・遅い
・不定期
P「遂にミリシタが配信スタートしたな!そろそろインストール完了した頃かな」
P「あれ?アイコンが小鳥さん…?アイコンは翼だったはずだけど、知らない間に変わったのかな…まあいいや、起動起動っと」
\アイドルマスターミリオンライブ!シ
ミュレーション!/
P「ほ?」
P(いやいやいやシミュレーションじゃなくてシアターデイズだよな?何だか嫌な予感がするけど…)タップトゥスタート
小鳥『ようこそプロデューサーさん!』
P「美咲ちゃんは!!!!???」
小鳥『私は何も聞きませんでしたはい。新しい可愛い事務員のことなど、ええ』
P「なんかごめんなさい」
小鳥『別にいいですよーだ…。
ところでプロデューサーさん。最近、アイドル達を性的な目で見てますよね」
P「見てないですけど。デジャヴ感じるんですけど」
小鳥『そして数年に渡って築き上げた信頼関係に甘え、初心を忘れてしまっている!というわけでこのアプリです』
P「う…初心については否定できないところもありますけど…それで結局このアプリって」
小鳥『初めましての状態からアイドルの皆と恋愛ができるアプリです!私が開発したんですよ』ドヤァ
P「こんなの作ってるからミリシタに出るの遅れてるんじゃ…」
小鳥『と、兎に角プロデューサーさん!初心を取り戻す為に、アーンドアイドル達への劣情を二次元で我慢できるように!このアプリでEDを迎えて下さいね。それまで本物のミリシタはできないようになってますから』
P「え、嘘小鳥さん待っ
畜生なんか次の画面に進んだ!!」
P「ミリシタをやる為に…仕方ない、進めてみるか…」
P「名前を入力してください…姓はP、名はpでいいかな」
ーー
765プロでは専用の劇場設立に伴い大きなプロジェクトが動き出していた。
通称「39プロジェクト」
39人の新たなアイドルをスカウトし、劇場を大きくしていこうというものだ。
既に加わった新たなメンバー…プロデューサーはこの企画を成功させることができるのか!?
小鳥『これから安価で攻略対象になる三人のアイドルを決めます。
攻略対象は「ミリシタに登場する全てのアイドル」です。(765ASも対象に含まれます。御都合主義によりASも初めましての状態から始まります)』
攻略対象一人目
安価>>3
二人目>>5
二人目 ジュリア
三人目>>7
攻略対象の基本情報です
萩原雪歩
155cm/42kg/17歳/A型/右利き
12月24日生まれの山羊座
趣味:MY詩集を書くこと
特技:日本茶を入れること
好きなもの:ブログ
属性:プリンセス
ジュリア
157cm/43kg/16歳/O型/左利き
9月26日生まれの天秤座
趣味:なし
特技:ギター
好きなものパンクロック
属性:フェアリー
天空橋朋香
156cm/15歳/41kg/AB型/左利き
11月11日生まれの蠍座
趣味:ファンに喜んでもらうこと
特技:口喧嘩、礼儀作法
好きなもの:可愛い扇子
属性:フェアリー』
小鳥『頑張ってくださいね!』
好感度→アイドルと会話し、三択の選択肢から一つを選ぶことで変動します。最良が+2、良が+1、不可が-1です。
また、アイドルタッチモードでも変動しますが、此方の機能については後ほど説明しますね。
どのアイドルも好感度0からスタートします。
尚、アイドルの好感度は見えない仕様になっているのでご了承くださいね。
エンディングは10日目に突入した時点で一番好感度の高い子のルートに入ります。一番高い子が二人以上いる場合は…プロデューサーさん、私妄想が止まりません!
コホン、失礼しました。
ああそれと、10日というのはあくまで目安というか前回のをそのまま引っ張ってきてるというか…兎に角変わる場合が多分にありますので広い心で!お願いします』
海に投げ込まれてきます
俺は少し緊張して劇場に足を踏み入れると、早速エントランスで三人のアイドルに遭遇した。
あれは確か雪歩とジュリアと朋花だったな…。
よし、第一印象が大切だ!挨拶をしよう。
P「おはよう三人共。俺が君達を担当するプロデューサーだ。
俺はこのプロジェクトを
1.プリンセスのように可愛らしいものにしたいと思っている
2.フェアリーのように幻想的なものにしたいと思っている
3.エンジェルのように自由なものにしたいと思っている」
安価>>12
ジュリア「フェアリーか…かっこいいじゃんか!宜しくな、プロデューサー」
朋花「あら~それは良い心がけですね。宜しくお願いしますプロデューサーさん」
雪歩「よ、宜しくお願いします…うう…」
雪歩は何故だか二人の後ろに隠れるようにして、怯えた目でこっちを見ている。
俺、なんかしたっけ…?
だが、その分一日で全員のことがちょっとだけ知れたのは収穫だと思う。
~二日目~
小鳥『アイドルタッチモードについての説明です。
毎朝一人を選んで頭部・上半身・下半身のどこかをタッチすることができます。
最良の場所を選択すると、更に細かい場所をタッチすることができるボーナスタッチが発生します。ボーナスタッチは好感度を一気に稼ぐチャンスですよ!
最良の場所は毎回ランダムに決まりますので、頑張って見極めてくださいね。
あ、今エッチなこと考えましたね!?
言っておきますけど、いくらスマホの中のアイドルとはいえR指定が入るような事はできませんよ!』
小鳥『さてさて!それでは早速誰をタッチしちゃいますか?>>15』
ジュリア「おはようプロデューサー。あたし、まだアイドルについて全然分からないけど宜しく頼むぜ」
P「ロック歌手のスカウトと勘違いしちゃったんだもんな」
ジュリア「わー!わー!それはもう言うなってバカプロデューサー!」
頭部、上半身、下半身のどこをタッチしよう?>>17
頭部のどこをタッチする?
1.髪
2.顔
3.耳
安価>>19
下で
P「えい」ミミタッチ
ジュリア「わっ!?突然耳なんか触ってどうしたんだ?」
P「いや、ロッカーの耳ってどうなってるのかなーと思って…」
ジュリア「は…?」
ジュリア「ぷっ…あはは!プロデューサー面白いな!ロッカーだろうがなんだろうがあたしの耳は普通の人間の耳だよ」
ジュリアは面白そうに笑っている。
結構奇行だと思ったけど意外に好感触だぞ…?
ジュリア「じゃあ今日も一日宜しくな、プロデューサー♪」
小鳥『場所移動とその場にいるアイドルについての説明です。
プロデューサーさんは午前と午後の二回、「エントランス」「控え室」「事務室」「ドレスアップルーム」に行く事ができます。
その時安価をとったプロデューサーさんのコンマが
01~33で雪歩
34~66でジュリア
67~99で朋花
00で指定したアイドルに会う事ができます。
なので場所移動の安価は「エントランス、小鳥さん」のように場所と攻略対象を指定してくださいね』
小鳥『それではどうしましょうか?>>23』
エントランスで
エントランスに行くと、ジュリアが物販スペースを眺めていた。時折酸っぱそうな顔をしているのは何でだ…?
P「ジュリア」
ジュリア「うわあっ!な、なんだプロデューサーか…。驚かせるなよ~…」
P「ご、ごめん。驚かせるつもりは無かったんだが…それより何を見ていたんだ?」
ジュリア「まだ置かれてないけど、ここにどんなグッズが並ぶのかなって思って見てたんだ」
P「それにしてはなんか酸っぱそうな顔してたな」
ジュリア「み、見てたのかよ!?くぅ…。
ここにさ、あたしのグッズも並ぶのかと思ったら…その…」
P「1.嫌なのか?
2.楽しみだな!
3.その時は俺が買い占めよう」
安価>>26
ジュリア「楽しみじゃないよ~!だってアイドルってきっとふりふりで可愛くて兎に角あたしには似合わないような格好でさ、そんなのが商品として残る上に誰かも分からない奴の手元に行くんだぞ!そう考えたらあたし…あたし…」
P「いやでもアイドルってそういうものだし…」
ジュリア「そういうもので済ますのか!?プロデューサーなんだからもうちょっとこう…悩みについて一緒に考えてくれればいいのに…」
ジュリアは浮かない表情のまま先にレッスン室へと行ってしまった。
ちょっと気楽に受け答えしすぎたかな…。
とにかく俺もレッスン室へと急ごう。
デビュー公演では幾つかのユニットに分かれ、それぞれに与えられた曲を披露することになる。
さて、このユニットに歌ってもらう曲は…
ジュリア「宜しくな、ユキ、朋花!」
雪歩「は、はい、足を引っ張らないように精一杯頑張りますぅ!」
朋花「うふふ、そんなに固くならないでください~。デビュー公演を共にする仲間なんですから。子豚ちゃん達を歓喜に沸かせちゃいましょう~」
雪歩「子豚ちゃん…?」
ジュリア「ところでプロデューサー、あたし達の曲ってもうできてるんだろ?どんな曲なんだ?」
1.GREEDY GIRL
2.キラメキ進行形
3.恋のLesson初級編
4.微笑み日和
5.ポップ♪ステップ♪レインボウ
6.素敵なキセキ
7.Rebellion
8.FLY TO EVERYWHERE
9.SnowWhite
10.FIND YOUR WIND!
11.ライアー・ルージュ
12.あのね、聞いてほしいことがあるんだ
13.ココロ☆エクササイズ
14.スマイル一番
15.恋花
16.ちいさな恋の足音
17.想いはCarnaval
18.流星群
19.デコレーション・ドリ~ミンッ♪
20.ハートウォーミング
21.君想いBirthday
22.朝焼けのクレッシェンド
23.Maria Trap
24.フェスタ・イルミネーション
25.アフタースクールパーリータイム
26.オレンジの空の下
27.グッデイ・サンシャイン!
28.ビギナーズ☆ストライク
29.透明なプロローグ
30.恋心マスカレード
31.Heart・デイズ・Night☆
32.ハミングロード
33.トキメキの音符になって
34.dear…
35.マイペース☆マイウェイ
36.微笑んだから、気づいたんだ。
37.DETECTIVE HIGH!~恋探偵物語~
38.追憶のサンドグラス
39.Get My Shinin’
40.POKER POKER
41.チョー↑元気Show☆アイドルch@ng!
42.嘆きのFRACTION
43.プライヴェイト・ロードショウ
44.ハッピ~エフェクト!
45.Precious Grain
46.Happy Daring
47.Be My Boy
48.オリジナル声になって
49.ハッピー☆ラッキー☆ジェットマシーン
50.IMPRESSION→LOCOMOTION!
51.瑠璃色金魚と花菖蒲
52.ハミングバード
安価>>33
雪歩「この歌とっても素敵です…。優しくて、心に染み渡っていくような…」
雪歩「はっ、ついうっとりと聴き入っちゃいましたぁ!」
P「大丈夫だよ雪歩。他の二人も同じだ。俺もこの歌大好きだよ」
雪歩「は、はい…。私もです!」
特に雪歩から好評価を貰えたようだ。
こうして三人が歌う曲の確認は終わった。
~場所移動・午後~
小鳥『どこに行きましょう?>>35』
控え室に一歩足を踏み入れた途端、ガシャンと何かが落ちた音がする。音の方を見ると、雪歩が身を竦めて此方を見ていた。その足元には、お盆。
P「お疲れ雪歩。…お盆落としてるぞ?」
雪歩「はいぃぃぃ!すみませんっ!すぐ拾います!」
雪歩「あっ、お、お疲れ様ですぅ!」
雪歩はわたわたとしながらお盆を拾うと、思い出したようにペコリと頭を下げた。
P「…」
雪歩「…」
P「雪歩」
雪歩「はいいっ!」
P「雪歩はもしかして俺が嫌いなのか?」
雪歩「えっ!?そ、そんなこと…私、プロデューサーにそんな風に思わせてしまってたなんて…
穴掘って埋まってますぅぅぅぅ!!」
雪歩はそう叫ぶと何処からかスコップを取り出してあっという間に穴を掘って行ってその穴に篭ってしまった。
そのスコップはどこから出てきたのか。
劇場の床がなんでそんな簡単に掘れるのか。
疑問は尽きないが、兎に角今は雪歩だ。
1.雪歩の掘った穴に飛び込む
2.穴の上から呼びかける
3.雪歩の隣に新たな穴を掘って埋まる
安価>>37
雪歩「」ビクッ
P「雪歩、先ずはここから出よう。もし穴が崩れて本当に埋まったらあぶな…って雪歩?」
雪歩「」
P「気絶しとる…」
取り敢えず俺は気絶している雪歩を背負うと穴を登り控え室に戻り、ソファに雪歩を寝かせた。
穴はいつの間にか綺麗になくなっていた。怖い。
雪歩「あ、れ…私…
プ、プロデューサー!」
P「気がついたか雪歩、お前穴掘って埋まったかと思ったら気絶したんだぞ?大丈夫か?」
雪歩「は、はい…ご迷惑をおかけしてすみません…」
雪歩「あの、プロデューサーさん…」
P「なんだ?」
雪歩「私男の人が苦手なんです。怖いと思ってしまうんです…」
P「そうだったのか…」
だったら突然狭い穴の中で男と二人きりになったのは怖かっただろうな…。
雪歩「ダメダメでごめんなさい~!」
P「いや、俺こそ知らずに無神経なことしてごめん。でも、それは克服していかなきゃだな…」
雪歩「はいぃ…頑張りますぅ…」
雪歩は弱々しく呟いた。
雪歩への接し方について考えていかないといけないな…。
小鳥『アイドルタッチモード発生です!誰をタッチしますか?>>40』
朋花「おはようございますプロデューサーさん、朝一番に私に挨拶するなんて感心ですね~褒めてあげます~」
P「あ、ありがとう…?」
頭部、上半身、下半身のどこをタッチしよう?>>42
朋花「…何をしているんですか?」
P(な、なんだか微笑んでいるのに目が笑ってないぞ…?それにドス黒いオーラが出て…)
P「いや、あの、信頼を深めるためにスキンシップをと」
朋花「信頼、ですか」
朋花「たった今なくしてしまいましたね~?」
P「」
朋花「何か言うことはないですか?」
P「…ごめんなさい…」
朋花の機嫌を損ねてしまった…。
~場所移動・午前~
小鳥『どこに行きましょうか?>>44』
再安価下
安価下
P「ジュリア、何やってるんだ?」
ジュリア「プロデューサー!見ての通り飲み物飲んでるんだよ。この部屋に置いてある飲み物毎日変わるんだぜ?凄いよな」
P「おお、それは凄いな。今日のメニューはなんだ?」
ジュリア「コーヒー。インスタントなんだろうけどさ、何でかすっごく美味いんだ」
P「ほお…」
P「1.一口貰ってもいいか?
2.俺も飲んでみよう
3.実は俺コーヒーに拘りがあるんだ」
安価下
ジュリア「これを!?」
P「それを」
ジュリアがあまりにも美味しいということを強調するから、一口飲んでみたくなった俺はジュリアにそうねだった。
が、ジュリアは何故か驚いている。しかも顔が赤くないか…?
ジュリア「プ、プロデューサーが堂々とセクハラするような奴だとは思わなかった!」
P「セクハラ?なんの話…」
P「…」
P「…間接キスか?」
ジュリア「今気がついたのか!?信じられないよもーっ!」
ジュリアは更に顔を赤くすると飲みかけの紙コップを強めにテーブルに置いた。
ジュリア「あたしはもう行くから飲みたきゃ飲め!バカプロデューサー!」
P「あっ、ジュリ…」
P(な、なんか俺も恥ずかしくなってきた…流石にこれは飲めないな…)
今日は体力作りのメニューの後に本格的なダンスのレッスンが始まる。
先ずは柔軟体操からだが、アイドルは三人いるから一人余ってしまうので誰かと一緒に柔軟体操をしようと思う。
さて誰と組もうか…。
1.雪歩
2.ジュリア
3.朋花
安価下
朋花「ええ、勿論ですよ~」
P「雪歩とジュリアも二人で始めてくれ」
雪歩「はい」
ジュリア「ああ」
朋花「では早速始めましょうか、プロデューサーさん」
そう言うと朋花は俺に背を向け開脚して座った。俺はその背中をゆっくりと押していく。
P「おお…おお?」
P「朋花、そろそろ身体が床につきそうだけど辛かったら言うんだぞ」
朋花「平気ですよ~」ペタン
P「おお、凄いな朋花!」
朋花「悪い気はしないですね、ありがとうございます~」
P「普段から柔軟したりしてるのか?」
朋花「アイドルになると決めたその日からしていますよ~。子豚ちゃん達を喜ばせる為には地道な努力が必要ですから~」
P「1.偉いと思う
2.これからもその調子で
3.俺も喜んでいる」
安価下
P「朋花が地道な努力をしていることも、その先に華々しいステージがあるであろうことも…」
P「いや、あるであろうじゃない!あるんだ!」
朋花「ちょっとプロデューサーさん?一人で白熱しすぎですよ~?」
P「あ、ごめん。嬉しすぎて盛り上がっちゃったよ…」
P(恥ずかしいな…)
朋花「うふふ、小さな子供みたいですね」
朋花「でも、そう言って貰えるのは私も嬉しいです~。私の言葉でプロデューサーさんが嬉しくなる、プロデューサーさんの言葉で私が嬉しくなる。素敵なことだと思いませんか~?」
朋花の笑みがいつもより柔らかい気がする。俺の顔も、少し熱い気がする。
俺は照れを誤魔化すように力一杯表情筋を動かして笑った。
安価下
P「って誰もいない…」
テーブルの上を見て今朝のことを思い出す。紙コップは誰かが片付けたようでもう無かったが、記憶は鮮明に残っている。
ジュリア「げえっ!プロデューサー!?」
振り返るとジュリアがいた。
ジュリアもテーブルの上を見ている。今朝のことを思い出しているのだろう。
なんだか気まずいぞ…。
ジュリア「なあ、プロデューサー」
P「な、なんだ?」
ジュリア「その…」
そう言ったきりジュリアは黙ってしまった。
どうしようか…。
1.コーヒーを二人分入れる
2.飲みかけのコーヒーを一口あげる
3.飲んでないよという
安価下
P「飲むか?」
ジュリア「ああ、うん。ありがとう」
二人でコーヒーを飲む。確かにこれはかなり美味しい。
P「さっきも最初からこうすれば良かったのにな…ごめんな」
ジュリア「それは…それはもういいよ」
ジュリアは俯いてもごもごとそう言うと、顔を上げてニッと笑った。
ジュリア「あんた鈍感って言われない?」
P「う、うーん…言われないかなあ…」
ジュリア「はは、絶対嘘!まあ今回はこのコーヒーに免じて許してやるよ」
それはジュリアなりの照れと気まずさの払拭なのだろう。俺も彼女のように歯を見せてニッと笑う。
P「許してくれて嬉しいよ」
ジュリア「今後は気をつけろよ~?
…特に、あたし以外にはさ、そういうこと」
P「大丈夫だって」
ジュリア「ならいいけどさ」
二人でコーヒーを飲んだ後はジュリアを駅まで送ってから帰った。
今朝のことについてちゃんと話せて良かった。
小鳥『アイドルタッチモードの時間です!
さあ、どの子をタッチしましょうか?>>62』
次回ジュリアのタッチモードから始めます。
乙です
>>1
音無小鳥(2X) Ex
http://i.imgur.com/hFRWAa5.jpg
http://i.imgur.com/ElSKgHB.jpg
>>13
天空橋朋花(15) Vo/Fa
http://i.imgur.com/INvW58q.jpg
http://i.imgur.com/taxileR.jpg
ジュリア(16) Vo/Fa
http://i.imgur.com/5tJ1lNT.jpg
http://i.imgur.com/RFKYqp1.jpg
萩原雪歩(17) Vi/Pr
http://i.imgur.com/rc51YEX.jpg
http://i.imgur.com/ntRDBzE.png
ジュリア「ああ、送ってくれてありがとうな」
P「…」
ジュリア「…」
P「なんか、誤解を生みそうな会
ジュリア「バカプロデューサー!」ゲシッ
頭部、上半身、下半身のどこにタッチしようか?
安価下
画像ありがとうございます!
ジュリア「プロデューサー?どうしたんだよいきなり肩なんか揉みだして」
P「ジュリアは頑張ってるなあと思ったらなんか勝手に身体が」
ジュリア「唐突すぎだろ…。まあ、嬉しくないこともないけど、さ…」
P「そうかそうかそれは良かった」グリグリ
ジュリア「あーそこ気持ちいい。ありがとなプロデューサー、後であたしも揉んでやるよ」
P「お、それは楽しみだな」
~場所移動・午前~
エントランス、控え室、事務室、ドレスアップルームのどこに行こう?
安価下
控え室に入ると、ジュリアがホワイトボードになにやら書いている姿が見えた。
P「ジュリア、何やってんだ?」
ジュリア「プロデューサー。今日の意気込みを書いてるんだよ」
よく見ると、ホワイトボードには色とりどりのペンで絵や文字が書いてあった。
筆跡が様々なところを見ると、皆自由にここに書いているのか…知らなかったな…。
P「で、ジュリアは何を書いたんだ?」
ジュリア「今日もロックにいく!って書いたんだ。いいだろ?」
得意げなジュリアの横には勢いのある書体で『今日もロックにいく!』という文字とギターのイラストが描かれていた。
P「1.ギターのイラストいいな
2.ジュリアらしくて好きだな
3.ロックにいくってどういう意味だ?」
安価下
ジュリア「そ、そうか?そう言ってもらえて嬉しいよ」
P「ああ、ジュリアが最高に好きなもので最大の武器だもんな!」
そう言うと俺もペンを持ってジュリアの隣に文字を書き始めた。
ジュリア「ろっくなじゅりあをぷろでゅーすするぞ…」
P「どうだ?」
ジュリア「どうだ?って…
…他の奴に焼きもち妬かれてもしらないぞ」
P「やっぱジュリアのことだけ書いたらマズイかな?」
ジュリア「マズ…ううん、何でもない。そのままでいいんじゃないか?」
P「え?でも今マズイって言いかけなかったか?」
ジュリア「気のせいだよ」
ジュリアは照れたように唇を尖らせて目を逸らしている。
いや今明らかにマズイって…。な、なんだ?意地悪されてるのか?
舞台に立つのは未来、静香、翼の三人だけだが、他のメンバーも裏方としての仕事がある。つまり、この公演は皆で作っていると言っても過言ではない。
雪歩「お、お客さんがこんなに…男の人も…うぅ…」
P「大丈夫か雪歩?少し休むか?」
雪歩「へ、平気ですぅ!私も…いつまでも苦手なことから逃げないで頑張りたいです」
ジュリア「いいなユキ!その心意気だ!いざとなったら皆で助けに入るからさ」
朋花「そうですよ雪歩さん。みーんな子豚ちゃんだと思えば可愛いものですよ~」
雪歩「こぶ、た…?ええと、それは観客をカボチャだと思えばいいとかそういう類の…?」
P「三人とも、話してるところ悪いけれど…」
三人には舞台に立ってもらって前説をしてもらう予定だ。
しかしただ前説をするだけというのも勿体無い。
短い時間だが、誰かに何かをやってもらいたいな…。
1.雪歩
2.ジュリア
3.朋花
安価下
朋花「本当に急ですね~。出番も迫っていますし、何をしろと~?」
P「朋花の得意なこと、とか…。俺はさ、お前達が一人でも多くのお客さんの印象に残って欲しいんだよ」
朋花「ふふ、ダメプロデューサーさん。舞台経験のない、緊張状態にあるかもしれないアイドルにそんなことを言うなんて」
P「や、やっぱダメだよな。ごめんな急にこんなこと頼んじゃって」
朋花「いいですよ~?」
P「えっ」
朋花「あら~?聞こえなかったんですか?いいと言ったんですよ~」
朋花「聖母の実力、見せてあげます~」
朋花は目を細めて笑っていた。暗い舞台裏で朋花の瞳だけが輝いているようで、惹きつけられて離れられない。
前説の時間になると朋花達三人はライトの中へゆっくりと歩みを進めて行った。
緊張している様子の雪歩とジュリアに笑いかけ、一歩前に出た朋花は…。
P「はっ!?」
朋花「プロデューサーさん、そろそろ本番が始まりますよ。いつまでもボーッとしてないでくださいね~?」
客席からは「朋花様ー!」という歓声が上がっている。
朋花は一体何をしたんだ?思い出せない…。
朋花「プロデューサーさん」
P「は、はい!」
朋花「プロデューサーさんは子豚ちゃんになる必要はありませんからね~」
俺は本当にどうなっていたんだ…?
安価下
お付き合いくださりありがとうございました
事務所には、雪歩が一人でいた。
雪歩「プロデューサーさん、お疲れ様ですぅ!」
レッスンを重ねていくうちに雪歩は段々と俺に慣れてきてくれたみたいで、物理的な距離もまだあるが微笑みながら挨拶をしてくれた。
P「お疲れ雪歩。何してたんだ?」
雪歩「亀のぬいぐるみが置いてあったので可愛いなって思って…ほら!」
そう言って雪歩が持って見せたのは…ウミガメだろうか。大きめのウミガメのぬいぐるみはそれを抱えている雪歩の可愛らしさとマッチしていて、俺は思わず
P「可愛いな…」
などと口走ってしまった。
雪歩「ですよねぇ」
P「あ、そ、そうだな!ぬいぐるみがな!」
雪歩「?」
前後の文脈が繋がっていて良かった…!
P「1.誰が持ってきたんだろうな
2.そのぬいぐるみ、俺も触っていいか?
3.…雪歩も可愛いよ」
安価下
雪歩「大丈夫ですよ」
俺達はぬいぐるみを受け渡しする為にお互い腕を伸ばしてハッと動きを止めた。
受け渡ししたら今よりも近づくことになる。それに、手が触れるかもしれない。
P「…投げて渡しても大丈夫だぞ」
雪歩「そ、そんな失礼なことできませんっ」
雪歩はとんでもないというように首を横に振ると、腕をプルプルとさせながらぬいぐるみを差し出す。俺も精一杯腕を伸ばして…
ぬいぐるみを、受け取った。
P「こんな大きなぬいぐるみ抱くのいつぶりだろうなぁ…」
何事も無かったかのように言うと、雪歩の口元が少し緩んだ気がした。
P「そうだ雪歩、ほら!」
雪歩「?」
P「こうやって動かすと夕日の中を泳いでるみたいじゃないか!?」
雪歩「わあ…本当ですぅ!プロデューサー、亀が夕日の中を泳いでいますよ!」
ぬいぐるみを窓の近くで泳いでいるように動かすと、雪歩は喜んでくれた。
そうやって暫く俺たちは童心に帰ってぬいぐるみと戯れていた。
小鳥『アイドルタッチモード発生です!誰をタッチしますか?>>88』
ジュリア「おはようプロデューサー。…」
P「どうした?元気ないじゃないか?」
ジュリア「いや、今日って例の所にあたしのグッズが並ぶ日だろ?アイドルとしては喜ばしいことだけど…でも…くぅ」
P(葛藤してるな)
頭部、上半身、下半身のどこをタッチしよう?>>90
無理なら頭部で
ジュリア「…」
ジュリア「髪、乱れるからやめて」
P(し、静かに拒絶されてしまった…!ショック…)
>>90
頭部、上半身、下半身の三つからしか選べません
ですがその中で一番いい選択肢を当てると、ボーナスタッチとしてさらに細かい部位をタッチすることができます
因みに手は上半身に含まれています
エントランス、事務室、控え室、ドレスアップルームの何処にいこうか?
安価下
事務室に入ると、ジュリアが何かのファイルを読んでいた。
P「ジュリア、何読んでるんだ?」
ジュリア「ああ、これだよ」
ジュリアが見せてくれたファイルには『アイドルの記録』と書いてある。
P「それか。皆の活動を纏めてるやつ…あ、左奥にある方のファイルは見ちゃダメだからな。履歴書とか入ってて個人情報的な面でアウトだから」
ジュリア「見ないよ。それにあそこは鍵かかってふだろ?」
P「…見ようとしたのか?」
ジュリア「な、何が入ってるか分からなかったしょうがないだろ!…まあ、勝手に読もうとしたのはごめん」
P「はは、ごめんごめん。そんなつもりないのは分かってるよ。それに開放してある方のファイルは皆に読んでもらいたいものだからな」
ジュリア「これを?」
P「そう。仲間の様子が分かるし、自分の活動を振り返ることができるし…良い刺激になると思うな」
ジュリア「確かにそうだな。でもこのファイルって、シアターのアイドルの物じゃないみたいだけど…」
P「え…」
P(本当だ…でも見たことあるような…)
P「1.昴達が噂してる幽霊かもしれない
2.誰だかは知らないけどオーラのある人だ
3.小鳥さん!?」
安価下
ジュリア「!?」
P「髪の色とか、口元のホクロとか、全体的に雰囲気が小鳥さんに似てないか…?」
ジュリア「言われてみれば…。でも、アイドルとして活動してるの見たことないぜ?アイドルに興味なかったから当然っちゃ当然かもしれないけど」
P「確かに小鳥さんがアイドルをしていたという話は聞いたことないな…勘違いか?」
ジュリア「アイドル業界で働いてるプロデューサーが知らないなら人違いじゃないのか?」
P「うーん確かに…いやでも…」
その後謎のアイドルが小鳥さんか小鳥さんじゃないかの議論は白熱してしまい、二人でレッスンに少し遅れてしまった。
その為には、歌詞への理解を深める必要があるが…
誰を中心に見ていこうか?>>98
雪歩「だ、大体は…!でも、あまり自信が無いです…」
雪歩「恋する気持ちを歌っているのはわかるんですけど、何故桜が?を照らすんでしょう…」
雪歩「作詞家さんが間違えてしまったんでしょうか…?」
P「1.桜の色は?
2.桜の季節は?
3.桜は好きか?」
安価下
雪歩「色、ですか?ピンクだと思いますけど…」
P「それはどんなピンク色だ?」
雪歩「濃いか薄いかで言うと薄くて、淡い…あ」
雪歩「もしかして、恋する女の子の?の色を桜の色と重ねているんでしょうか!?」
P「俺はそう思うな」
雪歩「素敵な表現ですね…私も参考にしたいですぅ」
P「そういえば雪歩は詩を書くのが好きなんだっけ」
雪歩「はい!」
その後、雪歩の歌い方は明らかに良くなった。
心に真っ直ぐ届く透き通るような歌だ…!アドバイスは上手くいったな。
どこに行こうか?
安価下
エントランスに着くと、雪歩が一生懸命床を掃除していた。
P「雪歩、掃除してるのか。偉いな」
雪歩「あ、プ、プロデューサーさん!お疲れ様です…その…」
雪歩は何か言いにくそうに口ごもっている。どうしたんだ。
雪歩「私、やっぱりプロデューサーさん以外の男の人ってダメなんでしょうか…」
P「ほ!?」
雪歩「え、わ、私何か変なこと言いました!?」アワアワ
P「いや大丈夫だ…」
P(そういう意味じゃないだろ、しっかりしろ俺!そもそも俺もまだ普通の距離で話せていない!)
雪歩「プロデューサーさん、私、劇場に来てくれたお客さんに驚いてそのダメダメさに穴を掘ってしまったんです」
雪歩「それで、後処理を…」
P(前も思ったが本当に謎な穴だな…)
P「1.俺ともっと特訓するか?
2.スコップを俺が預かってみようか?
3.受け付けに立ってみるか?」
安価下
雪歩「え…でもそんなのプロデューサーに悪いですぅ…」
P「そんなこと無いよ。寧ろ頼ってくれた方が嬉しい」
P「それに、家族とか以外で特訓できるような男性っているか?」
雪歩「…」
雪歩「…いないです」
P「じゃあ決まりだな!」
雪歩「よ、宜しくお願いします!」ペコッ
P「此方こそ」ペコッ
こうして俺と雪歩の特訓が始まった。
先ずは長く相手の目を見つめる特訓。
距離を詰める特訓。
話しかける特訓。
P「どうだ、雪歩?」
雪歩「はあ、はあ…少しだけですけど、成果はあると思いますぅ…」ゼエハア
P(疲れすぎだろ…でもそれぐらい苦手ってことなんだな)
P「今日はこのくらいにしておこうか。無理は逆によくないからな」
雪歩「は、はいぃ!」
雪歩「あの、プロデューサー」
P「ん?」
雪歩「ありがとうございましたぁ!」ニコッ
P「お、おう…」
この笑顔を他の男に見せるのは勿体無い…なんて少し思ってしまった俺はプロデューサー失格だろうか。
とにかく、雪歩の男嫌いが良い方に向かっているならいいが…。
今のところジュリアが優勢ですが、他のキャラもまだまだ巻き返し可能なのでどのキャラ狙いの人も頑張ってください!
それではお付き合いくださりありがとうございました。
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