P「普段はイケメン王子とかでまかり通ってるwwwお前がwwwwww」
P「おwwwwwwひぃwwwwwwめぇwwwwwwさぁwwwまぁwwwwww」
P「こんなイケメンで男勝りなお姫様がおるかっつーのwwwwwwつーのwwwwww」
真「い、いいじゃないですか!どんな夢みたって!///」
P「えwwwwwwなになにwwwwww?」
P「お姫様になりたいって事はwwwwwwもしかしてよ?wwwもしかしてよ?www」
P「素敵な王子様とかに憧れてたりしちゃってたりしてる系?wwwwwwwww」
真「うぅぅ……そ、そう、ですよ……///」
P「王子様って言われてる奴が王子様求めるてwwwwwwwwwM字ハゲのサイヤ人の王子でも待ってんの?wwwwww」
真「も、もう!ほっといてくださいよ!///」
P「王子様てwwwwwwカボチャパンツのwwwwww白タイツ着た奴のどこがwwwwwwいいんだwwwよwwwwww」
真「お、王冠とかカッコイイじゃないですか!///」
P「王冠wwwww王冠てwwwwwwwwwwwwwww」
P「あのカボチャみたいな形した王冠か?wwwwwwカボチャパンツにwwwカボチャ王冠wwwwww」
P「そんでトドメに白タイツwwwwwwwwwがっひぃwwwwwwwww」
P「そんな年柄年中カボチャ尽くしな奴がwwwいいのかwwwwwwブフュヒュヒュwwwwww」
真「も、もう!プロデューサーなんて知りません!ふーんだ!///」プイッ
P「王冠wwwwww王冠てwwwwwwアルキメデスwwwwwwヘウレーカwwwwww」
P「ひwwwひーwwwwwwウヒヒャヒャヒャwwwwwwブフュッwwwフゴッ」
ー
ーーー
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ーーー
ー
真「……なんて言って、からかって来るんですよ!?」
真「本当、許せませんよ!プロデューサーは!」プンプン!
小鳥「小学生みたいね……プロデューサーさん」
真「帰る直前になっても、『王冠がいいんだよなwwwドリュリヒヒwww』とか言って来て……」
真「本当酷いですよね!小鳥さん!」
小鳥「まぁ……確かに、人の夢を笑うのはいけないわね」
真「ですよね!?プロデューサーは、ただボクをからかって遊びたいだけの人なんだぁ……うぅ……」
小鳥「……そういえば、関係ないかも知れないけどね」
小鳥「昨日の帰り道、プロデューサーさんを見かけたの」
真「プロデューサーを?」
小鳥「アクセサリーショップにいてね……帽子コーナーで何か探してた様子だったの」
真「アクセサリーショップ?何でそんな所に……」
小鳥「すごく熱心に何か探してる様子でね……」
真「……あ!もしかして……!」
真「ボクに王冠でも見せにきて、またからかって来るんじゃ!」
小鳥「そ、そこまで本格的にからかってくるかしら?」
真「プロデューサーの事です……きっと、そうですよ!」
真「はぁ……それなのに、明日もプロデューサーとミーティング……からかわれるんだろうなぁ……」
小鳥「ふふっ、ファイト!真ちゃん!」
真「はい!負けずに頑張ります!」
ー
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ーーーーーー
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ー
P「ぅぇえ〜いwwwwwwお姫様になりたいwwwwww真くwwwんwwwwww」
真「な……なんですか?」
P「いやwwwwww昨日の続きwwwwwwなんすけどね?wwwwwwね?wwwwwwwww」
P「他にさwwwwww王子様(笑)にwwwwww憧れてる部分wwwとかwwwwwwあんのwwwwww?」
P「カボチャ王冠www以外にwwwジュシュッwwwwwwポヌゥwwwwww」
真「王冠……あ、そういえば」
真「昨日、小鳥さんから聞いたんですけど、アクセサリーショップの帽子コーナーにいたらしいですね?」
P「えっ……」ギクッ
真「もしかして、王冠でも買ってボクをからかおうとしてるんですか?」ジー…
P「…………」
P「……バッwwwwww違げーしwwwwww新しいPヘッド買いにいったんですーwwwwwwwww」
真「……そうなんですか?」
P「それよりwwwwww他に王子様に憧れてる所に言えってwwwwwwさっさと吐けwwwwwwwww」
真「い、いっぱいありますよ……例えば……」
真「外国語喋れるのって、カッコイイじゃないですか!」
P「外国語話せるのがwwwwwwカックwwwwwwイイwwwwww」
P「中学生並みのwwwwww憧れwwwじゃねーかwwwwwwバカギャルかよwwwwwwwww」
真「むー!どこが可笑しいんですか!?///」
P「外国語喋れる奴なんてそこら辺にいるってのwwwwwwルー大柴とかよwwwwww」
真「じゃあ、プロデューサーは喋れるんですか!?」
P「モチロンよwwwwww『アッポー』wwwwwwあwwwリンゴって意味なwwwwww」
真「単語じゃなくて、長文言ってくださいよ!」
P「あー………」
P「今www忙しいからwwwwwwまた今度なwwwwwwじゃっwwwwwwwww」タタタッ…
真「あ、あぁ!逃げたぁ!」
ー
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ーーーーーーーーー
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ーーー
ー
真「……なんて!又からかってくるんですよ!?」
真「最後は有耶無耶にしてどっか行っちゃうし……酷いですよね!」
小鳥「色々と酷い人ね……プロデューサーさん」
真「しかも、その後も『外国語何てなwwwいつか翻訳機が出来るから必要ねぇんだよwwwwwwww』とか言って来るし……」
真「もしかして、プロデューサーは英語喋れないんですかね?」
小鳥(明らかにそうだと思うんだけどなぁ……)
小鳥「……そういえば、関係ないかも知れないけどね」
小鳥「プロデューサーさん、最近英会話教室のパンフレット集めてるらしいの」
真「英会話教室の?」
小鳥「えぇ……いい教室はないかって、あたしや律子さんにも聞いて来て……」
真「……という事は、やっぱり喋れないんだ!」
真「へっへーん!今度、プロデューサーに会ったらそれで馬鹿に仕返そーっと!」
小鳥「ふふっ、あんまりからかっちゃダメよ?」
真「プロデューサー程にはしませんから、安心してください!」
真「へへへっ、プロデューサーどんな反応するかなー?」
ー
ーーー
ーーーーーー
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ーーーーーー
ーーー
ー
P「パードゥンwwwミーwwwwwwプリーズwwwwww」
P「おっーーーすwwwwww今日もお姫様になりたがってるか?wwwwwwんがかっwwwwww」
真「あっ!プロデューサー!」
真「プロデューサー、英会話教室に行くつもりなんですよね!パンフレット集めてるの知ってるんですからね!」
真「やっぱり、プロデューサーは外国語喋れないんじゃないですか!」
P「!!」ギクッ
P「……アッwwwアーホwwwwwwこれは教師バイトの募集があったから集めてたのwwwwwwwww」
真「え?そ、そうなんですか……?」
P「た、たりめーだろwwwwww教える側だっつーのwwwwww勘違いしてんじゃねぇよwwwwwwwww」
真「うぅ……すみませんでした、プロデューサー……」
真「てっきり、勉強する方かと思って……英語が出来ないなんて言われるの嫌ですよね……」シュン…
P「……………ま、まぁwwwwwwバイトや仕事も勉強するようなもんだからwwwwww当ってるっちゃwwwwwwあってるがなwwwう、うんwwwwww」
P「謝る事ねーよwwwwwwwwwぬはひひはwwwwwwwww」
P「それよかさwwwwww他に王子様に憧れてる所教えろよwwwwww今日の王子様情報wwwwww」
真「えっ……他の憧れてる所……」
真「ん〜……やっぱり、外国の人って容姿や髪の色も良くて……あっ!それよりも!」
真「白馬に乗って迎えに来てくれるシチュエーション……なんて、いいですよね!///」
P「お馬wwwwwwさwwwwwwんwwwwww走れwwwwww走れwwwwwwマキバオーwwwwww」
P「馬に乗るなんてwwwwww意味ねぇつーのwwwwww競馬で見るので充分だっつのwwwwwwwww」
真「か、かっこいいじゃないですかぁ!後ろに乗せてくれて、一緒にそのまま何処までも……なんて///」ドキドキまこまこ!
P「そんないいシチュエーションなわけwwwwwwなかろうがwwwwwwwww」
P「どうせ馬糞臭いだけだってのwwwwwwwwwんあぁwwwwwwwww」
真「もー!何でそんな事言うんですか!///」
真「プロデューサーなんてほっといて、雪歩とお喋りしてきます!///」スタスタ
P「走れーwwwwww風のようにwwwwwwwwwブルズアイwwwwwwwww」
P「くっききwwwwwwはっはwwwwwwうほほぉwwwwwwポッポwwwwwwwww」
ー
ーーー
ーーーーーー
ーーーーーーーーー
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ーーーーーー
ーーー
ー
真「……なぁんて言って!せっかくの場面を台無しにしてくるんです!」
真「プロデューサーは乙女心が分かってませんよね、小鳥さん!」プンプン!
小鳥「馬にいい思い出が無いのかしら……プロデューサーさん」
真「しかも、その後も『乗馬だったらwwwwwwマックのドライブスルーwww出来るぞwwwwww』とか言って来るし……」
真「雰囲気ぶち壊しですよ!怒っちゃいますよ!ボク!」プンプンまこまこ!
小鳥「……そういえば、関係無いかも知れないけどね」
小鳥「プロデューサーさん、最近乗馬クラブに入会したらしいの」
真「乗馬クラブに!?」
真「あんな散々馬鹿にしてたくせに……乗馬好きなんじゃないですか!」
真「なのに、ボクと話す時は嘘ついてあんな馬鹿にして……」
小鳥「……ねぇ、真ちゃん?」
小鳥「プロデューサーさんが乗馬を始めた理由って、もしかして乗馬が好きなんじゃなくて、真ちゃんを……」
真「……あっ!そうか!」
小鳥「わかった?」
真「プロデューサーはボクを……からかいたいから、嘘をついたんですよね!?」
小鳥「えっ」
真「本当は乗馬に興味あったのに、ボクをからかいたいが為に、好きな乗馬を馬鹿にしてたんですよね!」
小鳥「いや、あのね……」
真「む〜!プロデューサーはどれだけボクをからかったら気がすむんだ!」
真「今度会ったら、最近習った柔道の寝技で……!」
小鳥「わっわ!暴力沙汰はダメよ、真ちゃん!」アセアセ
真「でもぉ……」
小鳥「あっ!そ、そういえば!関係無いかも知れないけどね……」
小鳥「プロデューサーさんが………するか知れないの」
真「………え?」
ー
ーーー
ーーーーーー
ーーーーーーーーー
ーーーーーーーーー
ーーーーーー
ーーー
ー
P「……………」ペラッペラッ
P「……うっしwwwwww」パタンッ!
P「風のシルフィードも読んだしwwwwwwこれで乗馬はペキカンだなwwwwwwうひひwwwwww」
真「プロデューサー……」スッ
P「うおぉっ!?」ビクッ
P「い……いたのかよwwwwwwビビったじゃねぇかwwwwwwチビるってwwwwwwというかチビッたwwwwww」
真「……あの話、本当ですか?」
P「あ?wwwwwwなんの話だよwwwwww」
真「……小鳥さんから聞きましたよ」
真「プロデューサーが、外国人風に整形して、髪を金髪に染めようとしてるって……」
P「!!」
P「………………」
P「そうか……聞いたか」
真「……本気、なんですか?」
P「……あぁ」
P「今の顔じゃ、ある人が振り向いてくれないから……な」
真「……プロデューサー……好きな人、いるんですね」
P「……まぁな」
P「それに、顔だけじゃない」
P「俺の持ってるスキルやファッションセンス、どれも彼女の好みに沿わなくてな」
P「だから、俺は今それを変えようと奮闘中なんだ」
真「…………」
P「大丈夫、社長にも許可は頂いたし、プロデューサー業には迷惑はかけないつもりさ」
P「だから、お前は安心して……」
真「……ボクは、ですけど」
真「ボクは、そのままのプロデューサーが好きですよ」
P「!!」
真「王子様には憧れていますけど……」
真「何だかんだで、いつも相談に乗ってくれたり…」
真「いつも一緒に悲しんだり喜んでくれたり…」
真「いつも一生懸命ボクの事を考えてくれたり、教えてくれたり、守ってくれたりして……」
真「そんなプロデューサーの方が……大好きですよ///」
P「…………」
真「へへへ……なんて、ボクじゃなくて、プロデューサーの好きな人に言って貰わないと意味ないんですけどね///」
真「とにかく、正直ボクは整形や髪染めはして欲しくないな……なんて」
P「…………」
P「ははっww……そうか」
P「ありがとな、真」
P「おかげで、今の自分に自信が出てきたよ」
真「!」
真「じゃあ、整形や髪を染めるのは……」
P「あぁ、やめて、有りの侭の自分で勝負してみるさ」
真「そうですか……よかったぁ!安心しましたよ!」
P「もうちょっと準備した後、勇気を出して告白してみる」
P「だから……その時は、お前にも協力してもらいたいからよろしく頼むぞ」
P「緊張が治るまで告白の練習相手になってもらったり、デートの下見を一緒にしてもらったり、ゆびわっ……んんっ、真に受け取って欲しい物があったりするから、よろしくな」
真「任せてください!プロデューサーの為なら、なんでもします!」
真(他の人にプロデューサーを取られちゃうのは寂しいけど……プロデューサーの為だもんね)
真「頑張って、振り向いてもらって下さいね!プロデューサー!」ニコッ
P「……あぁ」ニコッ
ー
ーーー
ーーーーーー
ーーーーーーーーー
ーーーーーーーーー
ーーーーーー
ーーー
ー
小鳥「はぁ……もう、半年も経つのね」
小鳥「プロデューサーさんが真ちゃんに告白して、ラブラブになってから……月日が流れるのは早いなぁ」
小鳥「……それにしても、その半年の間、色々あったなぁ……」
小鳥「真ちゃんがトップアイドルになったり、新しいプロデューサーさんが来たり、社長がますます黒くなったり……」
小鳥「だけど……相変わらず、あたしの恋愛事情に変化は訪れないんですけどねー」どよーん…
小鳥「はぁ……それに、他にも前と変わらないことが……」
ガチャッ
響「あっ!ぴよ子ー!!」
小鳥「あら、響ちゃん。おはよう」
響「ぴよ子、また相談に乗って欲しいんだ!」
小鳥(はぁ……また、ね)
小鳥「また、あの新しいプロデューサーさんに、からかわれたの?」
響「そうなんだぁ!プロデューサーが自分を『にぃに大好き響wwwwww』って馬鹿にして来るんだぁ!」
響「自分、ブラコンじゃないぞ!なのに、プロデューサーってば、にぃいの真似して毎晩電話かけて来て、今日あった事とか相談とかを聞いてくれて……」やいのやいの…
小鳥「…………はぁ」
小鳥(あたしの恋愛相談窓口役は、変わらないのね……トホホ)
完
乙
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