横山奈緒ちゃんとの日常をほのぼの書いていきます
事務所の設定は以下の過去作の設定を踏襲してます
基本的に奈緒が主体でうごくので読まれてなくても大丈夫です
ありす「事務所の」桃子「お姉さん達。」まゆ「ふふっ♪」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1485600553/
田中琴葉「事務所のみんなを」本田未央「紹介するよ!」横山奈緒「後編や!」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1486558769/
奈緒「プロデューサーさーーーん!こっちこっち~~~~!!!」
P「すまんな待たせたな」
奈緒「ううんっ、大丈夫ですっ!まだ始まってすぐだし全然問題あらへんですよ!」
P「よかった。ならぼちぼち俺も混ざるかな、ほかのやつらはもう揃ってるか?」
奈緒「揃ってますよ~~。ほなはよ行きましょ?めっちゃお腹すいてもうた!」
~~
奈緒「なぁなぁプロデューサーさ~~ん、桜も綺麗やし私めっちゃ幸せです!!」むしゃむしゃむしゃ
P「ちゃんと桜見ながら言いなさいな」
奈緒「えへへ~~、けどいまお肉がめっちゃいい感じなんですよ!!このタイミングを逃すわけにはいかないんですっ!」
奈緒「んっ……もぐもぐ……めちゃうまぁ……」
P「ほら言ってるそばから……まぁいっか。ほら奈緒、あーーーーーん」
奈緒「あむっっ……しあわせぇ………」
P「…………」
奈緒「…………じーーーーーー…………」
P「どうかしたか奈緒?」
奈緒「Pさんが何してるんかなー?って思いまして見てたんですよ~」
P「あぁこれか……、ほいあーーーん」
奈緒「あむっ。……えへ、甘くておいしですね!」
P「これな、いまのオレンジとかグレープとかをお酒につけてアルコールのきつさを緩和させるんだよ」
P「ん?そうそう、今回はこのウイスキーにつけてみることにしたんだよ、ちなみに20度未満のお酒につけると法律に引っかかるから気を付けるんだぞ」
奈緒「へぇ、これなとっても見た目がきれいで可愛いですねー!決まった切り方とかあるんですか?」
P「ん、特にないぞ完全に好みかなぁ、そうだ、奈緒も作ってみるか?」
奈緒「いいんですか~~っ!やります!めっちゃやってみたいす!」
P「まぁ奈緒は未成年だからノンアルだけどな」
P「よし、ならこのオレンジを皮と果肉に分けて……」
奈緒「じゃじゃーーん!眩しい日差しを潤す横山奈緒やで!きらんっ!」
奈緒「これめっちゃ甘くてすごく爽快って感じですね!」ずずずーー
奈緒「そういえば前にまゆと一緒に行ってきたお店の名前ってなんやったけ」
奈緒「うーーーん……わからんなぁ」
奈緒「地図はおっきな画面で見たいし、事務所の使っていいいって言ってたパソコン使わせてもらうわ」
奈緒「ほれぽちっとな。ほんでこのiPhoneのネット見るのと同じのをぽちっとな!」
奈緒「ほんで~んと……、XX駅、~~屋で検索っ」
奈緒「なんか見づらいわぁ……これ角度とか変えられるんかな?」
奈緒「ほれほれ~~~」くいっくいっ
奈緒「もうちょっと……」ぷつん
奈緒「よしこんなもんとちゃう?」
奈緒「よしっ!ええ感じやな!…………あれ?うんともすんとも言わへん……」
奈緒「なんにもしてへんのに壊れてもうた!!!!!!!」
~~
P「ただいまーー」
奈緒「プロデューサーさん!!!!なんもしてへんのにパソコン壊れてもうた!!!!!」
奈緒(傾けた時に電源ケーブル抜いてしもうたみたいや。みんなもちゃんと気を付けーや!)
>>2
ミリオンライブより
横山奈緒(17)
http://i.imgur.com/kdQ6Ovr.jpg
http://i.imgur.com/Nh7PoEx.jpg
期待してる
P「まだ秘密。着いてからのお楽しみな」
奈緒「はーい!……ぐぅ……えへへ~……//なんかもう既にお腹すいてきちゃいました!」
~~
奈緒「わぁ…!中華っていうたらこの回るテーブルですよね!くるるーん♪あっ私この春巻きもらいますねっ!」
奈緒「めっちゃ美味かったわ!もうお腹いっぱいで私とってもはっぴーです!」
P「そいやデザートがまだあるけど大丈夫か?」
奈緒「ほんまですかっ!デザートは別腹やから大丈夫ですっ!なんやろなんやろ!」
奈緒「ごめんなさい、私ちょっと席外しますね~」
P「ほいほい」
~~
P「さてデザートも届いたけど、奈緒の分も残しとかいけないし、全員分を小皿に分けるか。まずこれは琴葉の分で……」
~~
奈緒「ただいまやで!ほんでデザートはなんやろなんやろ~~!」
奈緒「なーなー琴葉ー今食べてるデザートってなんなん?」
琴葉「タロイモっていうお芋らしいわよ。芋なのにとっても甘くて美味しいわ♪」
奈緒「甘いお芋なん?焼き芋みたいな感じなんかな?まぁええや、私もたーべよっ!」
奈緒「…………あれ?」大皿空っぽ
奈緒「プロデューサーさん!私の分のタロイモちゃんはっ?!もしかしてみんなたべちゃったん……?」
P「そんな顔するなって、ちゃんと食べてあるからたーんとお食べ」
奈緒「………!!」ぱああああ
奈緒「えへ♪いただきまーす!」
奈緒「……すぅ…………ぅへへぇ……」
奈緒「……すやぁ……すぅ……」
~~
琴葉「はい?奈緒が来ない、ですか?」
P「あぁ、別になにも今日はないから来てなくても大丈夫なんだけど、そろそろ来るって言ってたはずなんだけど連絡も付かなくてな」
琴葉「えっ?それって大丈夫なんですか?」
P「まあうん。心当たりがあるからとりあえず行ってくるわ。とりあえず事務所の留守番頼むわ。あと同じことをまゆにも伝えてくれるか?」
琴葉「今からですか……?わかりました。行ってらっしゃいプロデューサーさん。見つかったら連絡をお願いします。」
P「えーーと……確か〇〇図書館であってたよな、ここだよな?」
P「どこに……っていたいた」
P「座ったまんま寝てるな……器用な奴だ」
P「どうやって起こすかね」
P「とんとんっと……」
奈緒「…………ふあ……ぁ…プロデューサーさんやないですかぁ……」
P「おはよう、ところで宿題やるって言ってたけど進捗は?」
奈緒「……?……あっ……ああっ……?!」
奈緒「なんも進んであらへんっ!プロデューサーさん手伝ってぇやぁ……」
>>15
ミリオンライブより
田中琴葉(18) Vo
http://i.imgur.com/xUswnEt.jpg
http://i.imgur.com/5cGQanJ.jpg
ざーざーざーざーざー
奈緒「むえー……しまったわ、傘忘れてもうた……」
奈緒「天気予報だと降水確率は40%だったから降らんと思ったんになぁ……」
奈緒「まぁ今悔やんでも仕方あらへんしなぁ……、とりあえず雨が弱まるのを待ってみよか」
奈緒「…………暇やなぁ……」
奈緒「あっ、桃子からLINE来てるやん。傘忘れたからちょった雨宿りしてくからちょっと遅れてくわーーー、……送信っと」
てれれん♪
奈緒「ん?桃子からや。なになに…?」
奈緒「あっ、プロデューサーさんが送迎のついでに迎えに来てくれるんか~~、えへへ~~めちゃたすかるわぁ」
奈緒「ふんふんふふーん♪」
奈緒「あっ、雨もだいぶ弱くなってお日様も顔出してきたなぁ」
ぶろろろ
P「おーい奈緒――!迎えにきたぞーーー」
奈緒「プロデューサーさんありがとごさいますーー!!」
奈緒「えへへっ、なんか今日はこれからいいことがありそうやんね!」
奈緒「そういえば今日の収録先ってプロデューサーさんの地元なんでしたっけ?」
P「そうだよ、まぁ住宅街って感じでとくに遊ぶ場所とかはない街だったけどいい街だよ、自慢の故郷だ」
奈緒「えーーーー、終わったらプロデューサーさんと一緒にどっか遊びに行こうと思ってたんですけど~~、残念やわぁ……」
P「うーーん……まぁそうだなぁ……、なら今日の仕事が終わったらいいとこ連れてってやるよ」
奈緒「ほんまですかっ?なら頑張るので見ててくださいねっ!」
P「おつかれさん」
奈緒「えへへ~、わたしめちゃ頑張りましたよ!プロデューサーさん約束守ってくださいね!」
P「ん、ちゃんと見てたぞ。約束だしな、まぁ任せとけ」
~~
P「たしかこの辺だったかな……?」
奈緒「うわぁ~~めちゃ大きい商店街ですね!屋根もあってお買い物しやすそうです!それに活気があってなんかめちゃ新鮮ですね~」
P「なんかアーケード商店街だと日本一とかそういう話を聞いたな、それにこの辺の近くには商店街があと二つある商店街自体に活気があるのはなんかいよな」
奈緒「帰りにほかのお店もみてってええですかっ?」
P「ついたぞー入るとするか」
奈緒「はーい、お邪魔しまーす!」
P「ほいメニュー、んーーーーそうだなぁ……まぁ好きに選んでくれて構わないよ」
奈緒「ほんまですかっ!なら……」
P「俺は……」
奈緒「パフェ2つにケーキとパンケーキと……」
P「……コーヒーだけにしとくか」
~~
奈緒「あれ?プロデューサーさんは何も頼まなかったんですか?」
P「ん、まぁな。そんな気がしてな。というかちゃんと食べられる量にしてくれよな」
奈緒「もちろんですって!欲しいって言ってもあげませんからねっ!」
P「わかってるって、ほらきたぞ。たーんとお食べ」
奈緒「はーい!いただきますね!」
奈緒「うわぁ~~!!これめっちゃおいしいです~!それに安いのにめっちゃおっきいですね!」
奈緒「えへへ~~、あっ!このイチゴのパンケーキめっちゃ可愛いなぁ!」
奈緒「このケーキも……」
~~
P「……食べきれるか?」
奈緒「えへへ~。プロデューサーさんあ~~んっ」
P「全く……やっぱりなぁ……」
奈緒「けど一緒に食べたほうがもっとおいしくなるって思います♪」
奈緒「ばーーん!」
桃子「…………」
奈緒「なんや~桃子おるやん!なぁんも反応なかったから誰もおらんかと思ったやん。なにしてるん?」
桃子「もうっ!桃子いま宿題してるの、集中できないから奈緒さんちょっと静かにしてて!!」
奈緒「はーい!」
奈緒「…………暇やなぁ………」
奈緒「んーー!なら私も宿題持ってきてるしやるで~!」
~~
奈緒「おわったで!多分これであってるやろ……あとで琴葉に確認してもらお。ん……?なんか桃子うんうんうなってるな?」
桃子「……どこ間違えたんだろ……」
奈緒「あっ、そこの最後のところで母数をまちがえてるで」ひょこっ
桃子「わっ……いきなり首を突っ込んでこないでよ……。それでこの最後の式が……」
桃子「……こう?」かきかき
奈緒「せや、計算してみ?たぶんそれで答え合うと思うで」
桃子「あっ、ほんとだ……!奈緒さんってやっぱり年上なんだね。ちょっと見直したかも」
奈緒「なんやて~~!そんなこと言う桃子にはこうや!わしゃわしゃわしゃ~~~!!」
一旦乙です
周防桃子(11)
http://i.imgur.com/S6qvCCe.jpg
http://i.imgur.com/SofEGaw.jpg
奈緒「ほらっ!プロデューサーさん急がないと電車に間に合わへんですよっ!!走って走って!」
P「ちょっ、待っ……!」
奈緒「ほらほらあともうすぐですよ!」
~~
奈緒「最後は階段ですよ!プロデューサーさん、ふぁいとやでっ!」
奈緒「だーーんっ!間に合ったーーー!!」
奈緒「えと、〇〇行きの電車は、と……あっ」
P「……はぁ……はぁ……間に合ったか?」ダダダダ
奈緒「プロデューサーさん!走ったおかげで20分も早く駅に着けたで!!」
P「……はっ?……さっき出たのが5分前じゃねーか!時間読み違えたな奈緒!!!」
奈緒「えへへぇ……けどおかげで間に合ったので結果としてオーライやでっ♪」
奈緒「琴葉―!ちゃんと食べてとる?」
奈緒「ほらこれなんてめっちゃ美味しそうやで!ほらほら~~~!」
琴葉「……もう、奈緒ってば。それじゃ、いただきます…♪」
琴葉「あっ、おいしい……」
奈緒「なっ?いったやろ!あっ!これもおいしいそうや!ほらほら~!琴葉こっちもこっちも!」
琴葉「そうだ。奈緒も♪ほら、あーーんっ!」
奈緒「あむっ♪えへへ~~めっちゃおいしい……幸せやわぁ……」
奈緒「ありがとなプロデューサーさん♪」
琴葉「けどほんとによかったんですか?私たちをこんなにいいところ連れてきてもらって……大丈夫なんでしょうか……?」
P「あぁ、全然遠慮しなくてもいいぞ。ご褒美だからな」
琴葉「けどちょっと気が引けちゃいますね……」
琴葉「あはは……奈緒はもうちょっとプロデューサーさんのお財布に気を使ってあげた方がいいんじゃないのかな……?」
P「ちょっとお財布が薄くなってもそんなことよりも、お前たちが笑顔で食べてくれたらそれでいいよ」
P「お前たちの笑顔だけで十分慰めになるというか釣りがくるからな」
奈緒「なんや!プロデューサーさん嬉しいこと言ってくれますなぁ!」
奈緒「なら遠慮せぇへんで!おっ!あっちにもなんかおいしそうなんあるで琴葉!」
琴葉「ちょっと待って走らないで奈緒!!!!」
同意、乙です
奈緒「え?私ら全員を連れてってくれるんですかっ?」
P「まぁ日ごろの労を労うためにな、スケジュールの都合で遠くに泊まりで行く、みたいなことはできないから近場の場所だけど勘弁してくれ。けどお湯を温めてるとかそういうものじゃない天然温泉そのままらしいぞ」
奈緒「えへへ~、最近いそがしくて銭湯めぐりもできなかったのでめっちゃうれしいです~~!」
P「そういえば奈緒は趣味が温泉巡りだったけ、もしかしてすでに行ったことがあるかもしれないけどその時はごめんな」
奈緒「いいえ~、行ったことないと思うんで大丈夫です!こっちに来てから忙しくてどこにも行けへんかったんで!」
P「なら奈緒にもサプライズになってよかったわ、なら俺たちもそろそろ出発するかとするかな」
奈緒「あれ?プロデューサーさん、みんなで言ってましたけどまゆとか桃子はどうしてるんです?」
P「奈緒以外は先に琴葉たちと向かってるよ、現地集合だ」
奈緒「そういうことやったんですね~!なら急ぎましょプロデューサーさん!」
奈緒「ひゅぅ……、めっちゃいい湯だったなぁ……それにありす達とも交流できたしな♪」
未央「ねっ!ありすくんにはこれから成長の余地がありますなぁ!これは将来が期待できそうだね、目指せ未央ちゃんボディだよ!」
ありす「むぅ……」
桃子「じーーーー…………」
琴葉「奈緒、未央?」
未央「ごめんなさーーい!」
奈緒「ごめんて琴葉、やりすぎたんあは謝るから!ところでプロデューサーさんはどこおるんやろか?」
桃子「お兄ちゃんのことだからそこらへんで横になってるんじゃないの?……ってほらいた」
奈緒「プロデューサーさん待たせたな~~~!」
P「全員揃ったか、どうだった?」
奈緒「こういうとこも風情があってめっちゃ好きですよ!なにより貸し切りなのでみんなとはしゃげるのがめっちゃ楽しかったです!プロデューサーさんありがとうございますね!」
P「どういたしまして、ところでみんななんか飲むか?」
奈緒「えっ、プロデューサーさんのおごりですか?!ごちになります~♪」
ありす「ならイチゴ牛乳をお願いします」
桃子「桃子はこれ」
奈緒「なら私は王道の普通の牛乳や!」
未央「なら未央ちゃんは桃子ちゃんとおそろいのフルーツ牛乳にしよっ!」
琴葉「なら私はコーヒー牛乳をお願いしますね♪」
P「さすが琴葉わかってるな、俺もコーヒー牛乳にしようかな。買ってくるから待っててな。」
「「はーーい」」
P「経費じゃななくて俺のポケットマネーだから味わってくれよな」
奈緒「ぷはぁ!やっぱりこれがたまらへんわぁ~!プロデューサーさん、おかわり!」
P「急におなか冷やしたらおなか壊しちゃうからやめときなさい、というか奈緒ちょっとじっとしてな」
奈緒「はい~……?」
P「ふきふきっと、口元に牛乳ついてたぞ、ほら綺麗になったぞ」
奈緒「えへへ~!プロデューサーさんありがとうございますっ!」
一旦乙です
シンデレラガールズより
>>28
本田未央(15)
http://i.imgur.com/1RvrE8N.jpg
http://i.imgur.com/tmXmQxP.jpg
橘ありす(12)
http://i.imgur.com/JShRn61.jpg
http://i.imgur.com/pPU6ppy.jpg
P「にしてもなんだ……そう、山だな……」
まゆ「山ですね……」
奈緒「山ですね~~」
P「下から見るとさらにさらに山って感じがするな、何を言ってるのかが自分でもよくわからないけどな」
まゆ「うふ。けどなんとなくわかるような気もします。やまー!って感じです」
奈緒「な!そういう感じや!山に来たで!山―――!!!って感じですよねっ!」
まゆ「奈緒ちゃんは今日も元気いっぱいですね♪」
P「まぁみんななんとなくわかるよなその感じ。前にも言ったけど撮影はこの山の山頂でやるから、だから登るためにこっから先はあのケーブルカーでいかなきゃいけないんだってさ」
P「あと……余裕をもっても二時間あるな……時間もあるし下で時間まで時間潰すのと、上行ってからそこで時間潰すのとどっちがいい?」
まゆ「ならまゆは上でゆっくりしたいです♪」
P「了解。なら上でゆっくりすることにするか。奈緒もそれでいいか?……ってどうかしたか?」
奈緒「なぁなぁプロデューサーさん!これってこっちからもいけるんとちゃいます?」
P「見た感じ行けるみたいだな、…………っておい待て!足で登って行くのか?!」
奈緒「まゆ、プロデューサーさん行くで!山頂までダッシュやで!」
まゆ「あっ……Pさん……」
P「そうだな……」
まゆ「行っちゃいましたね…………まゆ達も行きましょうか♪」
~~
奈緒「お!やっと来たわ!!はいっ」
奈緒「おっ!プロデューサーさんナイスキャッチ!片方はまゆの分やで!」
奈緒「ぷはぁ!まったく運動した後のこのお水って最高やな!」
>>30
佐久間まゆ(16)
http://i.imgur.com/VEb8eZb.jpg
http://i.imgur.com/Tx6Q5YM.jpg
>>30
http://i.imgur.com/FkBQiAd.jpg
奈緒「なぁなぁプロデューサーさん」
P「ん、なんだ?」
奈緒「プロデューサーさんの時の給食の牛乳って瓶やった?それともパック?」
P「んっとなあ……あーー……俺はずっと瓶だったかな?」
奈緒「ふむ…ふむふむ……あっ、私も瓶でしたよ!えへっ、仲間やね♪」
P「お、おうそうだな……?」
奈緒「……なぁプロデューサーさん、ところで私思ったことがあるんですよ。銭湯とかって牛乳が置いてあるやないですか。湯上りにぷはーって!その牛乳なんですけどね、それと私達がちっちゃいこにろ飲んどった牛乳の瓶って、銭湯とかのやつの方がちっちゃいなーって思ったことありません?」
P「うーーん………特に意識したことはなかったけど……確かに小さく感じるような……うーーん……?」
奈緒「それで私気になって調べてみたんですよ!」
P「ほうほう。それでどうだった?」
奈緒「それがですね、学校給食用の統一規格と銭湯とか温泉に出荷してるサイズってどっちも同じ200MLのものらしいんですよ~!なんだか不思議ですよね!」
P「へぇ……それはつまり、俺たちが小さくなったって感じてても実際は全く同じサイズだったってこことなのか。たしかになんだか不思議だな」
奈緒「ですよねっ!でもそれって私達が大きくなったから昔と比べて、昔大きいと感じたものを小さいと感じるようになったってことやないですか。それと同じで、今は難しいレッスンも身に着けて、簡単と思えるようになって、そんでまた難しいことに挑戦してく!みたいな感じになれたらそれはとっても素敵なことやと思うですよ!」
P「そうだな、まさにその通りだぞ。よしっ、これからもみんなで頑張ってくぞ!」
奈緒「はいっ!私も頑張るで~!プロデューサーさんもこれから私達のプロデュースお願いしますね!」
やった!横山奈緒ちゃんをありがとうございます!
画像先輩にもいつもお世話になってます!
かち、かち、かち、かち…………
奈緒「────────────」もぞもぞ
奈緒「────────────」
奈緒「あーーーーー寝つけへんっ!!!」
奈緒「明日の出かける時間は早いから、はよ寝ないとあかんやつなんに!」
奈緒「はよ寝ないと!しゃあない布団の中で……羊が一匹、二匹、三匹……」
奈緒「……763匹…764匹…765匹……」
奈緒「…………だめやんっ!全然眠くならんわ!逆に意識しちゃって頭が冴えてきちゃった気もするわ……」
奈緒「たすけてぇ……プロデューサーさあん……」
~~
P「んで、電話してきたと。何時だと思ってんだよ……まったく……」
奈緒「いやほんまに困ってたんですよ!せやからプロデューサーさんの退屈な話でも聞いとったら次第に眠くならんかなーって」
P「切っていい?」
奈緒「あーーー待って待ってプロデューサーさん!謝るから!!!」
P「はぁ……全く……。今日のもしかして夜ご飯の時にお茶とか飲んだりしたか?」
奈緒「えーーと、夜ご飯の時やから……だいたい7時ぐらいにお茶を飲みましたね~」
P「それ、あまり知られてないけどカフェインの体内での半減期って大体7時間って言われてるから、寝る前に飲むのじゃなくてごはん時の時も気を付けないとだめだぞ。それに紅茶とかコーヒーはカフェインの含有量が多いって言われてるけど、緑茶もカフェイン量はかなり多いから気をつけろよ」
奈緒「なるほどな~。ほな今度から気を付けるようにします!」
P「それで寝付くためにだったか……ん、あーそうだ。そういえば前にみんなに渡したお茶とかのセットってまだ残ってるか?」
奈緒「はい残ってますよ!その中に入ってた緑茶を今日入れたんですよ!」
P「よし、ならその中にカモミールって書いてある瓶が入ってるだろ?ハーブティーの一種なんだけどな、飲むと体が温まるし、カモミールは沈静効果があるかそれ飲んで温まってから布団の中に入りな。普通にポットにカモミール入れてお湯で淹れればいいから。多分そうすれば落ち着けるから寝つけると思うぞ」
奈緒「ほんまですかっ?なら言われた通りそうしてみますね!ほなおやすみなさいプロデューサーさん!」
乙です
奈緒「そういえばプロデューサーさん。この前にお茶とかのセットくれたじゃないですか。ほんでハーブティーでしたっけ?それってどうやって飲めばええんですか?」
P「あぁそういえば何も説明してなかったな。うーん……そうだなぁ……。渡したセットの中にカモミールってのが入ってるんだよ。今回はそれについて説明するわ。それでもいいか?」
奈緒「はいっよろしくな先生っ♪」
P「おう。んーまぁ基本的には紅茶の入れ方とも変わらないんだよな、日ごろ紅茶飲む時って……奈緒って紅茶とか飲むのか……?」
奈緒「飲みますよ~!パックのやつとかあとはペットボトルでもよく飲みますよ!あっ、それに事務所だとまゆがたまに入れてくれるのでよく飲んでますよ!」
P「……それ、自分では全く入れてないってことじゃん」
奈緒「えへへ。けどプロデューサーさんからもらった奴ん中に紅茶も入ってたからちょーと調べて淹れてみたんやけど、思ったよりいろいろ書いてあることあって頭ぱんくしてもうたんよ~」
P「えぇ……そんな難しいか?とりあえず今はハーブティーについてだな。まずはあれだポットを温めるんだよ」
奈緒「それってポットを火にかけろってことですか?」
P「違う違う、茶葉を入れる前にお湯を淹れてポット全体を温めんだ。そうするとハーブの成分が抽出されやすくなるんだ」
奈緒「へ~!勉強になります!ほんで次はどうするんです?」
P「それでポットを温めたらハーブによって適切なお湯の温度があるから、その適切な温度をみてちょうどいい温度になったらお湯を注いで大体……うーん、3分くらいかな?それで3分蒸らすんだ、それでカップに注いで飲むんだ。まぁいれたハーブの種類にもよるがレモンとかミルクとか入れるって飲み方もあるな。まぁそれはお好みでいろいろ確かめてみるのを楽しむのもありだぞ」
奈緒「へー!ならまずこのカモミールを試しに入れてみることにします!なぁプロデューサーさん……これは何度くらいで入れたらいいんです?」
P「んーー。カモミールは90度くらいでいいはずだな。お湯を一度沸騰させたかどうかでも味と香りが変わるとかあるらしいけど、さすがにそこまで気にする必要はないと思うぞ。ちなみに緑茶は沸かせてから冷ましたお湯を使って、紅茶は沸く前のお湯を使うらしいぜ」
奈緒「そうなんですか~お湯にもいろいろあるんやね!了解です~!ほんなら90度のお湯をポットに注いで~!3分待つんですよね。よしっ。いーちにいーさーんしぃ──────────」
~~
奈緒「そろそろええかなっ?」
P「うん、と。おうもうしっかり色も出てるし大丈夫かな。ハーブティーは、って一概には言えないんだけどさ。香りの高いカモミールはちゃんとしっかり温度に気を付けてやらないと全然香りが出ないなんてこともあるから温度には気をつけるんだ」
奈緒「はーいわかりましたー!よしっ、そんでポットからカップに注いで……」
奈緒「プロデューサーさーん!プロデューサーさんのカップってこれでええですかっ?」
P「お、俺の分も入れてくれるのか?ありがとな。うんそのカップで頼むよ。ハーブティー用のカップを用意してもいいけど、基本的に紅茶と同じで口が広がっていて香りの広がるものを使えばいいんだ」
奈緒「確かにお店とかで紅茶頼むとそんな感じのカップで出てきますよね!もしかしてコーヒーカップとティーカップの違いもそこにあったりするんです?」
P「うん、そうらしいよ。ティーカップと違ってコーヒーカップは保温性を高めるために口が狭くて高さがあるらしい。」
奈緒「はいどうぞっプロデューサーさん♪」
P「おっと。サンキュー」
奈緒「えへへ、どういたしまして!ほないただきましょプロデューサーさん!」
~~
P「ちなみにカモミールにはミルクを入れてもいいし、レモンを入れたり、はちみつを入れても美味しく飲めるぞ。ペパーミントっていう別のハーブとのブレンドしたものもかなり有名だな。レモンの代わりにほかのかんきつ類とか使ってみるのはお手軽だから試してみると楽しいぞ」
奈緒「そうなんやね!…………めもめもっと。なら次の一杯はミルク入れてみましょミルク!」
それと宣伝ですが、目指せミリオン事前登録!シアターデイズ楽しみですね!
https://twitter.com/imasml_theater/status/860764813827260416
P「お疲れさん、ようやく今回の仕事もおしまいだな」
奈緒「いつもより長いお仕事やったんで、いざ終わるってなると寂しいですねぇ……」
P「達成感と焦燥感というかいろんなものが一度に押し寄せてきてなんか来るものがあるよな。まぁなんだ疲れてないか?」
奈緒「うーーんと、ちょっと肩こってもうたわ……。なぁプロデューサーさん!肩揉みして~~」
P「えぇ……むしろ俺がしてもらいたいんだけど」
奈緒「え~!なら今は私にしてくださいよ~!今度は私がしたげるからっ♪」
P「別にしてくれなくてもいいけどさ、まぁ今回はしょうがないか……」
P「よし、じゃあ失礼してっと。こんな感じでいいか?」かたもみー
奈緒「ぁ~~……めっちゃ気持ちいいですあ“あ”~~~~~」
P「なんかすごいオバサンみたいな声でてんぞ」
奈緒「なんやて~!この奈緒ちゃんがオバサンみたいなんて………あ“……あ”―――――――」
~~
P「こことかこんな感じで押してるけど大丈夫か?」
奈緒「…………」
P「奈緒……?」
奈緒「……」すーすー
P「寝ちゃってたか。まぁ頑張ってたもんな。ちょっと休ませてやるか……風邪ひかないように毛布を掛けてやって……っと」
P「おつかれ。よく頑張っな。おやすみ奈緒」
奈緒「…………」♪
奈緒「なんやこの段ボール。誰かこれなにか知っとる?」
桃子「ううん、桃子は知らないよ」
未央「はいはーい!私知ってるよ!それ今日プロデューサーが事務所に持ってきてたやつだよ。何が入ってるとかは私も知らないんだけどね。んーと……開けてみる?」
桃子「やめた方がいいんじゃない?人のなんだし」
未央「おーぷん!」
桃子「言ったそばから……桃子はちゃんと止めたからね」
奈緒「ん?なんやこれ……みかん?」
未央「たくさんのみかんだ」
奈緒・未央「…………?」
奈緒「せや、プロデューサーさん帰ってきたらこれなんなんか聞いてみることにするわ」
~~
P「ただいま」
奈緒「おかえりなさい~!なぁプロデューサーさん、プロデューサーさんが持ってきた聞いたんやけど、あのみかんってなんなんです?」
P「あれか、前回休みのときに実家に生えてるみかんの収穫の手伝いをしてきたんだけど、そのみかんをもらってきたからここに持ってきたってわけ」
P「いっぱいあっただろ、好きに食べてくれていいぞ」
~~
奈緒「なーなーみんな!プロデューサーさんから聞いてきたで!」
未央「それでプロデューサーはなんて言ってたのなおなお?」
奈緒「なんかプロデューサーさんの実家でとれたものらしいで、好きに食べてくれてええよって言うとったからほなみんな食べよ~!」
桃子「ねえ奈緒さん、これって何か知ってる?」
奈緒「ん?これ……ちっちゃいみかんとちゃう?緑色のみかんもあるってどっかで聞いたことあるし、それのこととちゃうかな?まあよくは知らんけどな~!」
未央「ふーん、なんか緑色でちっちゃいみかんってなんか面白そうだし私食べみる!ちっちゃいから皮をむくのも大変だ~!……よしっ!」
未央「…………?」くんくん
奈緒「ん?どしたん未央?」
未央「なおなおさきにどーぞっ!はいあーん!」
奈緒「ええの?ならあーー…………ってすっぱ!!なんにゃこれめっちゃすっぱいにゃん…………」
未央「なおなお、すっぱいにゃんって~~可愛いかったよ!」
未央「いやいやそんなことないよ!ただ」
奈緒「ただ…?なんや怒らないからいうてみい」
未央「なんか香りが甘くなさそうだったからなおなおに試しに食べてもらおうかなって~」
奈緒「それ半分わかってたってことやん!むぅ……罰として未央もな、ほいあ~~ん♪」
未央「えー!まぁ仕方ないかぁ……ってすっぱ!!!」
奈緒「な、言った通りやろ!!」
がちゃりこ
P「おっす。ってなんで未央おまえカボスなんて食べてんの」
奈緒「あれ?なぁプロデューサーさん、これってちっちゃいみかんやと思ってたんですけどちゃうんです?」
P「それはカボスっていう果実だよ。まぁ果実って言ってもさっきの未央みたい直接食べるものじゃないんだけどな。食べたらわかったと思うけど香りと酸味が強いだろ?だから酢の物に使ったり、味噌汁に入れたり薬味として使うんだよ」
奈緒「へ~そうなんですか~!……なぁ未央~」
未央「ん…………?あっ、うんっ!わかったよなおなお!」
P「?」
未央・奈緒「プロデューサーさんも味わってもらうで!!!(味わってもらうよ!!!」
琴葉「…………これってどうやって使えばいいのかしら……?」
琴葉「うん、うーーん……?」
奈緒「おっ、おはようさん琴葉!ってそんなカッコして……何しとるん琴葉?」
琴葉「あっ、おはよう奈緒。あぁ……この恰好ね……ついさっきまでプロデューサーと今度撮影する番組の打ち合わせに行ってきたのよ。そしたら撮影の時にはこの服にこれを使ってくれって言われたの……。私はこれだけど、共演するよその事務所の子にはダイナマイトを渡されてたわ」
奈緒「は?ダイナマイトってあのどかーーん!!ってやつ?そんでまじもんのダイナマイト?」
琴葉「えぇ、たしかにそうだったわ……」
奈緒「ほんまにその番組は何を目指してるんやろか……というかなんでプロデューサーさんはその仕事を琴葉に取ってきたんや……」
琴葉「私、プロデューサーもわからないわ……」
奈緒「私もや……」
~~
P「くしゅんっ!」
奈緒「なんか気になったから調べてみたわ。カボスの漢字が香母酢っていうんは確かに香りの高い酢、つまりは香りの高い果汁ってことからきてるらしいで」
奈緒「ほんなら真ん中の母はなんなんやって?それは香りの源っていう意味で母を使うたみたいやで。ちなみに蚊よけに使うものを指す、蚊いぶし、蚊附子(カブス)から転じたって説もあるらしいけど、それはダイダイの古名に転じてったらしいからカボスの名前の直接の由来とはちゃうらしいな~」
奈緒「ん?ダイダイって何って?鏡餅にかざるときのアレやな」
>>45何目指してるんだろね................
http://i.imgur.com/l1lOmDJ.jpg
http://i.imgur.com/LwQcmly.jpg
奈緒「ただいまー!あ~~っ!!あっついわ!!!もうお日様かんかんでめっちゃあつくてかなわんわ……」
P「おっす、おつかれさん。とりあえず手洗いうがいな。そこにあるタオルあるから使ってくれ」
奈緒「はーい、いってきまーす」
~~
奈緒「ふぅ……ちょっとはさっぱりしたけど……なぁ……?」
奈緒「やっぱり外出るとのど渇くなぁ。うーーんとっ、なぁにか冷蔵庫にはいっとらんかなぁ~♪」
奈緒「冷蔵庫さんおーぷーん!」
奈緒「……んー?おっ!なんかいっぱい入っとるやん!」
奈緒「いっぱい入っとるけど、全部同じのやなぁ。これは…………炭酸…やろか……?けど見たことないやつやなぁ……。プロデューサーさんに飲んでいいか来てみよか」
~~
奈緒「なーなープロデューサーさんっ!あの冷蔵庫に入ってるのって炭酸なん?というか飲んでもええん?」
P「んー?あぁそれか。家で箱で買う個数を間違えてだなそれで事務所に持ってきたやつだから。好きに飲んでくれていいよ。けどそれをそのまま───」
奈緒「ならいただきますね♪じゃあいただきまーすっ!」
奈緒「ん“ん”ぐっ?!」
奈緒「にっが!!!!」
奈緒「………なぁプロデューサーさん………最近私こういうことが多い気がするんやけど……気のせいやろか……?」
P「…………まぁ……。なんというかご愁傷様?俺はそのままで飲むのも好きなんだけどなあ……」
P「ちょっと待ってろ。んと、シロップってどこにあったっけ?ああ、あったあった。よし炭酸水にシロップ入れて、カボスを絞ってっと。出来た出来た。よし、ほい出来たぞ」
奈緒「……これは……苦くないやつですか……?」
P「シロップもちょうどいい量を入れたけから大丈夫だと……思うぞ?」
奈緒「ふーん?なら……いただきますね…?……んっ………ごくっ……あっ!」
奈緒「すごくフルーティーで炭酸がきゅっとてきて美味しいです!」
P「喜んでもらえたようで何よりだ。素の炭酸水はお酒とか割ったりするときに使うんな。まぁ今回みたいにノンアルのカクテルを作ったりもするけどな」
P「さっき未央も飲んでたんだけどあいつも美味しくないって言ってたしなぁ……。そのまま飲んでも美味しいと思うだけど誰もわかってくれないからなぁ……」
奈緒「そりゃそうやって!女の子は甘いものが好きなんですよっ!」
一旦乙です
奈緒「ん~。やっぱこの時間帯はニュースしかやっとらんからつまらんわぁ……」テレビ視聴中
~~
奈緒「……あっ、今やってるお店美味しそうや。今度プロデューサーさんに連れてってもらおかな~♪」
~~
奈緒「むえ~~。週末は雨降るんか……琴葉たちと遊びに行こうと思ってたんけど雨降られるんはなーんかテンション下がるなあ……」
奈緒「んーーー、朝天気予報で言ってたけどやっぱりこの後は雨降るんやな~。言われた通り傘持ってきてよかったわ」
~~
P「おーいみんなー。ちょっと外回り行ってくるわ。そのあいだ留守を頼むぞ」
桃子「うんわっかたよ。行ってらっしゃい、気を付けてねお兄ちゃん」
P「おう、行ってくる」
奈緒「気を付けてくださー……あっ!プロデューサーさんちょっと待ってて!!!!」
P「お、おう……?」
桃子「なにかしたのお兄ちゃん?」じとー
P「いやなにも心当たりはないんだけどなぁ……」
桃子「ふーーん……?」
~~
奈緒「はいどうぞっ!このあとちょっとしたら雨降るらしいですから私の折り畳み傘貸してあげますよっ!」
奈緒「ほな、気を付けて行ってきてくださいね♪」
奈緒「ありがとなぁプロデューサーさん。わざわざ迎えに来てもらって」
P「さっきまでひどい雨降ってたし、さすがにそんな中で一人で帰ってこいとはいえないからな。まぁこれくらい気にしなくていいぞ」
奈緒「えへへ~、おかげさまでたすかったで!今回の仕事先はだいぶ遠かったし、駅からも遠いからほんまに!」
~~
奈緒「なぁなぁプロデューサーさんこれからは毎回、私らの送迎してくれたら嬉しいな~♪」
P「無理言うなって。けどまぁ本当はみんなの送迎とかできるといんだけどな。けど今のところそういうのは全部俺一人でするしかないから、そうしようとすると仕事自体が回らなくなっちゃうんだよ」
P「そういうわけだ、だからいつも送迎してくれっていうのは勘弁してくれ」
奈緒「ならならたまにはってことはですよねっ!!しょうがないですね~~!けどたまにはお迎えしてもらえますかっ♪」
~前日~
奈緒「そいや明日は創立記念日でおやすみやったけ。う~~ん。せやなぁ、なら明日はみんなと朝から遊ぼうかな~♪」
奈緒「よしっ……ほんならラインでみんなに……って、明日お休みなんって私だけや!!みんな誘えないやん!!」
奈緒「あ~~……すっかり忘れとったわ……。ぶーぶー……なんか拍子抜けしてもうたなぁ。事務所のみんな一緒の学校やったらよかったんになぁ~」
奈緒「せやったらしゃーないし、なら明日何しよっかな~」
奈緒「朝起きたら……う~~んと、せやっ!甘いもんでも食べに行こ!そんでそのあとは外でお昼ごはんにして…………」
~翌日~
奈緒「ふぁぁあ……んぅ……ぁ……ようねたなぁ……おはようなぁ~~…んっとぉ……」
奈緒「……ん……ほえ……?」
奈緒「ってもう完全にお日様上ってるやん!ってもう3時やん!!!!!」
奈緒「あっちゃ~………せっかくのお休みなんにおもっきしに寝過ごしてもうた~~!!!!!」
P「ただいま戻りました~。はぁあっつ……とうとう外回りがつらくなる季節になってきてしまったなぁ……」
奈緒「あっ、プロデューサーさんお疲れ様やで~♪あっ、飲み物なにか入れてきたげるで~!なににしましょっかっ?」せいふくすがたー
P「お、ただいま。先に来てたのか。うーん、なら麦茶を入れてきてもらえるか?」
奈緒「はーいっ!ちょっと待っててくださいね~!」
~~
奈緒「ほーいプロデューサーさんここ置いとくな~」
P「ありがとう奈緒。……んくっ……くっ……ふぅ……生き返るなぁ……」
P「ん、っていうか奈緒、今日はサイドテールじゃないんだな」
奈緒「んと、あぁっ!これのことやろかっ?」
P「そうそう。髪を下してるのは見たことあるけど、ポニーテールにしてるのは始めてみるなって」
奈緒「確かに外でこうしてるのは珍しい気がするわ。これなんやけどな、今日学校で体育の授業あってん。そんでその時にサイドテール崩れてもうて、せやからポニーテールに結び直したんよ。そんでそのまま学校からここにきたからなぁ。…………なぁプロデューサーさん、これ私に似合ってるやろか…?」
P「そりゃもちろん。ちょっといつもと違うけどな。よく似合ってて可愛いぞ」
奈緒「ほんまですかっ?えへへ~。……おぉっ!めっちゃ面白そうでええこと思いついたっ!ふふふ~~ん♪」
奈緒(せっかく褒められたんやし、もうちょっとこの髪型にしてよかなっ♪)
奈緒「うえっ?!もうこんな時間やん!急がなっ!!!」
~~
奈緒「たしかこっちの道行けば駅への近道になったはずや!急げっ急げ~っ!」
~行き止まり~
奈緒「ってこの道行き止まりやん!どっかで道間違えてもうたわ……はよ来たところに戻らんと間に合わ……」
(にゃあ)
奈緒「あっ……黒ネコちゃんや!……めっちゃかわいい……」
奈緒「時間あんまあらへんけど少しくらいならええよな……?」
奈緒「……めっちゃかわいいにゃん♪にゃあ♪」
奈緒「えへ♪お前さんほんまにええ子やな~!せや写メ取ってあの子に自慢したろ~!」
琴葉「おはようございます。もうみんな来てるかしら?」がちゃりこ
P「おう、琴葉か。おはようさん。んや、まだ奈緒しか来てないぞ」
琴葉「あれ?けど奈緒の姿が見えませんね…?どこか出かけてるのかしら?」
P「ん?いや事務所にいるはずだけど…」
奈緒「どーん!ぱっと舞ってがっとやってぎゅーーっ!」
奈緒「ふふーん!琴葉確保や!」
琴葉「きゃっ。もう奈緒ったら……あら?奈緒、今日はポニーテールなのね。ふふっ♪ポニーテールも似合ってるわよ」
奈緒「おはような琴葉!えへへ~嬉しいわあ。な、な琴葉!琴葉の髪の毛いじってええ?」
琴葉「えっ?奈緒になら別に構わないけど……何する気なの奈緒?」
奈緒「まぁまぁ、見たってや!」
~~
奈緒「じゃーーん!奈緒と琴葉でポニーテールズや!どや二人合わせてツインテールや♪」
琴葉のポニーいいよね
一旦乙です
P「かなり早めに現場の最寄りに着いちゃったな。かなり時間があるけどどうすっかね。どっかの喫茶店でも入るか?」
奈緒「ん、せやなぁ私はどこでもええよ~。ん、ほなならあそこ行きましょプロデューサーさん!行きますよっ!!」
P「お、おいちょっと待って引っ張るなって!!」
~~
P「人目がつくからこういうところはなるべくやめた方がいいんだけど……まぁちゃんと変装してるし大丈夫か……」
P「それ以前にファストフードでよかったのか?どのみち経費で落ちるから遠慮せずにどこでもよかったんだぞ」
奈緒「ふぉんなことふぃてふぁいでふよ?たふぁにこ……」
P「ええい食べながらしゃべるな!ま、奈緒が行きたいとこだったらいいんだけどな。こういうとこは日ごろからよく来るのか?」
奈緒「んっ!ん~~、あんまり来ぇへんかな~?ありすとか桃子とかおるからね。あんま体にいいってもんでもないし、せやからたまにみんなとくるくらいやね~」
P「しっかり考えてるんだな、さすがお姉さんだ」
奈緒「せやろ!せやろ!琴葉意外みんな年下やから私たちがしっかりせぇへんとあかんからね。それはそうとしてたま~にこういうジャンクフードって食べたくなりませんか?」
P「なんとなくわかる気がする。ここのポテトとかたまに無性に食べたくなるよな」
奈緒「そうなんですよっ!こんな感じでポテトつまみながら誰かとお話するんってすごくなんかええですよねっ!」
奈緒「ほらプロデューサーさんあ~~んっ♪」
かちっかちっかちっ
奈緒「……ん、今何時や?」
奈緒「……もう11時か~~、せやなぁそろそろ明日の準備してぼちぼち寝る準備しよかーー」
奈緒「んと、1限が英語で2限が現文で────」
~~
奈緒「───の教科書とノートと、あと化学の教科書とノートを入れてっと。」ぱらり
奈緒「ん?なんか挟んでたんやな。なんやろ?」
奈緒「…………」
奈緒「これ……あしたまでやったけ…………」
奈緒「どないしよ……今日寝らへんやつやんこれ……」
~~
奈緒「MnO4- 8H+ 5e-────」
~~
奈緒「エッチツーエスオーフォーにニエッチににぷらす──────」
~~
奈緒「えっちえぬおーすりーさんえいちさんいー…………えぬ……おー……」
奈緒「………2えっちつー……すぅ……すぅ……」
奈緒「………………」
~~~~
奈緒「……?!………私いつ寝ちゃってたん?!あぁっ?!……テストどうしよ……」
奈緒「まぁどうにか……どうにかするしかないわ!!ファイトや奈緒っ!!!!」
えっち
乙
P「おーいみんなーーおやつの時間だぞ集まれ集まれーー」
~~
未央「ねぇねぇプロデューサーっ!今日のおやつは何かな何かなっ?」
奈緒「せや!もったいぶらんではよ出して~やっ♪」
P「まぁせかすなって、ちゃんと用意はしてるから。まず先にお茶からどうぞ」
~~
P「よし、これで全員にお茶は行き渡ったな。ほれほれ召し上がれ」
「「いただきまーす」」
ありす「…………んぐっ………んん……」
P「二人にはきつかったか」
ありす「いえ平気です!!………んんぅ……んぐっ……ほらちゃんと飲めてますよ!!」
桃子「……ん………んく……桃子は最初は驚いたけどこの味は嫌いじゃないかな」
P「他の4人は……」
琴葉「……ごく……♪」
まゆ「………???……んく…………」
奈緒「………んくっ………んぅ……………」
未央「……んっ……あっ!プロデューサーこれってすごいミントな感じでおいしいっ!」
P「そうだぞ未央。っていうかまんまこれがガムとかの香りづけに使われるミントなんだ」
P「それで……このお茶を気に入ったのは桃子と未央と琴葉かな?ちょうど半分くらいか……」
奈緒「このお茶もそうやけどチョコミントとか私は苦手や……なんかちょっと……な……ところでこれはなんてお茶なんですか?」
P「ペパーミントっていうまんまミントだよ。あっ、そうだった前回カモミールとブレンドしてもいいかもって言ってたアレだ」
桃子「ねぇお兄ちゃん、桃子これ気に入ったかも。淹れ方とか教えてちょうだい?」
P「いいぞ、それに気に入ってもらえたのならうれしいしな。よし、ならいわゆる普通の紅茶とかを入れるティーポットで話していくな」
桃子「うん、大丈夫だよ」
P「まずティーポットにティースプーン2杯くらいのハーブを取ってくれ、そしたら95度くらいのお湯を淹れて3,4分かな?それくらい蒸らすんだ」
桃子「それだけでいの?案外簡単なんだね」
P「そうだな~。これに限らずだけど、ハーブティーは淹れるのは全然難しくないから気に入ったのがあったら試してくれ」
桃子「ありがとねお兄ちゃん」
奈緒「残ってるで~~」
まゆ「残しちゃってますね……」
ありす「はい……」
P「まぁ嗜好品だし好き好みがあるのは仕方ないから大丈夫だよ。ミルク入たれら大分飲みやすくなると思うから試してみるか?」
~~
奈緒「おっ、これなら私でも飲めるわ」
まゆ「まゆもこれなら♪」
ありす「優しい香りって感じになりました!」
P「よかったよかった。そういえばちゃんとお茶菓子も出さないとな。お茶がペパーミントだから優しめの甘さのお菓子を見繕ってみたぞ。シフォンケーキだ、召し上がれ」
奈緒「えへへっ♪いただきまーす!」
「「いただきます!」」
投稿してから気づいたんですが、カップの説明はしてたもののポットとかの説明はしてませんでした…………
今度ちゃんと紹介します
奈緒「あっつ!!ここ2日で急に暑くなってもうたし……ほんまたまらんわ……」
奈緒「事務所ならクーラー効いてるはずやしはよ事務所に急ぐでっ!!」
~~
奈緒「なるべく影のあるとこ通って……ん~~……お店の中つっきっちゃおか」
奈緒「ついでになんか飲み物も買ってこか。みんなの分もっと」
奈緒「う~~ん何がええんやろか……炭酸だとありすとか飲めへんやろしなぁ……かといってコーヒーとか紅茶みたいな気分やないし……うーーん………」
奈緒「…………おっ!これなら桃子も以前飲んでたし、ありすもきっと大丈夫やろ。そこまで炭酸強くあらへんしね」
奈緒「よしっ、これを7本か…………んっ!!!案外重い………」
~~
奈緒「プロデューサーさんっ!お疲れ様やで~~っ♪」ぴとっ
P「わっっっっと!!!!!」
奈緒「ふっふっふ~!見事に引っかかったなプロデューサーさんっ!」
奈緒「むむむむ……!!!!!……むむっ!!」
奈緒「………はあっ!!!…………あかんもダメや。力尽きた~~~~」
P「何してんのさ」
奈緒「あっ!ならプロデューサーさんに頼めばええやん。なぁプロデューサーさん!これ開けて~やっ!」
P「あぁ、中のB玉取ろうとしてたのか…………任せてみ。……ん、と」キュキュッ
P「ほい取れたぞ」
奈緒「プロデューサーさんありがとな~!」
奈緒「ふふーん♪」
P「ん、けどまぁペットボトルに入ってB玉が入ってないラムネもあるにはあるらしいけどな。確かにラムネって言ったら瓶に入ってB玉が入ってるってイメージだよな」
P「それはだな、炭酸ってボトルの中で圧力がかかってるだろ?だからそれでB玉に力が加わってて、それで瓶全体が密閉されるから炭酸が抜けにくくなりやすいって理由だかららしいぞ。あとラムネとサイダーって味自体には区別はないらしいな。瓶に入っててB玉が入ってるものをラムネ、それ以外のものをサイダーっていうらしいぞ」
奈緒「つまり三ツ〇サイダーを瓶に移し替えたら三〇矢ラムネになるってことやろか?」
P「まぁそうなんじゃないか?あぁあとそれとな、さっきからB玉って呼んでるけどそれは本当はB玉って言わないらしいぞ」
奈緒「え、なにそれほんまっ?!じゃあ本当はなんていうんです?」
P「A玉っていうらしいぞ。ラムネの栓に使えるかどうかの試験に通ったものをA玉、通らなかったものがB玉っていうらしいからな」
奈緒「そうなんか~。つまり君は試験に通った優等生くんなのにB玉って呼ばれてるんか……B玉君からからしたらどうなんやろか」
P「確かにな。まぁガラスっていう意味の……ポルトガル語が元だったかな?のびいどろのびいどろ玉から来てるって説もあるからこっちの場合はそのままで大丈夫なんじゃないか?」
奈緒「なるほどなぁ……。あっ、飲み終わったんならプロデューサーさんの分のB玉ちゃんもちょーだいっ♪」
P「よっこらせっと。おいでませ!これが今日のおやつだ」
奈緒「わっ!半分とかやない、まんまるのスイカやん!」
ありす「わっほんとだ……。けど…この時期にですか?確かスイカの出荷のピークは7月とかですよね。まだ早いんじゃないでしょうか?」
奈緒「たしかにまだ5月やしなぁ……確かにちょっと早く感じるわ。それにしてもなんで今日はスイカ買うてきたんです?」
P「ん。ただたまたまスーパーで見かけて安かったからってのと、面白そうだったからかな。みんなで一緒に食べられるしな」
P「あとそれにスイカは言わずもがなだが水分は多いし、それにミネラル……例えばカルシウムとかマグネシウムとかだな、それらも豊富だから熱中症予防にもなるから、かな。みんなはレッスン後だろ?まぁちゃんと水分補給とかしてるだろうけどくれぐれも熱中症には気を付けてくれよ」
「「はーい!」」
P「さぁて、よしっ切り分けたぞ。んーーと、これが一番おっきいかな?よしこれ食べたいやつは手ぇあげな~!」
「「はーーーーいっ!!!」」
奈緒(テレビ視聴中)
奈緒「ふぁあ………ぼちぼち夜ご飯作るか……なににしよか~~~」
ぴんぽーん
奈緒「ん?こんな時間に誰やろか」
ぴんぽんぴんぽんぴんぽーん
奈緒「なんなんやっ!そんな言わんでええからっわかってるって!!!!!」
奈緒「はいはい、今開けますよ~~っと」
未央「来ちゃったっ!」
~奈緒ハウスリビング~
奈緒「いや来ちゃったって…せめて来る前に連絡とかな?」
未央「なおなおならいっかなって~~。それに以前なおなお、いつでもきてええで~~って言ってからねっ!」
奈緒「たしかに言うたけど……言うたけどな……!!……まぁええか、今度から来るときは来る前に言ってや、やないと私が家おらんこともあるかもしれへんからな」
未央「はーい。これからはそうするねっ」
~~
奈緒「なぁ未央~晩御飯どないしよか?」
未央「んん~?なおなお次第かな?」
奈緒「よし!ならじゃじゃーーん!」
未央「これは……タコ焼き器?」
奈緒「せやっ!ほんならタコパするでタコパっ!!」
奈緒「……うーん、そろそろ試験勉強はじめなあかんかなぁ…」
奈緒「ぎりぎりで焦るのもアレやし明日からぼちぼち始めるか~。よしっ、なら明日は勉強して帰ろっ!」
奈緒「なら明日必要なもんは……問題集と教科書と……うんと、物理のだけでええか。それにまとめノートに……」
奈緒「ん~~、明日必要なんはこんなもんか」
奈緒「寝る前にちょっとまとめノート見直しとこかな」
~~
奈緒「ポン〇リングにコーヒー!まさに至高の勉強環境やな!!」
奈緒「よし、昨日の見直したとこの続きから……」
奈緒「がさ……がさ……」
奈緒「あれ?まとめノートちゃんあらへんなぁ……がさごそがさごそ…………あれっ?!」
奈緒「もしかして私、昨日机の上におきっぱにしてるやん!!!!!」
奈緒「なぁなぁプロデューサーさん、あとどれくらいかかる~?」
P「ん、とな。このままの車が流れないと……そうだな……う~~ん、二時間かかるかな」
奈緒「ん~なるほどなぁ……プロデューサーさんこの後も運転よろしくお願いしますねっ」
P「おう、任せてな」
~~
P「おーい奈緒、一旦サービスエリアで休憩したいんだけど寄ってってもいいか?」
奈緒「……………」
P「奈緒……?」
奈緒「…………」
P「……寝てるのか……起こさないようにそっとしてやらないとな……」
奈緒「なぁなぁプロデューサーさん、なにか飲み物いれたるで~♪」
P「お、なら頼むわ」
~~
奈緒「プロデューサーさんの分のカップと私の分と……。おっ!まゆ~!まゆも何か飲み物入れたるで~!」
まゆ「あら奈緒さんごきげんよう♪、ならまゆの分もお願いします」
奈緒「了解や!ほんならまゆの分のカップも……よし!とりあえずお湯を沸かして……」
まゆ「何を淹れる予定なんですかぁ奈緒さん?」
奈緒「ん~~、まだ決めてへんけど紅茶か緑茶かな~って思ってるな~」
まゆ「そうなんですね。もし紅茶を淹れるのなら、お湯が完全に沸く前のお湯を使うと美味しく淹れられます。それとは反対に緑茶を淹れるときは沸騰した後に冷ましたお湯を使って淹れると美味しく淹れられますよぉ」
奈緒「ほーんそうなんか~!ならまだお湯は沸いてないみたいやし紅茶淹れるのも大丈夫かな?」
まゆ「ちょっといいですかぁ?」
まゆ「……うん、まだ大丈夫です。奈緒さんお湯の中を見てみてもらえますか?」
奈緒「ん?んーーーっと、湯気あっついわ!!!!!……まだお湯が温かくなってる途中って感じやろ……か?」
まゆ「ええそうですよ。もうちょっと待つと、お湯がぶくぶくし始めるのでそのような感じになったらちょうどいい温度になるらしいです。もうちょっと待ってみましょうか」
奈緒「はーい」
~~
奈緒「おっ!そろそろええ感じやない?」
まゆ「そうですねぇ……。もうそろそろいい感じだと思います♪淹れていきましょうか」
奈緒「あかん、図書館で勉強しとって気づいたらもうこんな時間ってか……閉館時間やん……」
奈緒「相当遅くなってもうた……はよ帰らんと」
~~
奈緒「最近はだいぶ日が落ちるんも遅くなってきたけど、もうこの時間になると暗くなってるんやな~~」
奈緒「図書館から帰るんは上り道やから嫌やったんけど、この時間帯だと暑くないからええわ」てくてく
~~
奈緒「ん?わぁ……!」
奈緒「日ごろこの時間帯にはこの道通らんから気づかんかったけど、ここから眺める景色……ええなぁ……!」
奈緒「この夜景のおかげでなんか疲れも癒されたきがするわ。明日からもがんばるでーーっ!!」
P「おーいみんなー、冷凍庫のなかにおやつあるから食べていいぞ~」
未央「やった!ってことはアイスかなっ?!」
未央「ということで冷凍庫おーぷんっ!!」
未央「アイスだ!」
奈緒「やっぱアイスやったか!未央~ならみんなの分を持って来てや~、私はスプーンとか用意するわ~」
未央「了解だよっ!」
~~
琴葉「未央ちゃんに奈緒、持ってきてくれてありがとうね」
奈緒「気にせんといてや~~、私もはよ食べたかったからな~!」
奈緒「二種類あるみたいやけど、どないしよっか?んと、ティラミスと苺か~~~」
琴葉「それじゃあまず誰がどっちを食べたい聞いてみましょうか。ならまずティラミスの方を食べたい人は?」
奈緒「はいはーい!なんか面白そうだし私はそれ食べてみたいわ!」
未央「未央ちゃんもかなっ!なんか面白そうだよねっっ!」
奈緒「なー♪」
桃子「あ、桃子もそっちがいいかも」
琴葉「あら、ちょうど半分に割れたわね。なら奈緒と桃子ちゃんと未央ちゃんがティラミスの方ね」
琴葉「はい、スプーンとアイスね」
「さんきゅーな琴葉!」「ありがと」「ありがとー!」
琴葉「どういたしまして。それでありすちゃんとまゆちゃんが苺よね。はい、どうぞ」
「ありがとうございます、ふふっ」「ありがとうございます!!」
琴葉「なら、みんなでいただきましょうか」
奈緒「いただきまーーすっ!」
「「いただきます」」
ぺりぺりぺり~~
奈緒「わっ!!名前の通りでまんま表面はティラミスの黒い部分なんやな〜。なんやろか……この感じは……どっかでみたことがあるような……」
奈緒「ん~……まあええやっ、食べてから考えよ~~っ♪」
奈緒「ひとさじ掬って、ん~~~あむっ…………」
奈緒「ティラミスの部分っていえばええのかな?その部分は控えめな甘さなんやけど、それにアイスの素直な甘さが絶妙なハーモーニーを!!」
奈緒「あっ!!て思い出したわ!!この見た目はまんまアレや、植木鉢に入った土そのものや!!」
ありす「…………何してるんですか奈緒さん……」
奈緒「ん~~と……食レポの練習……やろか?まぁノリやでノリ!!!ほな、ならありすもそっちの食レポ頼むでっ!!」
ありす「え、ちょっといきなりなんなんですかっ!!!」
奈緒「ほら、さんっにーいちっ、ありすさんもどうぞ~っ!」
ありす「い、いちごの甘すぎず、ちょうどいい感じの酸味がすごくよかったです!!!!!!」
奈緒「ちょっと遅くまで残ってたらこんな雨が降り始めてもうた……」
奈緒「雷さんもごろごろ鳴っとるし、ちょっと収まるまで雨宿りしてこかな~~………」
~~
奈緒「ごろごろぴかーんっ!!どうして雷ってあんなおっきな音がするんやろなぁ。今度プロデューサーにでも聞いてみよかな~~」
~~
奈緒「全然やみそうにないなぁ……。お家帰るまでに雨に濡らされてるやろしなぁ……あぁ憂鬱や……」
奈緒「ん?…………あっ!!そいや洗濯物ほしっぱなん忘れとった~~~!!!はよ急いで帰ってとりこまなあかんわ!!……今からでも間に合うやろかっ?!」
そして大抵現実は非情なんだよね
奈緒「なぁなぁプロデューサーさ~ん?」
P「ほいほい、ってどうかしたか?」
奈緒「むぅ……私の恰好みてなんか思うことないんですかぁ?なぁなぁ~~~っ」
P「前のモデルの仕事で来てた時と同じ服だな、いつもの奈緒のイメージとは違うけどよく似合ってるぞ」
奈緒「えへへ~、ありがとうございます~!う~ん……けどなんか足りひんわぁ、な?」
奈緒「プロデューサーさんに可愛いって言われたら、それだけでこれからのお仕事すべてに対して自信がつくやけどな~?」
P「もちろんすごく可愛いぞ、これからも頑張っていこうな」
奈緒「はいっ♪」
奈緒「プロデューサーさんそれ取って~~」
P「ほいよ……ってなんだこれ。カリフォルニア……?」
奈緒「えぇ、なんかカリフォルニアロールていうらしいですよ~。なんか面白そうな名前やから食べてみたいなーて」
P「ふ~ん。たしかにインパクトある名前だな。ところでこれってなにが巻かれてんの」
奈緒「見た感じなにかわからへんからなぁ」
奈緒「せやから食べてからのお楽しみってことやな」
~~
P「どんな感じだった?」
奈緒「おいしいを巻いたらおいしいって感じやったわ!意外やけどめっちゃうまいでこれ~♪」
奈緒「んと、アボガドにカニカマやね。それをマヨネーズで和えたものをごはんで巻いてるやと思うわ」
奈緒「ほんならプロデューサーさん片方食べてみる?」
奈緒「ん~~……なんか……何をしようとしてもすぐ飽きてまうわ!!」
奈緒「昨日は、今日が久しぶりになんもないお休みの日や!って楽しみだったはずやったんけやどなぁ」
奈緒「いざ今日になったものの、学校の試験も近いからってみんなと遊びにいくんもかなわんし」
奈緒「せやから今日はただこの目の前の教科書と見つ合うことしか出来んかったからな……」
奈緒「むむむむ……むむむ……」ばさっ
奈緒「あぁもうダメやダメっ!これ以上は教科書見とってもなんも頭に入って来んわ。気晴らしにちょっと散歩でもしてこよかな」
~~
奈緒「むふふ~♪コンビニで買える肉まんさんはお散歩の醍醐味やんな~っ♪」
奈緒「明日の試験は数学と物理で間違いないよな?」
奈緒「よっし、大丈夫や。ノートもばっちし見直したし教科書の練習問題も解いたし、仕上げにいっちょやるで!」
奈緒「先生が配っとった事前課題!これさえちゃんと解けたらきっと明日の試験は大丈夫やんな!!」
~~
奈緒「あれ……?これはたしかここをこうやって……」
~~
奈緒「あれ……あの公式ってここマイナスやったけ?」
奈緒「むむむ……」
~~
奈緒「よし、と……」
奈緒「なんとか解き終わったけど…………とりあえず丸付けしよか」
奈緒「ってこれ答えついとらんやつやんっ!!」
奈緒「…………」
~~
奈緒「琴葉助けてや~~!!」けーたいとりだしぽぱぴぷぺ
P「お、頑張ってるな。ほいお茶入れて来たぞ」
奈緒「ありがとなプロデューサーさん~~、ん?このお茶すごくきれいな色してますね~っ」
P「だろ、ちょっと見てろ?これにこれを入れると………」
奈緒「わっ、色が一気に変わったわ!」
P「な、面白いだろ?」
奈緒「これってどうなってるんです?」
P「奈緒とか全員が試験終わったらその時にまた淹れてあげるからその時に詳しく紹介するよ」
P「今日のはほんの息抜きにでもなってくれたらなってな」
奈緒「ほんまですかっ?なら今度は色変えるの私にもやらせてくださいね!!楽しみや!」
P「いいぞ、その時は奈緒に任せるわ。なら試験終わるまで頑張ろうな」
奈緒「はーいっ♪」
ぴょこーん
ぴょこーん
奈緒「あ~~!!!とうとうきてしもたこの季節がっ!」
桃子「奈緒さん手が止まってるよ、あと試験一日なんだからって今気を抜いちゃダメなんじゃないの」
奈緒「そういってもな~桃子、湿気が多いからかここの髪の毛がな?ぴょこぴょこしよって集中できひんのや~!ほらこんな感じでな」
ぴょこぴょこ
桃子「…………いつも通りじゃない?」
奈緒「むぅ…………なんかちゃうねん……」
桃子「そうだとしても今それを言っても仕方ないでしょ、とりあえず今は試験勉強頑張りなよ奈緒さん」
奈緒「はーいわかってるって~~~」
奈緒「とりあえずキリがいいとこまで終わったから……はぁ~~疲れたわ……」
桃子「お疲れ様、奈緒さん」
奈緒「ありがとな~~桃子。にしても昨日まさに6月なんに雨全く降らんからいつ梅雨入りするやろな~って話してた途端にこれやもんなぁ」
桃子「確かに昨日は晴れてたのにね。ざーざーって梅雨らしい雨だよね。それにしても久しぶりの雨だね」
奈緒「な~、別に雨の日が嫌ってわけやないんやけど、梅雨に入ってまうとこれが続くってのはしんどいわぁ……湿気が多いと髪の毛セットするのもなぁ……」
ぴょこん
奈緒「あ~!またぴょこんってなったわ!むむむ……ん~……やっぱなんか落ち着かへんわ……」
桃子「もう仕方ないなぁ。桃子が整えてあげるから奈緒さんちょっとじっとしててね」
奈緒「ほんまっ?ならよろしく頼むで桃子♪」
奈緒「おっはよーさんっ!」
P「おはよ。今日で試験は終わりなんだっけ?お疲れさん」
奈緒「せやせや!これで試験期間から解放されるんやで!むふふ~幸せやわ~!」
P「これで高校生組の全員が中間試験がおわりか、なるほどな」
P「今日は奈緒には試験だからレッスンも入れてないけど、事務所に来たってことは誰かと待ち合わせでもしてたのか?」
奈緒「してへんよ~~、ただここにおったら飽きへんからな~って、みんなもおるし、それにプロデューサーさんがいるしなっ♪」
奈緒「なぁなぁ試験終わったご褒美になんかちょーだいっ!」
P「っても今日はおやつもなんも用意してないぞ………こまったなぁ…ならなんか作るか」
奈緒「ん?今からなんか作るん?」
P「簡単にできるおやつを何か作ろうかなってな、息抜きににもなるしな」
奈緒「それで手軽の作れるもんってなにがあるんですか?」
P「ん、そうだなぁ…ここで出来るのは……、ってもこの事務所にはあらかたの調理器具は揃ってるからな」
P「簡単さだけでいったらクッキーとかは生地作っ型を取ってオーブンで焼くだけだし、炊飯器使ってチーズケーキとか焼くのも簡単かな?」
奈緒「そうなん?ここで出来ることはうちでもできそうやな、なら今度教えてや~プロデューサーさん♪」
P「また時間があるときになー」
奈緒「はーい♪ほんで今は何を作ってくれるん?クッキー?それともチーズケーキ?」
P「う~~ん……どっちも時間かかるからな。それに材料も冷蔵庫の中身じゃ足りなさそうだったから、ホットケーキを焼くつもり」
桃子「ただいま~、桃子たちレッスン終わったよ。あ、奈緒さん来てたんだ」
奈緒「おかえり桃子~、もうすぐでできるからちょっと待っててな~♪」
奈緒「あ、あとちゃんと手洗うんやで~。あ、それとみんなにも言っておいてや~!」
桃子「あ、ちょっと奈緒さん今なにしてるの?って、行っちゃた」
~~
P「みんな~出来たぞ~~」
奈緒「お待たせやで~♪」
P「よし、ちゃんとみんな揃ってるな」
P「きょうのおやつだぞ、召し上がれ」
「「いただきまーす」」
~~
奈緒「なんかまんまーるでお月様みたいやな」
奈緒「それにこのイチゴのジャムをのせて……ストロベリームーン!なんてな~♪」
P「ニュースとかでもやってたな。たしか月の大きさが、だっけ?」
奈緒「せやせや、確かお月さんの大きさが一番ちっちゃくなる時の満月のことをそういうとか言うとったなぁ」
ありす「私が説明します!」
ありす「ストロベリームーンとは一年のうちに月と地球の距離が一番離れる六月の満月のことを言います。なぜストロベリームーンというかというと、アメリカでは六月に苺の収穫時期を迎えることからストロベリームーンというようになったらしいですよ」
奈緒「なるほどな~、さすがありすはイチゴ博士なだけあるな~!」
ありす「イチゴ博士って…………まぁいいですよ。なら今度はおやつに私が軽食とおやつを兼ねたイチゴスイーツを振舞ってあげましょう!!」
琴葉「レッスンお疲れ、奈緒。今日はこのあとどこかに行ったりするかしら?」
奈緒「ん~、昨日今日とずっとハードなレッスン続きやったから今日は素直にかえって休むことにするわ。また今度誘ってや~」
琴葉「奈緒はこの二日間ハードな練習続きだったもんね。なら今日はしっかり休んでね」
奈緒「ありがとな~、ほなまたな~♪」
~~
奈緒「疲れた……ただいまぁ~~……」
奈緒「とりあえず、夜ご飯の用意せにゃあかんな……ごはん炊いておかへんと……」
奈緒「ほんまに疲れたわ……ちょっと休憩してから後でやろかな……ちょっとだけちょっとだけおやすみ……」
~~~~
~~
奈緒「…………」すぴーすぴー
P「今度のイベントの説明をするから、まずここのホワイトボードに貼ってあるからまず目を通していってくれ」
琴葉「わかりました」
桃子「わかったよ。ねえお兄ちゃん?これから読んでいけばいいの?」
P「そうそう。その紙から右へ順番に読んでいってくれ」
ぱしっ
P「あれ?」
~~
奈緒「ん?この部屋の電気つけっぱやん。誰か知らへんけど電気のつけっぱはあかんで~~省エネや省エネ~~!」
奈緒「ほな、スイッチぽちーーーーっと♪」
IMCE最終ラウンド頑張りましょう……
明日からクリスマスだね……
P「奈緒」
奈緒「ん?なんや~?」
P「テスト帰ってきたでしょ。出して」
奈緒「………」
P「?」
奈緒「いやや!」
奈緒「これ見せたら絶対おこごと言われるんやもん!」
P「はぁ……。アイドルにも学業は大事だって言ってただろ!まったく何点だったんだよ……。ちゃんと勉強してればこういうことにはならないんだぞ」
P「だからちゃんと日ごろから勉強しなさいって言ってたじゃんか。もうほら早く出して」
奈緒「…………むぅ……そんな怒らんといてな?」
P「点数次第だけどな~~」
奈緒「…………しゃーないわ……ほい」
P「よろしい。ん、と数学が……と」
P「……へ?全部90点以上じゃん……全然問題なかったじゃん!」
奈緒「えへ!ちょっとプロデューサーさんからかってみよかなーって♪」
高校でそんな点数とったことないぞ
ありす「奈緒さん、いま時間ありますか」
奈緒「ん~?なんやありすか。かまへんで~~どしたん?」
ありす「トレーニングに付き合ってもらいまえすか?」
~~
ありす「……しっ……ごっ……ろくッ…………」
奈緒「ありす~!もっともっとや!ここで諦めたら一生後悔するでっ!!ほら頑張り頑張り~!」
ありす「しち……はちっ……きゅう……!」
奈緒「よしっ!その調子や!」
ありす「…じゅうっ……いち…にっ!」
奈緒「もっと、もっとやでありす!」
ありす「…………」
奈緒「?」
ありす「奈緒さんうるさいです」
ありす「いち…にっ…さんっ…しっ…」
奈緒「は~い♪」
これからものほほんと行きます。よかったらこれからもお付き合いください
それと、シアター交換日記という複数作者で別々の子の日記のページを書くというものに参加させていただきました
いろんな方々がいろんな子を書かれていて面白いのでよろしければこちらをどうぞ!宣伝でした!
シアター交換日記【ミリマス】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1496318029/
100レスいける勢いで頑張りますね……
100はおめでとう
P「何してるんだ奈緒?」
奈緒「ん、台本を読むのに振り仮名振ってアクセントとか振ってるんやで~」
奈緒「……たかいいちにちいするひととは~~~」
奈緒「ん?ちゃうねん。たかいちにちいするひとは~~、か」
~~
P「いまからは実際に発声して練習するのか?見せてもらうけどいいか?」
奈緒「もちろんやで~~完璧にこなして見せるなっ!見たってや~♪」
奈緒「高い地位に位置する人は~~って逆やん!わかりづらいわ!!!」
P「位置と地位な。後ろから読んでも前から読んでも単語として成立する単語は短いと特に混乱するよな~」
P「その上、位置と地位なんてのは今回みたいに連続して使うこともあるしな」
奈緒「そうなんですよ!どっちを先にしても意味が通じてまうからほんま混乱してまうわ」
P「そういう単語って倒語って言うらしいぞ。他には“ばか”とか“はな”とかさ。それに“レス”とかか。ちょっと長いものだと“うそつき”とかもだな」
奈緒「へ~~!いざ自分で探してみると全然思いつかないんやけど、案外あるもんなんやなぁ……。プロデューサーさんはそれ自分で見つけたん?」
P「俺も以前気になって調べてみたんだよ。けどその時はなんて調べていいかわからなかったから、“上から読むのと下から読むので意味が変わる”で検索したんだよ」
奈緒「えぇ……そんな検索でも出てくるなんて、検索さんは賢いなぁ……」
P「ほんとにな……。まさかそれでヒットするとは俺も思わなかったわ」
奈緒「なぁなぁプロデューサーさん~」
P「はいはい」
奈緒「私らってみんなで夏休みにまとまって休みってとれるやろか?」
P「う~んそうだなぁ、夏の仕事取ってくるのはこれからだから開けておきたい日程があるならあらかじめ教えてくれないか?そしたらなるべく入れないようにするわ」
奈緒「ありがとな~。頼むでプロデューサーさんっ!」
P「みんなでってことは、みんなで旅行でも行くのか?いいよな~。そういうのは学生の特権だから楽しんでくれよ。お土産は任せた」
奈緒「任されたでっ!にしてもプロデューサーさんも一緒に行けたらええのにな~」
P「無理言うなって。大人は毎日仕事がだからな~~」
奈緒「大変やなぁ……プロデューサーさんお仕事ふぁいとやで♪」
奈緒「あっ!ならみんなでどっかいくお仕事取ってきたらええんとちゃう!」
P「落ちないように気をつけろよ~~」
奈緒「さすがに落ちませんって!プロデューサーさんはもう全く心配症やなぁ♪」
奈緒「なーなー!プロデューサーさんもこっち来ぉへん?」
~~
P「あ~~風が気持ちいい~~~~」
奈緒「な~~~?お日さんももう傾いてるしずっとここにいられそうやわぁ……」
P「本当になぁ……ふぁあ……眠くなってくるな……」
奈緒「待ってプロデューサーさんあかんで!!ここで寝たら死んでまうよ!!!!」
P「……あ~~……つらい……」
P「…………あたまいたい……」
奈緒「おはようさんっ♪」
奈緒「ってなんやなんや~?プロデューサーさん元気ないなぁ、どないしたん?まだ朝も朝で早朝やで?」
P「ん~おはよ奈緒。…………なんだか悪酔いしたのが残ってるみたいでな……すこぶる頭がいたい……」
奈緒「なんやプロデューサーさん、飲みすぎなん?ちゃんとしてくれへんと困るで~!」
P「……何も言い返せない…………」
奈緒「もうしゃあないなぁ~。プロデューサーさんなんか私できることがあったら言ってな?プロデューサーさんのためならやったるで!」
P「うーん……なら……俺に味噌汁を作ってくれないか?」
奈緒「今日はいつものと違うてちょっとゴージャスにこれを使うで!」
奈緒「ででーん!フィルター式のインスタントコーヒー!」
奈緒「パックの封を開けただけでもすごいええ香りが広がってきて……う~む、ゴージャスや」
奈緒「ほんでカップの脇にとってをひっかけて~♪ほんで三回くらいに分けてお湯を注ぐ~っと♪」
奈緒「ほわぁ♪いざ淹れるんとなるとほんまにコーヒーのええ香りが部屋ん中に広がって最高やな~!」
奈緒「よし!ちゃんと蒸らすんも終わったし早速いただくで~!」
奈緒「う~む、でりしゃす!」
~~
奈緒「もう残ってへんよな?さてカップ片づけよかな」
奈緒「ほいっと」
がたん
奈緒「あああああああ!!地味に残ってたんがノートの上に!!!!」
奈緒「昨日は雨やってんけど、今日は晴れてて風も窓から吹き込んでくるからええわ」
奈緒「心地よい時間にお弁当さん!授業が退屈言うわけやないけど、この時間は至福のひと時や」
奈緒「あ~むっ!我ながらお弁当うまくできとるな~♪」
奈緒「ん、前にプロデューサーに教えてもらったこれ、もうプロデューサーさんよりおいしくできたんとちゃうかなっ!今度食べてみてもらうか♪」
奈緒「せや!今度の土曜は午前中から事務所にいくんやし、そん時にお弁当作っていったげよ!」
奈緒「メニューはなににしよかな~~♪」
奈緒「なんや~明日は雨降るんか~。つい数日前にもめっちゃ降っとったけど明日も強い雨……な~。梅雨時だからしゃーないとは思うんやけど、やっぱりこの時期は雨おおいなぁ」
桃子「奈緒さん天気予報見てたの?やっぱり明日は雨?」
奈緒「ん?あぁ、そうみたいやな。その上明日は大雨になるから気ぃ付けて言うとったわ。なーんか明日は大変そうやね」
P「あ、そうそう。二人とも」
桃子「なにお兄ちゃん?」
奈緒「んー?なんかあったん?」
P「二人とも明日は仕事もないし、レッスンもなしな。だから明日はなるべく事務所には来ないように。もし帰れなくなったら困るからな」
桃子「はーい。わかったよ」
奈緒「もし帰れなくなったら困るししゃーないかぁ。わかったで~」
LINEにて
奈緒 なーなーいまみんななにしよるー?
奈緒 ひまやねんなーーー
桃子 宿題。奈緒さんは宿題やったの?
奈緒 私は寝る前までにはやるから!!
桃子 ふーん。そうんだんだ。忘れないでね。じゃあ桃子は宿題の続きやるから
奈緒 頑張ってな~
琴葉 私はさっきまで晩御飯の手伝いしてたわ
奈緒 なに作ってたん?
琴葉 簡単に野菜炒めとかよ
奈緒 ほなるほどなー!今日の琴葉んちの夕食はそれなんやな!ええなー琴葉の手作り~!今度私も食べてみたいねんなー!
琴葉 ふふっ♪なら今度私の家に来るかしら?
奈緒 ええの!行くわ!
未央 こっとんのおうちでお泊り会と聞いて!
琴葉 ふふっ。もちろん未央ちゃんも来てもいいわよ
未央 ところで今ここにいる二人に問題です!
未央 じゃじゃん!
未央 今私は何をしていたでしょう!!
奈緒 え?未央のことやからな~
奈緒 よしこれに違いないやろ!お菓子食べながらテレビ見取った!
未央 ぶっぶーー!こっとんは?
琴葉 え?私?そうね……お部屋の片づけしてたとか?
未央 ぶぶー!
奈緒 ほんなら寝てたとか?
未央 ぶぶぶぶー!正解は未央ちゃんもお料理してました!!
奈緒 あれ?未央も料理できるんやっけ?
未央 お母さんの手伝いだけどね~
奈緒 なんか以外やんなぁ……
ありす 料理と聞きました!
琴葉 あらありすちゃん、こんばんは
ありす こんばんは琴葉さん!料理と聞いてこの私を差し置くことはできませんよ!今度、奈緒さん以外のみなさんにも私の自慢のイチゴ料理を振舞って差し上げます!!
奈緒「ここか~!未央がおすすめ!っていうとったんたは」
奈緒「え、と。まずはなになに?まずは食券を買えばええんか」
奈緒「んと、小ラーメンに小豚ラーメンに大ラーメンに……」
奈緒「素直に未央が言うてたんように小ラーメンにしとこ」
奈緒「ほんで、これもって待ってたらええんか」
~~
奈緒「ふっつーに量多くてきつかったわ……」
奈緒「よう未央は食べれるな~~」
がたん
奈緒「お茶さん飲むとしよか。わっ。食後のお茶がめっちゃ美味しいわ!」
奈緒「ふっふっふっふーんふふーんふー♪」
奈緒「とりあえずスポドリとか必要なもん買ってっと」
奈緒「ほかになんか面白そうなもんあるやろか~?」
奈緒「ん~…………これは前買うたことあるしな~~」
奈緒「せやなぁ……今日暑いし、アイスとかでもええなぁ」
奈緒「ん、あれ?これって前回プロデューサーさんが買うてきたやつの味違いか。前回のも美味しかったし買ってってみよか!」
奈緒「ただいまやでー!」
P「おかえりー。そと暑くなかったか?」
奈緒「暑かった……風もなくてじめじめしとったからなおさら暑く感じたわ……。もう日が暮れるまで外出とうないわ」
奈緒「んーと、せやってんから……がさごそ……じゃーーん!」
奈緒「アイス買うてきたんよ!」
奈緒「ふふーん!ええやろええやろー♪」
P「あっ、ずるい!俺の分も頼めばよかったわ……」
奈緒「いただきまーす!」さくっ
奈緒「~~♪」
P「おいしい?」
奈緒「うんっ!なんか思ってたよりは甘いかも?けど前回のいちごの時もそやったけど、メロンのソースがええ感じにアイスと絡んでてええ感じやで」
P「じゃあ俺も今度食べてみようかな」
奈緒「ならなっ!んと……がさ……がさごぞ……はいっ!ホントはプロデューサーさんの分も買うてきとったんよ!せやから一緒に食べましょ♪」
ありす「~~~~~~~」かきかき
奈緒「あれ?ありすなにしとるん?」
ありす「……両親に手紙を書いてるんです」
奈緒「ほーん。なるほどな~…………ふむ」
ありす「……なんですか?なにか変ですか?」
奈緒「あ、や。なんかそういうのええな~って思ってな~」
ありす「そうだったんですか…。なら奈緒さんも書いてみません?この便箋と封筒とか使いますか?」
奈緒「よし、ありがとなありす。使わせてもらうわ」
ありす「ええ、お構いなくどうぞ」
~~
奈緒「………何を書けばええんやろか……いざ書こうとするとなると全くわからんわ……」
ありす「あまり気を張らずに、最近あったことを報告する感じで書けばいいんじゃないでしょうか?」
奈緒「なるほどな~。前回は何々の仕事をしたで~!見たいな感じでやろか?」
ありす「いいと思いますよ。それにしても今まで奈緒さんはこういうことしたことなかったですか?」
奈緒「うん。今までは電話するだけやったからな~。せやからこういうのはなんか……こう!背中がむずむずしてくる感じで落ち着かんわ……」
奈緒「げっとやで♪」
奈緒「待ちに待った作者さんの新作の本!」
奈緒「はよ事務所行って読むで~っ!」
~~
P「ここにお茶置いとくからな~」
奈緒「……ほーい…………」
P「……ちゃんと聞いてたんだろうか……」
~~
奈緒「ふふっ……ええなぁこれ……」
奈緒「う~~ん……やっぱりなぁ……うんうん……」
~~
奈緒「はぁ~……めっちゃよかった……」
奈緒「あっ!これプロデューサーさんが淹れてくれたんかな?いただきまーす♪」
P「あぁ、ようやく気付いたのか奈緒。読み終わった感じかな。どうだった?」
奈緒「ごちそうさま~!んふふ~聞いちゃいます聞いちゃいます~?んっとな、まずこれが──────」
~~
奈緒「言っても伝えきれへんし……。なぁなぁプロデューサーさんも読もうや~♪」
奈緒「えへへ~~~!これ最高やな~~!!」
桃子「ちょっと!!奈緒さん!!そんなに動き回ったら…………!!!」
桃子「あっ……ぶない!!おっ…落ち……落ちる!!!」
奈緒「ほいっと!大丈夫か桃子?」
桃子「たすかった……あ、ありがと……。……って奈緒さんのせいだったじゃん!!!」
奈緒「ごめんて~!許してや~♪」
桃子「……まぁいいけど。それにしてもお兄ちゃんもたまには面白い仕事持ってくるんだね」
奈緒「な~!ヨットの上での撮影なんてなかなか粋なことさせてくれるわぁ」
桃子「風が冷たくて気持ちいいね」
奈緒「な~!日ごろは船に乗る機会なんてあらへんし、めっちゃおもろいわ!」
奈緒「それに日ごろ見る景色と海から見る景色ってなんか違うから不思議な気持ちやな~」
桃子「ね。それに夕焼けの空と海との対比がすごく素敵……」
奈緒「あ~!もう終わってしまうんか……楽しかったからなんか寂しいわ……」
奈緒「似たような仕事はまたやりたいな!なっ桃子!」
桃子「そうだね奈緒さん。桃子も海の上って気に入ったかも…」
奈緒「せやったら事務所帰ったらすぐにプロデューサーさんにおねだりせんとあかんな~♪」
桃子「そうだね……って奈緒さん足元危ない!!!!」
奈緒「へ?…………あ………どたーーーーーん!!!!!!!!!」
奈緒「なぁプロデューサーさん」
P「どした?」
奈緒「ちょっと前に私らが出るゲーム作るゆうていろいろと撮影やったり声の仕事やったりしたやないですか」
P「そうそうシアターデイズだな、今日リリースされるの。もうリリースされてたぞ。けどそれがどうかしたのか?」
奈緒「それでな~収録した時に一緒になった子と話とったんやけど、その子がそのゲーム始めるためにお目当てのレアなのが出るまでリセマラ?いうのをずっとやらにゃあかん言うててなー」
奈緒「それで思ったんよ。私のレアなのはいつ出るんやろ?」
奈緒「あぁ~~!!また失敗してもうた!!」
奈緒「何度やってもできひんわ……」
奈緒「ん~~……やっぱりまだ練習が足りんのやろか……」
琴葉「あら?奈緒、それって私達をモチーフして作るって言ってたゲームのお仕事の時のもの?」
奈緒「せやで~。そういえば琴葉はたしか収録がまだ終わってへんのやっけ?」
琴葉「そうよ。けどまだどんな感じのゲームなのか分からないのよね。どんな感じなのかしら?」
奈緒「ん?ならやってみいひん?楽しいで~!」
琴葉「あら?やらせてもらってもいいのかしら?」
奈緒「もちろんやで♪ほいどーぞっ!」
琴葉「ありがと奈緒。ならやらせてもらうわね♪」
~~
琴葉「~~~~♪」ライブ成功!
奈緒「?!?!なんでそんなに簡単にクリアできたん?!」
奈緒「ちょっと私もやってみてもええか?」
琴葉「いいわよ?はいどうぞ」
~~
奈緒「……………」ライブ失敗!
奈緒「え?なんで琴葉そんな簡単にクリアできたん?!えっ……きつない?」
奈緒「む~~む~む~~……。あつ……あっついわっ!」
奈緒「けど私一人しか事務所におらへんのにクーラー入れるんのもなんかもったいないしなぁ……」
奈緒「我慢するかな~……その代わりになんか涼めるもんあらへんやろか?」
奈緒「アイスは~~まだ残って……あらへん!!」
奈緒「……しゃーない、なんか冷たいもんでも飲んでがまんするかぁ……」
がぱっ
とくとくとく
奈緒「……んくっ……んっ……ぷはぁっ」
奈緒「あっこれうまいな!」
奈緒「なーなー!プロデューサーさんっ、冷蔵庫に入ってたお茶って淹れたお茶を冷やしたものなん?」
P「ガラスのボトルの中に入ってるやつ?」
奈緒「せやせや!緑茶だと思って飲んでみたんやけどな、苦みがなく甘くてびっくりしたわ」
P「おおちゃんと美味しく入ってたか。よかったよかった」
P「アレはな、水出しって言ってな。普通のお茶はお湯で淹れるだろ?けど水出しっていう名前の言う通り水で淹れるんだよ」
奈緒「なるほど~!ほんなら茶葉はどうするんです?」
P「日ごろ入れる量よりは多めだな、緑茶だと1Lにつき15gぐらいの茶葉を入れる感じかな」
奈緒「それを何を使って淹れればいいんです?」
P「ん~そうだなぁ……それこそなんでもいいと思うぞ。例えば空のペットボトルとかでもいいかな。けど理想は茶こしのついたボトルかな」
奈緒「茶こし?なんやそれ?」
P「ほら、こんな感じでさ、あみあみがあって茶葉が出てこないようにするための網みたいなものだよ」
奈緒「なるほどな~!なら茶こしがついてるボトルならそのまま茶葉を入れてもええってことやろか?」
P「そうだな。けどもし茶こしがついてないボトルを使うときはお茶パックっていう、自分でティーバックを作るためのものがあるからそれを使うと淹れたお茶を注ぐときに茶葉が出てくるに気を付けなくていいから、それを使うのがおすすめだな」
奈緒「うんうんっ!ほんでどんな感じで淹れればいんです?」
P「緑茶だと1Lにつき15gくらいの茶葉を入れて、そして常温の水を入れてそのまま冷蔵庫で冷やすんだ」
奈緒「それだけ?」
P「あぁ簡単だろ?今度家自分でも実際でもやってみるといいぞ」
1,緑茶
必要なもの
茶葉15g/1L
手順
1,ボトルに茶葉を入れる
2,水を注ぐ
3,冷蔵庫で4-5時間冷やす
2,ハーブティー
必要なもの
茶葉:リーフ等の出やすい茶葉の場合5g/1L
実等の出づらいハーブティーやブレンドハーブティーの場合15g/L
手順
緑茶の場合と同様
注意
水は湯沸かしの水や水道水そのままの方が出やすい
参考
ボトル:https://www.hario.co.jp/products/detail.php?product=FIB-75-OG
お茶パック: https://www.amazon.co.jp/dp/B0094CQ9R8/ref=cm_sw_r_tw_dp_x_1r9vzb865K191
ペパーミントはブレンドでしか置いてないことが多いのですが、ペパーミントとレモングラスのブレンドは甘みもあって飲みやすく、またミントの爽快感が得られるのでリフレッシュができるのでいいですよ
以上、久しぶりの日刊ハーブティーでした
奈緒「そーいや今まで知らへんかったんですけど、ここの事務所の屋上って入れるんです?」
P「ここの上?入れるよ」
奈緒「ほんまですかっ?!なら今から行きましょ!屋上とかって私憧れてたんですよ!」
P「…え~~……あと2,3時間してから休憩しようと思ってたからその時にしない?」
奈緒「え~~なんで~や!ホントは行きたくないんとちゃいます?」
P「うん、行きたくない。今はな」
奈緒「今は?なんでです?」
P「暑いから」
~~
P「椅子を置いて、蚊帳をたててっと」
奈緒「はわぁ~!見上げたらお月さん見えるし、風もふいて気持ちええわ!」
奈緒「なぁなぁプロデューサーさんっ♪ここで今度みんなでなんかやりましょ!」
奈緒「なんでなん」
奈緒「なんで大雨警報だけやと学校休みにならへんのやっ!」
奈緒「暴風警報だけやからって授業あったからな……」
奈緒「そのせいでさらに雨も強くなってしもうたし」
奈緒「おかげで帰ってくる最中にこんなびしょびしょになってもうたわ……」
奈緒「着替えは洗濯機っと、ほんでお風呂お風呂~!」
奈緒「まだ8時か~。今日は寝るまでに時間が余裕があるし、今までにたまっとった授業の復習でもするか~」
奈緒「ん~…そろそろ期末試験も近いし、前回の試験で思ってたより点数がとれへんかった科目を今のうちに多めに復習しとこかな」
奈緒「急なお仕事で後になって勉強する時間があらへん!なんてなったら困るし」
奈緒「せやから…ん、と。……んーなら公民の授業の復習と大事なところを今日のうちに覚えたろ!」
~~
奈緒「んー……ここんとこようわからへんな~。ちょっと調べてみるか」
~~
奈緒「へ~!この法律っていろんなことがいろんな役目をお互いにもって働いてるんか!」
奈緒「なんか奥が深くて感動したわ……けどこれを本格的に勉強する人らは大変そうやな……」
琴葉「奈緒はそれ何にしたんだっけ?」
奈緒「オレンジとストロベリーとチョコのトリプルやで~!」
奈緒「日ごろのコンビニのアイスもええけどたまにする贅沢はええよな~!」
琴葉「ふふっ、そうね。けど奈緒ちゃんちゃんと手元見てないと……」
奈緒「あぁっ!!……ああっ?!」
琴葉「ちょっと奈緒大丈夫?!」
琴葉「スプーンから溶けたアイスがちょっと服に落ちてしもた……」
奈緒「もう奈緒ったら……ちょっととるからじっとしてね?」
P「~~~~」(電話中)
ぴんぽーん
P「!」
ちょいちょい
奈緒「私ですか?」
P「こくこく」
P「代わりに出て来てもらえるか?」かきかきかき
奈緒「ほーい、任せてな~」
~~
奈緒「ほな、ここにサインすればええんやろか?はいはい」
奈緒「はいっ!ありがとございますー!」
奈緒「よいっしょ。って重たっ!」
奈緒「………はぁ……重かったわ……」
奈緒「というかこれは事務所宛の荷物とちゃうんやな~?」
がちゃん
P「すまんな奈緒電話出てもらって」
奈緒「これめっちゃ重かったんですけど、何が入ってるんです?」
P「それは多分……俺が個人的に買った炭酸水のボックスだな」
奈緒「前のあれですか?え~あれまた買ったん?」
P「まーこれでまた今度前回のカボスの時みたいにノンアルカクテルみたいなの作ってやるから」
奈緒「ほんまですか♪たのしみにしてますねー!」
奈緒「なープロデューサーさんー」
P「ん?どした?」
奈緒「紫陽花って青いのとか赤いのとかいろいろあるやん?あれってなんで色が違うん?それぞれべつの種類だったりするん?」
P「あーそれはなー」
P「紫陽花の色は、紫陽花に含まれてるアントシアニンっていう色素によって色が変わるんだよ。だから種自体は赤のものを青のものも同じ種だよ」
P「その色素の色は主に土のpHによって影響を受けるから、その紫陽花が植えられている土や降られた雨によっても色が変わるんだよ」
P「酸性に振れると青くなって塩基性に振れると赤くなるって感じにな」
奈緒「へ~!勉強になりました♪」
横山奈緒「イメージカラー」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1499434539/#footer
初めて奈緒メインで書きました
よろしければ読んでいってもらえたら嬉しいです
pHって学校で教える読み方がペーハーじゃなくて、ピーエイチで統一されたらしいですね
はえーってなりました
奈緒SSが増えて嬉しい限りです
奈緒「なーなーそんでペーハーってなんなんですか?」
P「もう奈緒はペーハーって読み方は習ってない世代なのか……?」
P「……というかpHは知ってるか?」
奈緒「もちろんや!あの酸性とか塩基性の具合を示す数値ですよね?」
P「そうそう。俺らが学生の頃はな、pHをペーハーっていうドイツ語読みで教わることが多かったんだよ」
P「けど最近教育の場で、複数の読み方がある場合には英語読みで統一する方向らしいんだよ。だから奈緒の知ってるピーエイチとペーハーは同じものだよ」
奈緒「んーなんかお祭りみたいやね」
奈緒「……?ほーん七夕祭かー!」
奈緒「そいやここんとこずっと雨続きやったしなぁ」
奈緒「久しぶりに晴れとたしちょっと遅れてしもたけど、今日は織姫さんたち会えるとええな~」
奈緒「おっ、りんご飴あるや……あんず飴……?」
奈緒「りんごやなくてあんずなん?」
奈緒「まぁええや買うてみよ~♪」
~仕事終わり~
P「なー奈緒ー」
奈緒「ん?なんです?」
P「ちょっと寄り道しないか?」
~~
奈緒「プロデューサーさんの方から寄り道せぇへん?なんて珍しいなー思たんですけど、なかなか粋なことしてくれますわぁ!」
奈緒「どこ連れてってくれるんかなーって思っとったんですけど私初めてなんですよ!」
奈緒「…はわぁ……!」
奈緒「ほー……綺麗やなぁ……」
P「な。ぽうって光っててなんというか儚げにも美しい?なんなそんな感じがするよな」
奈緒「なんや~?プロデューサーさんも詩人やね~♪」
奈緒「蛍って初めて見たんやけど、やっぱり蛍って綺麗な水辺におるんやなー」
奈緒「ひょっと!」
ばしゃーん
奈緒「ひゃっ!冷たっ!」
ばしゃばしゃばしゃ
奈緒「冷たくて気持ちええなぁ」
P「足元暗いんだから気をつけろよー。それにあんまり遠くに行きすぎるなよー」
奈緒「はーい!わかってますー!」
~~
奈緒「てぃん!」
奈緒「えいっ!」ばしゃっ
P「おい奈緒待て!俺着替え無いんだぞウェイト!ウェイト!」
P「……そこまで濡れずに済んでよかった……」
奈緒「さすがプロデューサーさんはノリがよくて好きやわ♪」
P「濡れないように逃げてて必死だったからな」
奈緒「ふふん!今度は覚悟しててくださいねっ♪」
P「これこらは水辺から離れて遠くから見守っとこうかな…」
~~
P「そろそろ帰るぞー」
奈緒「はーい!ほな蛍さんたちもまたなー!」
蛍の光のみがその場を照らす中、奈緒が振り返る
奈緒「今日は連れて来てもらってありがとうございました!」
P「…………」
P「……綺麗だな…」
奈緒「ん?今なんか言いました?」
P「なーんも」
奈緒「絶対なんか言ったやろ~!教えてや~っ!」
P「なんも言ってないって!ほらはやく帰るぞ」
奈緒「あーんもうっ!プロデューサーさんも頑固なんやから~!」
時期的には問題ないはずなので今日もチャレンジしてこようかなって思ってます
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