P「ブハハハハ。100個も言えるわけないやんけ」
美希「ハニーはやさしいの。ハニーはカッコよいの。ハニーはたくましいの。ハニーは頼りになるの。ハニーは頭のカド尖ってー」
P「ま、まて。本当に100個言うつもりか?」
美希「もろちんなの!!!!」
P「ぴぃ!」
美希「時間は有限なの!!日が暮れる前に終わらせて今夜さっそくランデブー!!!!」
P「そらさすがに無理やで」
P「おはよう春香」
美希「ハニーはかしこいの。ハニーは仕事できるの。ハニーは頭の側面に穴がー」
春香「?なに唱えてるの美希?復活の呪文?」
美希「やっきゃましいの!!」
春香「ヴぇう!?」
美希「美希今しゅーちゅーしてるの!邪魔しないでほしいの!春香は金輪際リボン禁止なの!」
春香「プロデューサーさん。美希が私に死ねって言ってる」
P「その解釈もどうかと思うぞ」
春香「今日はいつもに増して美希が頭おかしいですけどなにかあったんですか?」
P「美希が結婚してって言うからするって言った」
春香「は?プロデューサーさんまで私に死ねって言う」
P「その解釈は頭おかしいぞ」
P「もろちん条件付きだぞ。俺の好きなところを100個挙げられたら結婚すると言ったんだ」
春香「ああなるほど…それでああですか」
美希「ハニーは強いの。ハニーは筋肉質なの。ハニーは乳輪がキレイなピンク色なの」
春香「今のどういうことですかプロデューサーさん!!!!」
P「美希、お前俺のプリティーリング見たことないだろうが。インチキは無しだぞ」
美希「ハッ!思わずいつものハニーじゃなくて毎晩ミキのラブリーティップをつんつくつんしてるハニーの好きなとこを言っちゃったの」
P「変な夢見てるんじゃない」
春香「大丈夫よ美希。毎晩私のキューティクルポイントをチュッパチャプスしてくるプロデューサーさんの乳輪もピンク色だから」
美希「じゃあモーマンタイなの!」
P「ピンク色はお前等の脳内だよ」
,ィ二二lフ´: : : : : : : : : : ` .くヽ \
,イ/三ミ/: : : : : : : : : : : : : : : : \ヽ,l_
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それを知らない美希がよりによって自分の誕生日に残酷な事実を知ってしまう
案の定美希はショックで引きこもってしまう
~数年後~
28歳くらいのパンツ一丁にランニングシャツで目に隈のある美希が、片肘をついて頭をボリボリ掻きながらテレビを見ていたら
さんま御殿とかの妻夫子供関係がテーマの回に幸せそうな春香が出て来て歯を食い縛るも我慢できずにえぐえぐ泣き出す美希を想像した
雪歩「おはようございますぅ…うどんは生醤油にかつお節派です」
春香「雪歩!雪歩!大変なの!」
雪歩「た、大変なの!?わかった!すぐに樹海に穴を手配するよ!」
P「わかってないんだよなぁ」
雪歩「大丈夫です!絶好のポイントをあらかじめ確保してますから!」
P「お花見の話かな?」
美希「ハニーはかわゆいの。ハニーは凛々しいの。ハニーは宇宙人かってくらい頭の後ろが反り返っー」
雪歩「ほ、本当に大変ですぅ……美希ちゃんの気が触れてますぅ……」ガタガタ
春香「わりといつも通りでしょ?」
雪歩「それもそうか」
P「お前等も含めてなんやで」
雪歩「それで…どうして美希ちゃんは血走らせた目でただ一点を見つめぶつぶつと戯言をほざいてるんですか?なにかキメたときの症状に酷似してるような……」
P「美希と結婚するってゆった」
雪歩「……えーと、掘る墓穴は2つでいいのかな?」
春香「わっ。端折りすぎて誤解を招いてるっ。まるでラブコメみたいっ」
P「こんな猟奇的なラブコメは嫌やね」
P「うん」
雪歩「埋める前から頭に蛆沸いてますね」
P「だって100個ってなかなか出ないぞ?そこまで好いてくれてるならいっかなって」
雪歩「そんなの……ぷ、プロデューサーの好きなところなんて100個でも足りませんよ……///」モジモジ
春香「ツンデレですよツンデレ!あざと!!」
P「やけに振り幅が大きいツンデレだなぁ。希少種だぁ」
春香「それって私たちでもOK牧場ですか?」
P「美希は誕生日だからいいんだ。まぁ春香は今ので絶対にナシになったけど」
春香「お前を殺して私も死ぬ」
雪歩「春香ちゃん。無属性だからって私の属性取んないでよ」
美希「んもー!うっさいの有象無象!気が散るから早く帰ってよ!窓から!」
春香「プロデューサーさんプロデューサーさん。美希が私に死ねって言う」
P「今のは正解」
春香「あはは。まさかぁ。私たち親友じゃない」
雪歩「親友と書いてマブダチじゃない」
P「今のアクセントは完全に否定ですわ」
春香「そんなの認められるわけないでしょ!大体アイドルはどうするの!?」
雪歩「そ、そうだよ!将来のこととかちゃんと考えなきゃ!」
美希「当分は仕事をこなしつつ清い交際をし、アイドルを続けます。十分なこれからの生活費を貯めて2人の小さな家を建てるのよ。大きな窓と小さなドアーと部屋には古い暖炉があるのよ。真っ赤なバラと白いパンジー。小犬のよこにはあなたがいてほしい」
春香「具体的すぎて引くわぁ…」
雪歩「妄想が痛々しいね…」
美希「おし。まとめてかかってこいの」
P「喧嘩いくない」
春香「プロデューサーさんも!変な冗談やめて早く前言撤回したほうがいいですよ!」
雪歩「このままだと勘違い女のストーカーコースですよ。ポストに花柄便箋ですよ」
P「……春香、雪歩。今日は美希の誕生日なんだぞ?」
春香「…………っ!!」
雪歩「…………」
P「誕生日だからしょうがないじゃないか」
春雪「ぐうの音も出ない」
小鳥「マジで!?」
春香「くっ…………悔しいけど、認めるしかないわね……」
雪歩「……うん」
美希「えっ…………?」
春香「…美希がプロデューサーさんのことを好きなのは、前から知ってたもん」
雪歩「美希ちゃんのその一途なところ…きらきら輝いて見えて…ちょっぴり憧れだったんだ」
美希「春香……雪歩……」
春香「美希の気持ち、ちゃんと本気だってわかってるんだよ?だから…」
春香「みんなを呼ぼう」
美希「総評。このゲス女」
雪歩「えへへ。なに言ってるの美希ちゃん?せっかく美希ちゃんが結婚するって言うんだからみんなでお祝いしないと」
美希「お前たちのはどうせお呪いなの!!」
P「どのみち今日は事務所で誕生パーティーやるんだったんだぞ?」
美希「誕生パーティーから一転、死滅パーティーになるに決まってるの!対義語なの!こんな所にいちゃいられないの!ミキとハニーはさっさとここを華麗に去るの!!」
P「お仕事あるからパス」
美希「そんなんどうでもいいよ!」
春香「もお美~希~?そんなこと言ってたらお仕事いなくなっちゃうよ~?」
美希「お仕事どころかミキがいなくなっちゃうの!!」
美希「あんなクレイジーサイコパスがあと10人も集まるんだよ!?」
P「こら。同じ事務所に所属してる仲間達に対してそんなこと言うんじゃない」
美希「ハニーは奴らのイかれっぷりを目の当たりにしといてまだそんなこと言うの?」
春香「雪歩を基準にされても困るけどね」
雪歩「…………?」シャッシャッ
春香「本気で不思議そうに首を傾げながら鮪包丁研いでるところがまた風情があるよね」
美希「さすがにこのイかれた仲間は紹介できそうにないの」
春香「まぁいいや。とりあえず765緊急連絡網発動!全員収集!」
ガチャ
貴音「美希の踊り食いがやっと堪能できると聞いて。うどんはめんつゆ1対水2.5サビ抜き派です」
美希「いきなり狂気筆頭の登場なの」
春香「この人やっとって言ったね」
貴音「そこに直りなさいこの痴れ者。今すぐ服を脱いで寝室にきなさい」
春香「痴れ者はお前だ」
雪歩「わざとやってます?プロデューサー」
P「いちいち説明せんとわからんの?テレパシー送ってんのに」
雪歩「はい。今日のプロデューサーのパンツは青と白のストライプです」
P「お前はなんのエスパー発揮してんの?」
貴音「なるほど…好きなところを100個で結婚ですか…」
美希「ハニーは背が高いの。ハニーはスタイルいいの。ハニーはセクシャルなの。ハニーは臀部の窪みがエロー」
貴音「それで美希が発情してるわけですか。全くはしたない。恥を知りなさい」
春香「あなたはご自身の2つ前のセリフ復唱してみてくださいよ」
貴音「……!も、もう…春香……セクハラですよ……///」
春香「え?」
貴音「せ……せふれなどと……///」
春香「わっ。びっくりしたなぁもう。こんなところに痴女がいるわ。セリフですよセリフ!」
貴音「すみません。横文字に疎いもので」
春香「あなたはご自身の2つ前のセリフ復唱してみてくださいよ。使いこなしとるやないけ」
一度でも止まったらやり直し?
だとしたら現在美希は何個言ってるんだ
貴音「しかしこの一大事に馳せ参じたのはわたくしだけですか」
春香「リーダーであるこの私が直々に呼び出したんですけどねぇ」
雪歩「今日やっと春香ちゃんが自分の人望の無さを自覚してくれるかと思うと嬉しくて涙が止まらないよ」
春香「お前もリボンにしてやろうかー!!」
P「春香の認識では蝋人形化とリボン装着はイコールだったのか。恐れ入る」
雪歩「僅差で前者ですね」
貴音「ええい洒落臭い。わたくしが皆を呼びましょう」ポパピプペペロンチーノ
ガチャ
伊織「くぅおーるぁ美希ィ!!あんたなにをイカレポンチなことをしてんのよ!!うどんはめんつゆマヨネーズと鷹の爪でさらだうどん派よ」
亜美「ミキミキの汚れちまった悲しみに終止符を討ちにきたよ!!うどんはニンニクマシマシ派だよ」
真美「真美サイバイマンが半ケツを下す!有罪!!貼りつけ!!ひざ裏ナメクジの刑に処す!!そば派だよ」
P「なんて連絡を?」
貴音「美希。淫売。チョベリバ。」
雪歩「的確」
伊織「ここにおにぎりがあるわ」
美希「おじぎりぃぃぃぃぃぃ」シュダバダバ
P「あいつ子バエに餌付けされたぞ」
美希「よこすのー!がおーー!」
伊織「おーっほっほっほ!これがほしくば鼻にピーナッツ突っ込んで白目で阿波踊りなさいよー!!」
美希「あ。ハニーがでこちゃんの写真集見ながらパンツ下ろしてるの」
伊織「デレー!!」バターン
亜美「あ。いおりんが鼻からピーナッツ吹きながら白目向いて阿波踊って倒れた」
美希「フッ。でこちゃんには刺激が強すぎたみたいなの」モッチャモッチャ
P「なぁにあれ。ドン引きぃ」
春香「あなたの担当アイドルですよ」
亜美「ぐぬのー!いおりんの仇は亜美がとっちゃるけん!!」
真美「今宵ついに解き放たれし真美のブーメランパンツでミキミキを伐つ!!」
美希「今のミキはこの両手に持ったわさびチューブをさながら尻にぶっ刺してギュッ!!!!する体勢で持ちきりなの」
亜美「戦略的撤退を提案しゅる」
真美「ソレね」
真美「ぶらだーちょーん…」
P「よしよし。こら美希。なにも泣かすことないだろう」
美希「今のミキは何人たりとも止めらんないの。ミキを止めたくばハニーの足の親指の爪でももってこいの」
P「結構簡単に止まるな」
春香「……雪歩、どう?」
雪歩「だめ……今月はちり毛くらいしか回収してないよぅ……」
貴音「わたくしもてーすぷーん止まりです……」
P「なんか今日はやけに幻聴が聞こえる」
美希「みゃーっはっはっぐげげげっ!打つ手なしのボンクラ共は自分の肘を舐めるのに試行錯誤でもしてるの!」
春香「くっ……プロデューサーさん!!今すぐローション風呂と爪切りの準備を!!」
P「爪昨日切っちゃってさぁ」
春香「なんてこと!プロデューサーさん!家の鍵をください!!」
P「相変わらずお前の人生のナビはぶっ壊れてんなぁ」
ガチャ
あずさ「美希ちゃん!!プロデューサーさんの爪はここよっ!!うどんは貝ときのこの中華風煮込み派よ」
美希「!!!!」
P「なぜうちのアイドルは高らかに変態宣言するのか。不思議」
シアターにお帰りください
あずさ「もろちんプロデューサーさんのお部屋の床でよ」
P「おい雪歩。通報」
雪歩「パンダは敵ですぅ。処理したほうが早いですよ」
あずさ「さぁ美希ちゃん!!!これがほしくば!!!プロデューサーさんと結婚するのは諦めなさい!!!」
美希「クッ……!!」
P「そりゃなんの葛藤だい?」
美希「……あずさ、ミキをあまり舐めないでほしいの……!」
あずさ「!?」
美希「あ、ハニーは今すぐにでもミキのカラダの隅々まで舐め回すがよいの」
P「自分で自分の話の腰を折る天才だなお前は」
美希「これはもはや運命と呼ぶに値する!!ハニーとミキが結婚するのは運命であり必然!!!」
美希「なぜなら!!!!今日はミキの誕生日だから!!!!!」
アイドル「!!!!!!」
雪歩「あ、いつのまにか私の誕生日です。好きなとこ100個言うので結婚してください」
P「誕生日なら仕方ない」
終わり
雪歩誕生日おめでとう!
乙
乙
乙
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