うひゃー……ミキミキの反応なんか……」
亜美「これぞまさに恋する乙女って感じですなぁ……」
美希「も……もう! からかわないで欲しいの!」
美希「で、でこちゃん意地悪なの!
だって、ハニーのオ、オチ……こんな風に見ちゃうなんて……」
小鳥「美希ちゃん……。とても良い反応をありがとう。
取り敢えずこっちに来て座りましょうか」
美希「うん……」
小鳥「それで響ちゃんは……」
ハム蔵「ヂュ、ヂュヂュヂュ、ヂュヂュッ! ヂュッ!」
響「そ、そっか。そうだよね。プロデューサーが責任とって辞めちゃったら自分も嫌だぞ……」
小鳥(流石すぎる……)
響「な、なんくるない……なんくるないさー」
美希「なんなのなの……。ハニーはどうしてああなっちゃったの……」
亜美「なんなのなのって」
真美「なのが一個多すぎなのだよ」
美希「そだね……」
やよい「美希さん、なんだかいつもと全然違うかも……」
伊織「はぁ……あんな奴のどこがそんなに良いのかしら」
小鳥「えっと、まず事情を話すわね。実はかくかくしかじかで……」
ちゃんと教えてあげないとハニーが恥ずかしい思いするだけなの!」
響「そーだそーだ! しっかりしてよ!」
小鳥「面目ない……」
美希「ミキたちだったから良かったけど、
これが律子……さんだったら、きっとハニーは百叩きの刑にあってるの!」
小鳥「いや、百叩きは流石に……。で、でも大丈夫よ。私が頑張って……」
美希「もう小鳥には任せられないの! ミ、ミキが、ハニーのオチンチンしまってあげるの!」
小鳥「ウェッ!?」
響「うぎゃーーー! 美希がおかしくなったぞ!」
伊織「何バカなこと言ってるの美希! 待ちなさい!」
美希「でこちゃん離すの! ミキがハニーを守るの!」
亜美「うあうあー! ダメだよミキミキー!」
真美「中学生がそんなことしちゃ駄目なんだよー!」
やよい「おちんちん触ったらプロデューサー捕まっちゃいますー!」
美希「だ、大丈夫なの! もう15歳だもん! 結婚できるもん!」
伊織「できないわよバカ!!」
美希「え!?」
伊織「16歳よ!」
美希「そ、そうなの?」
伊織「そうよ!」
美希「なんなのなの……」
伊織「こっちのセリフよ!」
真美「いおりんは『なの』とか言わないっしょー」
伊織「うっさい!!」
伊織「あっ……そうね、ごめんなさい……」
小鳥「美希ちゃん、わかってくれた?
美希ちゃんはプロデューサーのあそこをしまうことはできないの……」
美希「うん……わかったの。ミキが触っちゃったら、ハニー逮捕されちゃうんだよね……」
小鳥(まぁ誰も言わない限り逮捕は無いんだけど……)
小鳥「とにかく、みんなももう絶対に見たり触ったりしちゃダメよ? まだ中学生なんだから」
響「……」
響「あ、いや……。自分、高校生……」
小鳥「ん?」
響「いや、だから……。自分、もう17歳……」
真美「え……ひ、ひびきんまさか!」
亜美「高校生だから自分は触れるって言いたいの!?」
響「え!? ち、違う違う! 違う!」
響「ちょっ、やよいまで!」
伊織「正直ドン引きなんだけど……」
響「ええ!?」
美希「ふ、フケツなの!
ミキ、男の子とはもっときちんとしたお付き合いをするべきだと思うな!」
響「だからそうじゃなくて!」
小鳥「あ、あのね、響ちゃん。
響ちゃんも、男の人に興味を持ち始める時期かも知れないけど、でも……」
響「うぎゃーーーーっ! なんなのもーーーーっ!!」
ただ自分が高校生だって忘れられてないか心配だっただけだぞ!」
亜美「なに言ってんのひびきーん」
真美「そんなの忘れるわけないっしょー」
響「え? あ、そう……だったらいいけど……」
伊織「まったく、変な勘違いで話の腰を折らないでよね」
響「……なんか納得いかないぞ」
やよい「ごめんなさい響さん、私早とちりしちゃってー……」
響「やよいぃ……ぐすっ」
続きはまた明日の夜書きます
アイドルにちんこ見られたくてPやってたのかも
10年目にして方針見えてきたサンキューな
言わないようにしてたのに……
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しかしこんな時でも響弄りは忘れない
さすが765アイドル
社会の窓からこんにちはのアニメは続いているからきっと通じるよ…
ここあれか、おにぎりケーキの時のやつか
そうなる前に体力持たないから安心しろ
それよりもよく射精管理物であるヘアゴム使って根元縛る奴の方がヤバいから
一時間で[ピーーー]る
早くハニーのオ、オチンチンをしまってあげなきゃダメなの!」
響「はっ! そ、そうだったぞ。でも自分たちじゃ……そうだ! ハム蔵なら!」
ハム蔵「ヂュ!?」
亜美「そっかー! ハム蔵ならオスだし動物だし!」
真美「犯罪にはなんないっぽいよー!」
ハム蔵「ヂ、ヂュ……」
響「お願いだハム蔵ー! みんなのためだと思ってなんとかしてくれー!」
響「ほ、本当に!? ありがとう! 今日はご馳走にしてあげるぞ!」
ハム蔵「ヂュヂュ、ヂュ!」
響「わ、わかった。自分たち待ってるぞ!」
伊織「話の流れは大体わかったわ……ハム蔵、頼むわね!」
美希「ミキの分まで頑張ってくるの!」
小鳥(あ、あら? もしかしたら私の出番はない感じ……?)
亜美「……ハム蔵遅いねー」
やよい「大丈夫かなぁ……」
真美「めっちゃ気になるよー」
響「うぅ、どうしたんだハム蔵……。あっ!?」
ハム蔵「ヂュ……ヂ、ヂュ……」グッタリ
響「ハ、ハム蔵ーーーーっ!?」
伊織「ど、どうしたっていうのよ!?」
ハム蔵「ヂュヂュ……ヂュ、ヂュ……」
響「え、え……!? そ、そんな……」
ハム蔵「ヂュ……」ガクッ
響「うぎゃーーー! ハム蔵ーーーーーーっ!」
亜美真美「うあうあー! ハム蔵が死んじゃったよー!」
響「し、死んでない! 死んでないから!!」
真美「な、なんだー。良かったー」
亜美「ごめんねひびきん」
美希「でもそれなら響のリアクションもおかしかったと思うの」
響「そ、それはなんかその場のノリで……」
やよい「それより、ハム蔵なんて言ってたんですか……?」
響「あっ、えっと。それが、その……」
伊織「な、何よ。何か言えない理由でもあるわけ?」
ホーレンソーは大事って、律子……さんがいつも言ってるの!」
小鳥「そうね……。そもそも、ハム蔵ちゃんは成功したの?」
響「そ、それが……。ダメだったって……」
伊織「やっぱり……まぁ、そんな気はしてたわ……」
やよい「残念ですー……」
真美「しかしまさかあのハム蔵が失敗するとは強敵なり……!」
亜美「なんで失敗しちゃったの、ひびきん!」
響「え、えっと、それは……。
プ、プロデューサーのオチ……あ、あそこが、大きすぎたって……」
しっかり握らんと無理だろうし
伊織「……そ、そう。そうだったの……」
美希「ふ、普通の男の人よりおっきいの? そういうことなの!?」
響「し、知らない知らない! 知らないぞ!」
やよい「あうぅ……確かに弟たちのよりずっと……」
伊織「やよい! 思い出さなくていいのよ!」
小鳥(大きすぎたって……そ、そうなの? ど、どうだったかしら。よく覚えてない……。
っていうか本物見たことないし、比べる対象が無いからよく分からない!)
亜美「うあうあー! ピヨちゃんがまた何か変なこと考えてるよー!」
真美「ひびきんが変なこと言うからっしょー!」
響「えぇ!? 自分はただ言えって言われたから……!」
美希「小鳥こっちに戻ってくるのー! 小鳥ってばー!」
小鳥「はっ!? ご、ごめんなさい! 何かしら!」
伊織「何かしらじゃないわよ!」
やよい「ハム蔵がダメなら、やっぱり小鳥さんしか頼れる人がいません~!」
響「でもさっきのぴよ子見てたらなんか不安になってきたぞ……」
美希「じゃあみんなで小鳥を応援するの!
きっと小鳥そういう経験ってあんまりないから、私たちが支えなきゃって思うな!」
小鳥「そ、その通りだけどその気遣いは悲しいからいらない!
大丈夫よ、きっとやってみせるから安心して待ってて!」
伊織「ほ、本当に大丈夫でしょうね?」
小鳥「だ、ダイジョーブ! だからみんなは……」
あずさ「おはようございます~」
貴音「ご機嫌よう……。今日もよき日和ですね」
あずさ「あ、あら~?」
貴音「はて……それはもしかして、私たちのことでしょうか?」
あずさ「まぁ~そうだったの。初めての呼び方でなんだか新鮮ね~。
ところでみんなどうしたの? そんな風に一箇所に固まっちゃって……」
亜美「こ、これはだねぇ、チョモルメランよりも高い事情があってねぇ……」
真美「亜美ー、チョモルメランは今関係ないっしょー」
亜美「あっ、そっか。じゃあ、えっと……」
小鳥「それを言うならチョモランマ……ってそうじゃなくて!」
貴音「何やらわかりかねますが……ただ事ではなさそうですね。
あずさ、ここは小鳥嬢の言うとおりに致しましょう」
あずさ「は、はいわかりました~。えっと、真っ直ぐ、真っ直ぐ~」
小鳥「良かった、今度こそなんとか……
ってあずささんどこ行ってるんですかぁああああああ!?」
あずさ「どこって、私は真っ直ぐ……。あら、プロデューサーさん」
亜美「うあうあー! あずさお姉ちゃんに真っ直ぐなんて言っても無意味っしょー!」
あずさ「まぁー、プロデューサーさんお休み中ですか?
ふふっ、お疲れ様です~。もしかして昨日はお泊り……」
あずさ「」
真美「うあうあー! あずさお姉ちゃんも見ちゃったよー!」
小さくしてしまえと
伊織「あ、あずさ大丈夫!?」
やよい「あずささん、顔が真っ赤ですー!」
あずさ「あ、あら~……い、嫌だわ、あらあら~……」
響「お、おぉ! 流石あずささん! 思ったよりずっと冷静だぞ!」
美希「……ミキには全然冷静に見えないの」
あずさ「あらあら~あら~……」
あずさ「い、いいのよ気にしないで、貴音ちゃん……な、なんでもないわ~」
貴音「……もしや、先ほどからあの衝立の向こう側から感じる面妖な気配と何か関係が……」
やよい「はわっ!? ど、どうしてわかっちゃうんですかー!?」
亜美「あっ、やよいっち! そんなこと言ったらお姫ちんにバレちゃうっしょー!」
貴音「やはりそうなのですね……! 皆が隠す理由は分かりませんが、
あずさをここまで動揺させる存在、放ってはおけません!」
小鳥「いいから! 放っておいていいから!」
貴音「さぁ! 私の前に姿を現し……」
貴音「」
真美「うあうあー! お姫ちんも見ちゃったよー!」
響「……た、貴音? 大丈夫か?」
貴音「……」
響「お、おーい? 貴音……?」
貴音「……」
響「貴音ってば! 貴音ーー!!」ペシペシ
貴音「はっ!? ひ、響……?」
貴音「は、はい、分かりました……」
あずさ「貴音ちゃん、大丈夫……?」
貴音「……」
伊織「ちょ、ちょっと?」
貴音「あ……も、申し訳、ございません。その、何か……?」
小鳥「な、なんてこと。あの貴音ちゃんがここまで……」
貴音「やよい……いえ、いいのです。あなたが気に病むことではありませんよ。
しかし、では、先ほど私が見たものは、その……夢や幻では……」
真美「ところがどっこい夢じゃありません……!」
亜美「現実です……これが現実……!」
貴音「……そう、でしたか……うぅ。
よもや殿方の大切な一部分を、このような形で目の当たりにしようとは……。
その……皆はもう、この衝撃を乗り越えたのでしょうか……?」
貴音「そうですか……。私もまだまだ、精進が足りませんね……」
あずさ「あ、あの~……。
それで、どうしてこんなことになってるのか説明して欲しいんですけど……」
小鳥「実はかくかくしかじかで……」
あずさ「あ……あら~……」
貴音「事実は小説よりも奇なり、ですね……」
伊織「悪かったわね、大騒ぎして……」
貴音「いえ、私は……騒ぐ余裕もなかったというだけのことです。
恥ずかしながら一瞬意識が飛んでしまいました……」
美希「じーやとかにそういうことは教えてもらわなかったの?」
貴音「い、いえ……。もちろん、知識としては学びましたが……。
やはり実際に目の当たりにすると、気が動転してしまい……。
その点あずさは立派なものです。
揺らいだ心の持ち直しよう……見習わなくてはなりません」
あずさ「そ、そんな大げさよぉ」
亜美「だってよピヨちゃん」
真美「最年長だからしっかりしないとだって」
小鳥「うっ……耳が痛い。やっぱりあずささんは、その……な、慣れてたり……?」
あずさ「えっ!? ち、違います~! 本物を見たのは私も初めてで……!」
やよい「本物……? ニセモノのおちんちんがあるんですか?」
あずさ「ああっ!? 違うのよぉやよいちゃん! そうじゃないのよ!?」
美希「……あずさはエッチなの」
あずさ「ち、違うのよ~! あのね、友達がふざけただけで、
私はいいって言ったのにパソコンで勝手に……!」
伊織「う、うるさいわよあずさ! 余計なこと言う前にあんたはもうだまんなさい!」
やよい「あ、あの……ごめんなさい。よく分からないかも……」
伊織「わかんなくていいの!」
小鳥「あ、あずささん、その……だ、大丈夫ですか?」
あずさ「今だけは迷子になりたい気分ですぅ……」
小鳥「す、すみません、私が変な話題を振ったばっかりに……」
あずさ「いえ……私が悪いんです……私がエッチなんですから……」
小鳥(だ……駄目だ、今はそっとしておきましょう)
貴音「あの……小鳥嬢? あずさのことも心配ですが、
今はプロデューサーをなんとかしなければ……。流石にあのままにしておくわけには……」
貴音「なんとかする、とは……」
小鳥「わ、私がこの手で、しまっちゃいます!!」
貴音「なっ……なんと!? しかし小鳥嬢、あなたはまだ嫁入り前の身……!
清い体のままで居るべきではないのですか!?」
小鳥「貴音ちゃん……ありがとう。でも気にしないで。
私は決めたの。だって私の仕事はみんなを助けることだから……!」
真美「ピ、ピヨちゃん、真美たちのために……!」
亜美「なんだかピヨちゃんがかっこよく見えるよー!」
貴音「あぁ、小鳥嬢……。私はあなたの覚悟と使命感に敬意を表します……!」
小鳥「うふふ……さぁみんな! あとはお姉さんに全部任せなさい!」
美希「わかったから早くして欲しいの! ハニーが風邪ひいちゃうの!」
伊織「そうよさっさとしなさいよ!
っていうかこんな話してる間にまた誰か来たりしたらどうす」
雪歩「おはようございますぅ」
真「おはようございまーっす!」
真「な、なんだよその反応。ゆきまこちんぴょんって……」
雪歩「私と真ちゃんの名前……? えへへっ、なんだかちょっと可愛いかも」
真「そ、そうかなぁ? っていうかみんなどうしたの? そんな一箇所に固まって」
伊織(ちょっ、ちょっと! どうすんの!? よりによって雪歩が来ちゃったわよ!)
響(雪歩にだけは絶対に見せられないぞ!)
やよい(き、きっと大変なことになっちゃいますー!)
小鳥(し、仕方ないわ、こうなったら……!)
雪歩「ひうっ!?」
真「うわっ!? び、びっくりした……」
小鳥「お、落ち着いて、そのまま目を閉じて……」
雪歩「え……な、なんでですか? 怖いですぅ……」
真「そ、そうですよ! 目を閉じろって、どういうことですか……!」
貴音「二人とも、これは必要なことなのです。
どうかここは、言う通りにしていただけませんか?」
雪歩「わ……わかりました。四条さんがそう言うなら……」
小鳥(よしっ! 二人とも目を閉じてくれたわ!)
雪歩「あ、あの、それでどうすれば……?」
小鳥「そのままちょっと待っててね! 社長室まで連れて行くから!」
真「しゃ、社長室?」
亜美「それなら絶対に見ちゃうことないもんね!」
伊織「まったく、もっと早く思い付きなさいよね!」
雪歩「み、見ちゃう? 見ちゃうって何……?」
やよい「あ、あの! あとでちゃんと説明します! だから……」
春香「おはようございまーす!」
千早「おはようございます」
雪歩「この声……春香ちゃん、千早ちゃん!?」
春香「? ど、どうしたの雪歩、真。そんなとこに立って」
真「いや、それがボクたちもよくわかんなくて……」
千早「……? あの、取り敢えず奥に行ってもらえないかしら。
そこに二人並ばれると私たちが中に入れないわ」
真「そうしたいのは山々なんだけど……あの、小鳥さん。目、開けてもいいですか?」
小鳥「え!? ちょっ、ちょちょちょ待って! 今行くから……」
春香「? 二人とも目を閉じてるの? どれどれ……って、わっ、わっ!?」ヨロッ ガシイッ
雪歩「ふぇっ!?」
春香「わ、わわっ、わ……!?」
雪歩「ちょっ、春香ちゃっ」
春香&雪歩「きゃああああああっ!?」ドンガラガッシャーン!
真美「なんということだー!?
そのまま数歩よろけて兄ちゃんが寝てるソファの近くでこけてしまったー!?」
伊織「実況してる場合じゃないでしょ!?」
響「うぎゃー! まずいぞーーーっ!!」
貴音「面妖な……」
千早「二人とも怪我はない!?」
小鳥「ああっ! 二人ともそっちに行っちゃダメぇ!」
春香「いたたたた……あっ! ご、ごめんね雪歩! 大丈夫!?」
雪歩「うぅ、ひどいよ春香ちゃん……。怪我はないけ、ど……」
雪歩「」
P「スヤァ……」ボッキーン
亜美「うあうあー! しかもゆきぴょんが倒れた位置がー!」
真美「ちょうど兄ちゃんのあそこが目の前にー!」
伊織「あぁーもう! なんなのよぉ!」
小鳥(な、なんてことなの! よりによってあの雪歩ちゃんが超至近距離で!
い、一体どんなリアクションを……)
雪歩「……あ……」ドサッ
小鳥(気絶した!! そりゃそうか!!)
伊織「仲間の危機にあずさが正気を取り戻したけど今はそんなことどうでもいいわ!
雪歩を介抱しなきゃ!」
やよい「雪歩さんしっかりしてくださいー!」
亜美「目を覚ますんだゆきぴょん! ゆきぴょ……はっ!?」
真美「ど、どうした亜美!?」
亜美「死んでる……!」
伊織「バカ言ってないで早くこっちに連れてきなさい!」
亜美「違うよー! 本当に心臓も息も止まってるんだよー!」
伊織「ウェッ!?」
やよい「そ、そんな!? おちんちんを見ただけで死んじゃうなんて!」
あずさ「そんな死に方あんまりです! ど、どうしましょう……!」
小鳥「そうだわ、AED……はまだ無いんだった! 心臓マッサージを……!」
伊織「で、でも正しいやり方なんて……」
貴音「私が施します! 皆は下がっていてください!」
小鳥「貴音ちゃん……!」
このような死に方、決して許されるものではありませんよ……!」
真「」
春香「」
千早「」
亜美「うあうあー! こっちはこっちで固まっちゃってるよー!」
真美「魂がどっかいっちゃってるっぽいよー!」
伊織「魂抜けてんのは雪歩だけで十分よ! 息してるんなら社長室に押し込んどきなさい!」
亜美真美「ブ・ラジャー!」
雪歩「っ……ぷはっ!」
貴音「雪歩……!」
雪歩「あ……あれ、私……?」
貴音「目を、覚ましたのですね。雪歩……」
響「ゆ、雪歩ーーっ! 良かったぞーーーーーーっ!」
亜美真美「ゆきぴょーーーーん! うわぁーーーーん!!」
やよい「良かったです……良かったですー……うぇえええん」
伊織「もうっ、心配させんじゃないわよ……ぐすっ」
あずさ「あらあら~、伊織ちゃんってば。でも本当に良かったわ~……」
雪歩「えっと……私、何か怖い夢を見てたような……。何か、あったんですか?」
貴音「いいえ、何もありませんよ。ただの夢です……。
もう少しこのまま、目を閉じてゆっくりしていてください」
あずさ「あらあら~」
小鳥(あら^~)
真「ゆゆゆ雪歩ォーーー!! 死んじゃ嫌だよ!! 雪歩ォーーー!!」
美希「わっ!? 真くん!」
伊織「ちょっ、静かにしなさいよ! 病み上がり(?)なんだから!」
真「えっ? じゃ、じゃあもう大丈夫なの……?」
真「ほ、ほんとだ生きてる! ああっ、でも起きちゃダメだよ! 念のためもうちょっと寝てて!」
雪歩「あっ、ごめんね……そうするね」
伊織「っていうかあんたこそ、もう大丈夫なの? 魂は戻ってきたみたいだけど」
真「そっ……そうだ! ど、どういうことなのアレ!?
なんでプロデューサーあんな……!」
貴音「真、その件については後ほど小鳥嬢がまとめてお話します。
それより、春香と千早は……?」
真「あ、えっと、二人は今社長室だけど……」
先ほどまでは茫然自失としていたようですが……」
やよい「そ、そうですー! 春香さんと千早さんも心配です!」
真「いやそれが、もう呆然とはしてないんだけど……」
亜美「じゃあ何してんの?」
真美「出てこないのは何かワケありなのかね?」
真「ワケありっていうか……まぁ、来れば分かるよ!
とにかく、早く二人に雪歩が無事だって教えてあげないと!」
あずさ「そうねぇ~。ささ、みんなも早く行きましょう~」
春香「っ、う、ぇぐっ……!」
千早「春香……」
春香「私のせいでっ……私のせいで雪歩が……!」
千早「……あれは事故だったの。春香は悪くなんか……」
春香「違うよッ! あれは私のせいなの! 私が、あんな……!
私が一人でこけてれば、雪歩はあんなことにならずに済んだの!
死んじゃうのも、雪歩じゃなくて私……」
千早「っ……やめて! お願い、そんなこと、言わないで……!
そんな風に、自分を責めたりなんかッ……」
春香「ぅ……あぁあああん……うあぁあああああん!!」
一同(……とんでもないことになってる……)
小鳥(きっと、雪歩ちゃんの死因がこけて頭を打ったことにある、とか……。
そんな風に思ってるんじゃないかしら……)
真(そうそう、まさにそんな感じです!)
やよい(は、早く教えてあげましょう! 雪歩さんが生き返ったことも!)
真美「はるるーーん!! 元気出してよーーーっ!!」
亜美「ゆきぴょんならちゃんと生きてるよーーーーっ!!」
千早「みんな!」
春香「そ……それ、本当……?」
今は念の為に貴音ちゃんが看てくれてるけど、何も問題はないわ!」
春香「うっ……良かった、良かったぁ……!」
千早「本当に良かったわ……」
春香「で、でも私、雪歩に謝らなきゃ! 私のせいで頭打って……!」
やよい「えっと、違うんです春香さん! おちんちんなんですー!」
春香「……へっ?」
千早「た……高槻、さん……?」
やよい「あの、だから、おちんちんなんです!
雪歩さんが死んじゃったのは、プロデューサーさんのおちんちんが……」
千早「たっ、高槻さん! あ、あまりそういう言葉は口にしない方が……!」
やよい「あっ、ご、ごめんなさい」
千早「い、いえ、良いのよ。無邪気な証でもあるから……」
春香「えーっと……ごめん。どういうことなのか、
私にはちょっとよく分からないんだけど……千早ちゃん、分かる?」
春香「? う、うん、多分……」
千早「えっと……事務所のソファで、プロデューサーが寝てたのは?」
春香「あ、それは気付いたよ! こけたあと目の前に居たから」
千早「そ、そうよね。えっと、それでね、だから……。
その、プロデューサーが、その時、えっと……で、出てて……」
春香「……? 出てて? って、何が……?」
春香「あそこ……?」
千早「だ、だから! オ……オ、チン、チン……」
春香「え……? えっと、ごめんね。よく聞こえなくて……」
千早「~~~っ! も、もう! わざとやってるでしょ! 春香のバカ!」
春香「えぇっ!? な、なに!? どうしたの!?」
千早「みんなもどうして助けてくれないの! みんなはとっくに知っているんでしょう!?」
亜美「いや~、真っ赤になってモジモジする千早お姉ちゃんを見てるとつい」
美希「千早さん、とっても可愛かったの!」
真「いやー、ボクもお手本にしないとなぁ」
響「珍しいもの見せてもらったぞ!」
千早「も、もう! からかわないで!」
やよい「でもほんとーに可愛かったですよー!
千早さん、なんだかナデナデしたくなっちゃいましたー! なーんて、えへへっ」
千早「た、高槻さんっ……!」
あずさ「あらあら~」
小鳥(あら^~)
続きはまた明日の夜書きます。
多分明日で終わります。
最後の最後のこのアホ鳥は
私だけ見れてないのは不公平ですよ! 不公平!
事務員がなんとかしてあげるべき(性的な意味で)
りっちゃんならそのまま直立不動のまま気絶しそう
もしくは混乱して荷物の中から得物を取りだし獲物を
想像したらもっと酷くなったわ
小鳥「きゃあっ!? た、貴音ちゃんいつの間に!」
響「雪歩は大丈夫なのか!?」
雪歩「だ、大丈夫ですぅ。ごめんなさい、迷惑をかけて……」
春香「雪歩! ご、ごめんなさい! さっきは私のせいで!」
雪歩「あっ、ううん。いいの、怪我もなかったし。
で、でも次からは気をつけてね! びっくりしちゃうから!」
春香「うん、気を付ける! 本当にごめんね! あっ、そうだ! 今度お詫びにケーキを……」
貴音「春香? 雪歩は少しここで休ませようと思うのです。
しばらく安静にさせてあげたいのですが……」
雪歩「うん。ありがとう、春香ちゃん。私は本当に平気だから、気にしないでね?」
春香「う……うん!」
真「じゃあ雪歩、ボクたちは部屋を出るけど……。
部屋の前に居るから、何かあったら呼んでね! すぐ駆けつけるからさ!」
雪歩「えへへ……ありがとう真ちゃん」
貴音「では雪歩、ごゆっくり……」
春香「あっ、はい! えっと、雪歩は結局どうして……?」
小鳥「……さっき春香ちゃん、やよいちゃんが言った言葉、聞こえてたわよね?」
春香「へっ? あー……え、えっと、どうでしょうか。
た、多分聞き間違いだと思うんですけど……」
やよい「あうぅ……ごめんなさい、聞こえにくくて。
えっと! 雪歩さんが死んじゃったのはプロデューサーのおち」
千早「た、高槻さん! いいのよ言わなくても! 聞き取れてるはずだから!」
小鳥「……聞き間違いじゃないのよ。今のプロデューサーさんは、『それ』が丸出しなの……」
春香「…………」
真美「おぉ~、見る見るうちに赤くなっていく」
亜美「見事なものですなぁ」
春香「あ、あはは……え、えーっと、そ、それはそれはまた、なんというか……」
貴音「そして雪歩は間近でプロデューサーのそれを見て……死んでしまったのです」
春香「そ……そうだったんですか……」
真「いや、失礼とかそういう問題じゃないと思うけど……」
春香「そ、それじゃあ、今もまだ、プロデューサーさんは……?」
響「当然出しっぱなしだぞ」
春香「あ……あららら……」
あずさ「あらあら~……」
春香「い、一体どうしてそんなことに……」
小鳥「原因やら今後の方針はね、かくかくしかじかなの」
千早「そうだったんですか……」
真「も、もう小鳥さん! ちゃんと注意してあげてくださいよ!
そうすれば雪歩も死なずに済んだんですからね!」
小鳥「ごめんなさい……」
千早「真、今は過ぎたことをとやかく言ってる場合じゃないわ。
律子が出勤してくる前に早く解決してしまわないと」
真「っと、そうか……。律子は確か、今度の仕事の件で挨拶を済ませてから来るんだったよね」
春香「で、でもきっと、もうあんまり時間はないですよね!」
真美「律っちゃんが来ちゃったらゲームオーバーだよー!」
小鳥「えぇ……だから今すぐにでも済ませちゃうわ!
というわけでみんな、しばらくの間雪歩ちゃんを連れてレッスン場にでも行っててちょうだい!」
響「え? なんでわざわざ……」
小鳥「だ……だって、近くにみんなが居ると思うと恥ずかしいし……」
あずさ「ほ、本当に大丈夫ですか、小鳥さん?」
美希「一人にするのなんか不安なの……」
貴音「私たちに何かできることは……」
伊織「……ふん! そこまで言って失敗したら許さないんだからね!」
やよい「小鳥さん、ファイトですー! がんばってくださいー!」
真「ガツーンと行きましょう! い、いや、ガツーンはまずいか……丁寧に行きましょう!」
春香「が、がんばってくださいね!」
千早「それじゃあみんな、行きましょう。
音無さん、では……。応援、してますね」
小鳥「みんな……ありがとう!」
小鳥(つ……ついにこの時がやってきたわ。
いよいよ、私が一歩、女に近づく時が……!)
P「スヤァ……」ボッキーン
小鳥(それにしても、割と大騒ぎしたのに全然起きない……。本当に疲れてるのね。
でもあそこは元気……ってそんな最低な下ネタを言ってる場合じゃないでしょ小鳥!
ま、まずは近付くのよ! 近付いて、ゆっくり手を伸ばして……)
小鳥「はぁー……ふぅー……ふぅー……!」
小鳥(こ、呼吸が! 荒くなる! まるで変態みたいじゃない! この淑女小鳥が!)
小鳥「ふーっ……ふーっ……!」ジワリ
小鳥(う、うぅ……なぜか涙が……。ダメよ小鳥、泣いちゃダメ!
さ、触るぞ、触るぞーっ……! プロデューサーさん、お願い、目を覚まさないで……!)
小鳥「っ……!」サワッ
小鳥(さ、触ったぁ! 触ったぁー! 皮膚に触れたくらいで硬さとかは全然わからないけど!)
P「スヤァ……」
小鳥(よよよよ、よしっ! 起きる気配はない!
あとはこれをパンツの中に入れて、ファスナーを上げれば……)
律子「おはようございまーす! すみません、遅くなっちゃいましたー!」
小鳥「」
小鳥「だぁーーーーーっ!! ちょちょちょちょちょ待っ! ちょまーーーっ!!」
律子「あっ、そっちに居たんですか。っていうかなに変な声出してるんですか小鳥、さ……」
小鳥「……」
P「うーん……」
律子「ぎ……ぎゃあああああああああああああああ!!!!????」
律子「なっ、ななななっ……! 何してんですかあなたたち!?」
P「えっ? あれ、律子、何って……んん!? えっ、音無さ、えっ!?」
律子「ここ事務所ですよ!? 自分たちがどういうことをしてるか分かってるんですか!?」
P「え!? どういうこと!? 俺どういうことしてんの!?」
律子「とぼけないでくださいよ!! と、とにかくこの件は社長に報告させてもらいます!!
そのあとの処分がどうなるかは知りませんが、最悪二人とも……」
小鳥「わ、私が悪いんです!! ごめんなさい!!」
律子「わ、私が悪いって、それはどういう意味ですか……?」
小鳥「プ、プロデューサーさんはただ寝てただけです!!
それで私が、つい出来心で、いたずらしたくなっちゃって!!
本当にすみませんでした!!」
律子「そ……それ、本当ですか?」
小鳥「はい、本当です! ですからプロデューサーさんは何も悪くは……!」
律子「……分かりました。では社長には、そのように報告させてもらいます」
小鳥「レッスン場へ行ってます……」
律子「はぁ……。分かりました。
一応確認しておきますが、あの子たちには見られてないでしょうね?」
小鳥「は、はい。見られてないです……」
律子「……それじゃ、私は一度あの子達のところへ行きます。
二人は、特にプロデューサーは服装を整えて仕事に戻ってください」
小鳥「……はい。すみませんでした」
小鳥「……」
P「……あの、小鳥さ」
小鳥「本当に、すみませんでした!」
P「えっ」
小鳥「き、気持ち悪いですよね私!! すみませんでした!!
で、でも大丈夫です、私、もう二度とプロデューサーさんには近付きませんから!!
い、いえ、もしかしたら、会うことだって、もう、二度と……!」
P「……嘘ですよね?」
P「音無さんが寝てる俺にいたずらしたって、嘘ですよね?
俺、知ってます。音無さんはそんなことをする人じゃありません」
小鳥「い……いえ、私は、本当に……」
P「多分、俺のズボンのファスナーが開いてたとかで……出ちゃってたんでしょ?
それで音無さんは、俺に気を遣って、こっそりしまってくれようとした……。
そうとしか考えられません」
小鳥「っ……プロデューサーさん……」
もしかしたらクビになっちゃうかも知れないですけど……でも、自己責任ですから」
小鳥「そ、そんな……! 駄目です! プロデューサーさんは、クビになんてなったら駄目です!
765プロには、あの子達には、あなたが必要なんです!!」
P「音無さん……。ありがとうございます。でも無理しないでください。
音無さんだって、こんな事務所であそこ丸出しで寝るような変態と一緒に仕事するなんて嫌に決まって……」
小鳥「嫌なんかじゃありません!! 嬉しかったです!!」
P「えっ」
小鳥「あっ」
小鳥「ち、ちがっ、今のは、わ、私が変態とかそんなのじゃなくて!
誰のでもいいってわけじゃなくて
プロデューサーさんのだから嬉しかったっていうか、ああっ! 違う!」
P「……」
小鳥「違うんです! そうじゃないんです!! だから、えっと……」
P「おっ……俺も実は興奮しました!!」
小鳥「ウェッ!?」
小鳥「そ、そそ、それって……」
P「だ、だからもし、音無さんが俺の見て嬉しかったっていうなら、ま、また見せてあげますし……。
っていうか、正式に、そ、そういう、関係になれたら良いかな、って……」
小鳥「プ……プロデューサーさん……」
P「つ、つまり恋人に……。だ、駄目、ですか……」
小鳥「ダメじゃありません! よろしくお願いします!!」
P「や、やった! こちらこそよろしくお願いし」
律子「今度は何を騒いでるんですか……」
P「え、えっと……律子。俺、律子に言わなきゃいけないことがあるんだ……」
律子「……なんですか?」
小鳥「あっ……ま、待ってくださいプロデューサーさん! それはやっぱり……!」
P「音無さん……。いえ、でもこれは俺のケジメです。ここはしっかりさせとかないと」
小鳥「プロデューサーさん……」
P「律子、実は、さっきの……音無さんの話は、俺を庇ってついた嘘なんだ!
本当は俺がドジして丸出しにさせてて、
音無さんは直そうとしてくれてただけなんだ! すまなかった!!」
律子「……まったく。次からは気を付けてくださいよ」
小鳥「え……? そ、それだけですか?」
律子「薄々そうじゃないかとは思ってましたから。
妄想ならまだしも、あんな度の超えたイタズラを小鳥さんがするはずがないでしょう?」
小鳥「り、律子さん……!」
律子「もう、なんて顔してるんですか。それなりに長い付き合いなんです。
あなたがどういう人なのか、私なりに理解はしてきたつもりなんですけどね。
あ、いや……でもそれを言ったら最初の私の勘違いも駄目ですね。
二人ともすみませんでした……。動揺していたとは言え、早とちりしちゃって……」
P「い、いや、それは別にいいんだけど。じゃあ、俺の処分は……?」
アイドルの子たちに見られていたら多少は大事にもなり得たでしょうけど、
幸い私たちしかこのことは知りませんからね」
P「そ、そうか……! ありがとう律子!」
律子「ふふっ……。それじゃあ、仕切り直しに顔でも洗ってきてください。
気分新たに、今日も一日がんばっていきましょう!」
P「ああ!」
律子「……まったく……。それにしても、音無さんも思い切った庇い方をしますね」
小鳥「え、えっと、あの時は必死で……」
あの人、本当に真面目でいい人ですから。あの子たちからの信頼も頷けます」
小鳥「……あの子たちの信頼? それってどういう……」
律子「本当は見ちゃったんでしょう? あの子達も、全員」
小鳥「っ!? な、なぜそれを!?」
律子「さっきレッスン場で会った時の反応です。
必死に私を事務所に行かせないようにしたり、ちょっと口滑らせた子もいましたからね。
それで確信したんです。やっぱりそういうことか、って」
小鳥「そ、そうでしたか……。ということは、律子さんもさっきはプロデューサーさんに嘘を……」
律子「ええ。言ったでしょう? 庇いたくなる気持ちも分かるって」
彼のことです、知ってしまうときっとすごく気に病むでしょうからね」
小鳥「は、はい! もちろんです!」
律子「ところで……さっき私が戻ってくる前、なんの話をしていたんですか?
なんだか盛り上がっていたように聞こえましたけど」
小鳥「え!? そ、それはその、えっと……」
律子「……仕事とプライベートは区別してくださいね?
まぁでも……ふふっ、おめでとうございます」
小鳥「あ……ありがとうございます!」
Happy End!
・
・
小鳥(……ってな感じで、万事上手く解決できないかなぁ。
っていうかもう何もかも妄想だったらどれだけ良いか……)
小鳥「……」チラリ
P「スヤァ……」ボッキーン
小鳥(あぁああやっぱり出てるぅううう!!)
おしまい
おつ
このままだと小鳥さん3x歳になっても売れ残りに
付き合ってくれた人ありがとう、お疲れ様でした。
このオチだとその後のTrueBadEndしか見えない
それで完全に隠れるはずだ・・・
おつおつ
アイドル達が来る前か、律子が来る直前か……
反応的に最初からっぽいけど
妄想だったのかよ
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