伊織「ふーん、あんたって本当に無駄な知識ばかり持ってるわね」
P「くっ」グサァ
P「伊織、今の発言はかなり俺に響くぞ」
伊織「事実だから別に良いじゃない」
伊織「全く、そんなこと覚える暇があるならもっと私が上のランクに行けるように仕事しなさいよ」
P「そう言われると何も言い返せないけど……」
P「他にも今日は世界亀の日、ラブレターの日でもあるんだ」
伊織「へえ……あまり興味はないけど……」
伊織「……そんな話を聞いて欲しそうな顔されたら断り辛いわね」
伊織「……あんたって本当にかわいそうなダメ人間ね」
伊織「まあいいわ、どうせ私も暇だし少しくらい付き合ってあげるわ」
P「いおりん……」
P「よし、じゃあ話していくぞ」
P「まずは世界亀の日、これは亀の保護機関が制定した『亀について知ろう!』みたいな日だな」
伊織「そんな日があるのね……初めて聞いたわ」
P「少し調べてみると毎日何かしらの記念日だからな」
P「意外なものとかもあって中々面白いぞ」
伊織「自分から調べようと思うなんてあんたみたいな物好きだけよ」
P「そうか?結構いそうだけどな、記念日マニアみたいな」
伊織「少なくとも私の周りにはいないわね……」
P「そうだな、伊織は亀について何かしってるか?」
伊織「うーん……亀ってかわいいイメージはあるけど、実際にどんな動物かって聞かれると全く分からないわね」
伊織「あんたの知識の中には亀についてあるのかしら?」
P「いや、俺もよくわからないな」
伊織「流石のあんたでもなんでも知ってるわけじゃないのね」
P「気になったことを調べてるだけだからな」
伊織「凄い中途半端ね……」
伊織「まあいいわ、それでラブレターの日って言うのは?」
P「ああ、それは5月23日と「こいぶみ」のごろ合わせで出来た記念日だな」
伊織「あら、素敵な日じゃない、一体どんなことをする日なの?」
P「いや、特にないぞ」
P「全部がクリスマスとかの大きな記念日みたいに何かをしようって日でもないからな」
伊織「そんなものなのね」
P「でもさ、素敵だと思わないか?」
伊織「素敵?」
P「ああ、記念日だと意識してみれば何か楽しい気分になれる」
P「しかもキスの日とラブレターの日が同じ日なんだぞ」
伊織「……なんか私より乙女みたいね」
伊織「でもわかるわ、何気ない日にもそういった記念日がある」
伊織「それって素敵なものね」
P「だろ?」
伊織「ええ、私もあとで調べてみるわ」
P「そうか、興味を持ってもらえたなら話した甲斐もあったってわけだ
P「……」
伊織「……それはそうとして、そういえば何でいきなりそんな話を持ち出したのかしら?」
P「え?」
伊織「急にキスの日なんて持ち出してきて……私に変態って罵られたかったの?」
P「あー、……まあ、それもあるけど」
P「覚えてないか?」
伊織「……?」
P「ほら、俺たちが初めてキスした日も同じ日だっただろ」
伊織「……よくそんなことまで覚えてるわね」
P「当り前だろ、俺は伊織と初めて何かした日は全部覚えてるぞ」
伊織「……さっきの言葉訂正するわ、完全に私より乙女思考よ」
P「仕方ないだろ……恥ずかしかったんだから」
伊織「それでそれを知った私にどうしてほしいの?」
P「……キスしたいです」
伊織「……にひひっ、初めから素直になれば良いのよ♪」
伊織「ほら、目を瞑って……」
P「ああ」
伊織「……」チュッ
P「……」チュッ
P「……ん」
P「……もう終わりか?」
伊織「ええ、今日はもうおしまい、続きはまた明日にでもね」
P「……でも明日はキスの日じゃ無いぞ?」
伊織「そんなのただの記念日の話でしょう?明日も明後日も」
伊織「私たちのキスの日ってことにしましょう♪」
終わり
見直したら変な場所があったり亀のくだりいらない気がしたリするけど、いおりんがかわいいからそれで良いってことで
古きガーディアンたちにバスカーの人たちが供物を捧げる日だ。それゆえ今日はバスカーに足を向けてはならぬ。ところで、バスカーの人たちは古の言葉で喋るらしいな。死後だけでなく、死語の世界にも通じているというわけか・・・・・・・・。
0 件のコメント :
コメントを投稿