あるアニメの同人誌を見て思いついたネタ
短め、地の文あり、>>1の文章力低め
次から投下してきます
「明日から、この765プロに新しいアイドルが入ってくるぞ」
プロデューサーさんがみんなを集めてそう言った
新しいアイドル
そう聞いて事務所の誰もがその人へ思いを馳せた
どんな娘なんだろう?
かわいいのかな?歌とかダンスが上手いのかな?
考えることはそれぞれだったが、みんなその娘の訪れを楽しみにしていた
「どんな娘なんだろう………楽しみだなぁ」
「……ふふっ」
私はプロデューサーの知らせを聞いてから一日中ずっとこんな感じだった
おかげで今日はいつもの倍転んじゃったんだけど………
「んー………今日はなかなか眠れそうにないなぁ」
「ダメダメ!明日も朝早いんだから、早く寝ないと」
私は、とりあえず目を瞑って眠気が訪れるのを待つことにした
(明日はちょっと早く起きて、クッキーでも焼こうかなぁ……)
(それから……身だしなみもちゃんとしないと、初日から笑われちゃうからね)
(それから………それから…………)
(……………Zzz)
──
────
──────
「今日からここで活動する…………です!アイドルになったばっかりで至らない所も多々あると思いますが、どうぞよろしくお願いします!」
「ほら、みんなも挨拶……っておい!そんなにまわりに集まったら迷惑だろ」
亜美達を筆頭に、みんなも一目散にその子に駆け寄っていく
それにしても、かわいいなぁ………声も綺麗だし
なんかこう………あこがれちゃうなぁ
「と言うわけで、当面の身の回りの世話は春香にやってもらおうと思うんだが、どうだ?」
「…………えっ?」
どうやら私があの子にみとれているあいだに決まっていたようだ
「天海 春香さんですね、これからよろしくお願いします!」
「はっ……はい!よろしくお願いします!」
「ふふっ、天海さんは先輩なんですから、敬語じゃなくてもいいんですよ」
「そ……そうだよね………ははは……」
思わず私まで敬語になっちゃった………
初っぱなから恥ずかしい………
でも、これから頑張らなきゃ!
責任重大だけど、頑張るぞー!オー!!
それから、…………ちゃんのアイドルとしての活動がスタートした
最初の方は少し苦労していたみたいだけど、最近は少し慣れてきたみたい
そういえば、…………ちゃんって本当にすごいんだよ!
この前私と一緒にボーカルレッスンにね……。
>>7修正
それから、…………ちゃんのアイドルとしての活動がスタートした
最初の方は少し苦労していたみたいだけど、最近は少し慣れてきたみたい
そういえば、…………ちゃんって本当にすごいんだよ!
この前私と一緒にボーカルレッスンした時の話なんだけど………
「追いかけてー、逃げるふりーをして……」
「ちょっと天海さん、また音ズレてるわよ」
「えっ?うーん、難しいなぁ………」
「じゃあ次、…………さん」
「はい!」
「追いかけてー♪逃げるふりーをして♪」
「…………さんすごいわねぇ、まだアイドル始めて1週間位なのに」
「天海さん、いまのがお手本よ、出来るようになるまで練習しておいてね」
「………はーい」
「…………ちゃん歌上手なんだね!」
「そんな……天海さんの歌だって活き活きしてて素敵ですよ」
「でも音が上手く取れないし………」
「じゃあ、今度から私がレッスンに付き合って天海さんにアドバイスします!」
「本当?ありがとう!あと、私のことは春香でいいからね!」
「でも………一応先輩ですし………」
「いーのいーの!私達もう友達なんだから、ねっ?」
「は……はいっ!」
他にも、歌だけじゃなくてダンスや演技も上手だったんだ!
それらは事務所のみんなも顔負けで、アイドル始めたばっかりなのに本当にすごくって………
でも………だからこそあんな事になっちゃったのかな……
ある日のダンスレッスン
「やめやめ!水瀬さん!また少し遅れてるわよ!」
「はぁ…はぁ……そんなの、わかってるわよ」
「伊織!もっとここのターンはこう!」シュバッ!
「菊地さんは出だしの所、少し早いわよ」
「ううっ………はーい」
「…………さんは本当によく出来てるわね、すごいわ!」
「そんな……私なんてまだまだですよ」
「いやいや、今んとこ765プロの中で1番ダンス上手いかも」
「本当ですか!?ははっ、褒められちゃった!」
「……………」
「……………」
レッスン後
「あの………水瀬さん」
「…………何かしら?」
「あそこのターン、水瀬はかかとに重心がいってるから少し遅れちゃうんだと思います」
「…………」
「菊地さんは最初、いつもよりもう半呼吸くら………」
「ああもう、うるさいな!!そんなことわかってるんだよ!!」ダッ
「あっ、菊地さん!」
「私、何か気に障ること言っちゃったんですかね………」
「そうね、気に障ること言ったというよりも………」
あなたの存在そのものが腹立だしいわ
別の日、事務所
「はい765プロ…………えっ?…………がオーディション合格で歌番組出演?」
「それで、その……如月千早の方は………」
「………はい、ではよろしくお願いします」ガチャ
「…………」
「ああ千早………いたのか………」
「その………オーディションのことなんだがな………」
「わかっています、彼女が受かったんですよね」
「ああ………まぁでも千早もよく頑張………
「…………」ダッ
「おい千早!どこ行くんだ!?千早!!」
(…………どうして…………どうして!?)
(あのオーディションには全力をかけたのに!!)
(あの番組にはどうしても出たかったのに!!)
(……………あいつがいるから…………あいつさえいなければ!!)
アンナヤツ、キエテシマエバイイノニ
彼女の才能は、私達にとっては大きすぎたのかもしれない
彼女が先に進んで行くにつれ、彼女の才能に苛立ちを感じ、嫉妬する者が増えていった
確かに彼女がデビューしてから765プロは有名になった
でもそれと同時に、事務所の空気はどんどん悪くなっていった
おかしいな………こんなはずじゃなかったのに…。
みんなでもっと楽しくやっていきたかったのに……
みんなで……もっと………
──────
────
──
チュンチュン
「…………ん………もう朝か……」
「あれ………私いつの間に………」
(あれは……夢………?)
「……………よかった」
「そういえば今日新しい子が事務所に………」チラッ
トケイ
「am10:00」
「!?!?」
「大変!!もうこんな時間!!」
「いっ………いっそげー!!」
「で、事務所に美希が来たってわけか、寝坊したって言ってたけど、そんな夢見てたんだな」
「はい……でも、正夢にならなくてよかったですよぉ」
「むー………それってミキがあんまりキラキラしてなかったってこと?」
「んー……確かに美希ってすごいんだけど………」
「なんかこう、だから妬まれるって感じじゃないんだよな」
「そうそう!憎めないって感じなんですよね!」
「………なんかちょっと複雑なの」
「それよりお前ら、今日は午後から2人でレッスンだろ?いかなくていいのか?」
「いっけない!美希、早くいこうよ!」
「んー……お昼寝しないで春香の話聞いてたから眠いの………」
「と言うわけでミキはもう寝るね、おやすみ」
「えっ?ちょっと!?起きてよ、美希ー!!」
終わり
終わりです
初ssだったので拙いとこもあると思いますが、読んで頂いてありがとうございました
ちょっくら寝て起きたら依頼出します
はじめてのssで疲れたでしょうから
代わりに依頼出しときます。良い眠りを
茜「マネージャーとして走り回ってましたからね!!」
未央「女子マネージャーってそんなに走ってるイメージないけど」
茜「うちの学校は人数が少なかったので仕事が盛り沢山ですよ!!」
未央「例えば?」
茜「スクイズボトルを持って全力疾走で給水に行ってました!」
未央「それって1チーム分?」
茜「はい!スポドリと水合わせて16Lですね!!」
未央「そりゃあ体力付くわ」
『人数が少ない部活は大変』
とても面白かったです
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