P「今日はアイドルたちのデビューコンサートだ」�
P「みんなをここまで育てたかいがあったよ」ウルウル�
P「そろそろ挨拶に来る頃かな?」�
トントントン�
P「どうぞー」�
ガチャ�
伊織「」�
P「し、死んでる!」
P「し、死んだ!」
律子「ちょっと!早く救急車よびなさいよ……」スッ
律子「」
P「し、死んだ」
P「アイドル達が全員死んだ」�
高木「残念だったな」
P「俺はこれからどうやって生きていけばいいんだ」�
高木「安心し給え。新しいアイドルを連れてこよう」
P「本当ですか!?ありがとうございます」
P「今日は新しいアイドルのオーディションだ」ワクワク
トントン ガチャ
小鳥「」
P「し、死んでる」
高木「残念だったな。だが安心し給え新しい事務員を連れてこよう」
P「本当ですか!?ありがとうございます」
P「今日は新しい事務員の面接の日だ」ワクワク
トントン ガチャ
高木「」
P「し、死んでる!!」
だけど僕は待ち続けている。�
待っていれば、いつか社長の『安心し給え』という声が聞こえて新しい社長が来てくれる気がするから」
第一話のおわり
地獄
ズゴゴゴゴゴゴ
亡者「ウギャアアアアアアアア」
春香「ここは……‥‥地獄?そうか、私たちは死んでしまったのね」
真「ボクモー」
双海「真、どうしちゃったの?気が狂ったの?」
真「ボクモー」
千早「どうやら地獄に落ちたショックで気が狂ったようね」
双海「実は、私も地獄に落ちたショックで自分が誰なのかわからなくなっちゃった」
真「ボクモーボクモー」�
春香「はいはい、えらいえらい」ナデナデ
真「ママァー」
春香「///」
千早「さて、なんとかここから逃げる方法を考えないと」
亡者「ウワアアアアアアアアア」
千早「ああいう目にあってしまうわ」
現世
事務所「」プーン
死体「」プーン
P「あれから何日経っただろう」
トントトン�
P「来客?もうこの事務所はただのゴミ置き場なのに」
ガチャ
P「あ、あなたは……!」
2話おわり
地獄
ゴゴゴゴゴゴゴ
春香「あれからずっと歩き続けて地獄の亡者たちからなんとか逃げている日々。もう疲れたよ」
真「ボクモー」
双海「なんで私たちは地獄に落ちたの?悪いことなんてしてないのに。それに私の妹か姉はどこにいるの?」
千早「他の皆も気になるわね。私達が地獄に落ちるなら他の皆も落ちてないと納得出来ない」
真「ボクモー」
高木「残念だったなみんな。そして久しぶりだ」
春香「社長!!」
双海「社長も死んだんですか?」
真「ボクモー」
千早「私達が死んだあと、残された人たちはどうなったんですか?プロデューサーは?」
社長「安心し給え。こんなこともあろうかと、私が死ぬ前に新しい社長を用意しておいた」
春香「本当ですか!?ありがとうございます」
現世�
P「あ、あなたは……!」
黒井「」�
P「し、死んでる!」�
3話終わり
地獄
ゴアアアアアアアア
千早「社長、そろそろ説明してくれませんか?」�
高木「なんだ?」
千早「私達がほぼ同時に次々と死んだ理由、そして地獄に落ちた理由を」
高木「説明するのか?」�
千早「ですから、なんでこうなったのか説明していただけませんか?」
高木「私にもわからない」�
真「ボクモー」
高木「私が地獄に落ちて最初に会ったのが君たちだ。しかし、状況から判断して複数のグループに別れて地獄に落ちたのだろう」�
高木「ウッ」�
春香「社長!?」�
高木「ウワアアアアアアオオオ」�
千早「社長が亡者になってしまった」�
春香「社長が猛者になってしまったの?」�
千早「は?」�
真「ボクモー」�
双海「逃げましょう!!」�
ダッ
現世�
P「死体が増えた」�
P「ハァー」�
P「いつまでもこんなことやっていても仕方がない。前進しないと」�
P「まずは死体を片付けよう」�
数日後�
死体「」プーンヌ�
P「死体は意外と重くて飽きた」�
P「運ぶのは後にして、まずは死んだ人のリストを作ろう」�
数日後�
P「おかしいな……アイドル達は全員死んだはずなのに、死体が足りないぞ??」�
4話おわり
春香「アアアアアアオオアオアオアオオアオアオオ」�
千早「ついに春香が亡者になってしまったわ」�
真「ボクモー……」シュン�
千早「落ち込んでいるのかしら?この娘は春香をママのように慕っていたから」�
千早「ハッ!」�
双海「どうしたの?早く逃げようよ」�
春香「アウアアアアアアア」�
千早「真がここに来てから、一回だけ『ボクモー』以外の言葉を話したことが有る!」�
双海「えっ?」
真「ボクモーボクモー」�
春香「はいはい、えらいえらい」ナデナデ�
真「ママァー」�
春香「///」�
~~~~~~~~~~~~~~~回想終わり~~~~~~~~~~~~~~~~~~
春香「ウアウアウアウアウアウアウアウアウアウアウダウヅアヅウアヅ」�
双海「えっ?もっと大声で!春香がうるさくて聞こえない!」�
千早「ま・こ・と・が!ほ・か・の・こ・と・ば・を!!」�
春香「ウギャオオオオオオオオオオ」�
双海「えっ!?なんて言ってるの?」�
千早「ま!!!こ!!!と!!!が!!!しゃ!!べ!!!れ!!!る!!!」�
春香「ウギャアアアアアアササ」�
双海「ウギャアアアアアアアアア」�
千早「間に合わなかった、真!私達だけでも逃げましょう!」ガシッ�
真「ボクモー」�
ダッ
P「足りない死体は、双海……のどちらかだ!」�
P「双子だからてっっきりふたりともお陀仏だったと思ったけどまさか生きてるとは」�
P「さぁー!これから忙しくなるぞ!!」�
P「双海の片割れを見つけて、アイドル事務所、再開だ!」�
ガチャ �
P「こうしておれは数ヶ月ぶりに事務所を出た」�
5話終わり
地獄�
千早「ま、真、よしよし///」ナデナデ�
真「ママァー」�
千早「どうやら、頭を撫でるとママァーと言うようね」�
真「ボクモー」�
千早「撫で続けたらどうなるのかしら」ナデナデナデナデ�
真「ママァーママァーママァー」�
千早「変わらないのかな?」ナデナデナデナデ�
真「ママァーママァー……ボク…コワイヨ…」�
千早「!!新たの言葉を!!」ナデナデナデ�
真「ママァー…ボクハワルイコナノ?ボクハ…」
千早「え?」ピタッ�
真「ボクモー」�
千早「律子!やっぱりあなたも地獄に落ちてたのね!」
律子「他の皆は?あなた達だけ?」�
千早「ええ、一緒にいた子たちはみんなは亡者になってしまったわ」�
律子「実は、私と一緒にいたっみんなも亡者になってしまったの」�
千早「そう……」�
律子「それより、真の様子がおかしいみたいだけど」�
千早「そうだ、再開しないと!真、こっちに来て」
千早「真が震えている!律子を見て!震えているというの?」�
律子「ふふっ、完全に記憶を消したはずだったんだけどなあ、駄目だったか」�
千早「!!まっまさかあなたが!!許さない!」�
律子「集まれ!亡者たちよ!」�
伊織「オウウウウウウウウウウウウウウ」�
やよい「アウアウアウアウアウウアウウウウウウウウウウ」�
雪歩「アワワワワワアアアアアアアアアアアアアア」�
あずさ「ギャッユウウウウウウウウアアアアア」�
春香「ウワアアアアアアアアアアアア」�
双海「アオオオオオンンアアアダ」�
千早「み、みんな!!」�
律子「安心し給え。あなたもすぐに亡者の仲間入りよ」
千早(安心し給え!?)
現世�
P「あれから数週間、双海の手がかりがつかめないな。一旦事務所に戻ろう」�
ピーポーピーポー�
P「??どうして事務所の周りに警察が?」�
P「そうか、扉をあけっぱなしで出たから異臭が一気に外に出たのか!」�
P「しかしここにいたら警察に捕まりかねないな。逃げよう」スッ�
ドンッ�
P「いてっ!あ、すいません、怪我ないですか?」�
双海「ええ、大丈夫……!あ、あなたは!!」
6話完
地獄�
亡者たち「ウオオオオオオオオオオ」�
千早「も、もうだめだ!!」�
小鳥「そこまです!亡者たち!」�
ピカァーーー�
亡者たち「イヤアアアアアアアアアア」�
シュワアア�
千早「亡者たちが蒸発して消えて無くなった!?」
小鳥「教えてもらったのですよ。あなたの仲間、双海さんにね」�
千早「えっ!双海はさっき亡者になっていま蒸発したはず!」�
律子「違うわ、そっちの双海じゃなくて、もう一人の双海よ」�
千早「えっ?亜美?真美?」�
小鳥「亜美さんの方です!」�
千早「今死んだのはどっちなの?」�
小鳥「真美さんの方です!」�
千早「やっとどっちがどっちかわかったわ」�
真「ボクモー」�
小鳥「さあ!フィナーレです!」�
ピカアアアア�
律子「私は亡者じゃない!光を当てたところで……」シュワ
律子「あれ?なんで?私は亡者じゃないのになんで蒸発が始まるの?」
高木「安心し給え。君は地獄の亡者を操るチカラを手に入れた。ちなみに君は亡者じゃない」�
律子「本当ですか!ありがとうございます」タッタタ�
高木「しかし真に近づいたら…もう行ってしまったか。まあいいか」�
~~~~~~~~~~~~~~回想終わり~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~�
律子(高木社長……いえ、お父さん…‥‥信じてたのに)�
シュワアアアアアアアア
現世�
亜美「こういうわけなんです」�
P「そうか。君は社長と律子に脅されて仲間のふりをしていたわけか。殺したのか?」�
亜美「しかし、なんとか小鳥さんが死ぬ前に情報を渡すことが出来ました」�
P「ところで君は、殺したのか?」�
亜美「お、脅されて仕方なく」�
P「殺したんだな?」�
亜美「はい」�
P「警察に行こう」�
亜美「はい」
8話完
地獄�
千早「終わったのね。すべて」�
真「ボクモー」�
小鳥「いえ、まだです。そうですよね?真さん」�
真「ボクモー」�
千早「真!?真は被害者側でしょう?」�
小鳥「いえ違います」ナデナデナデナデ�
真「ママァーママァー」�
小鳥「」ナデナデナデナデ�
真「ママァーママァー……ボク…コワイヨ…」�
真「ママァー…ボクハワルイコナノ?ボクハ…」�
真「ボクハミンナガニクイ」�
ピカァアッァァアアアアアアアン�
ボウウウウウウウンン
千早「ま、まこと!?正気なの!?」�
真「ふぅー……」コキコキ�
真「あれ?残ってるのは君たち2人だけなの?」�
千早「真!しゃべれるの!?」�
小鳥「このひとは、自ら律子さんに頼んで記憶を消してもらってたんです!」�
千早「は?どういうことなの?」�
小鳥「つまり、真さんが今回の黒幕といっても過言ではないんです!」�
千早「黒幕!?黒幕は律子じゃないの!?」�
小鳥「ですから!その律子さんに記憶を消してもらったのが真さんなんです!」�
千早「えっ!?」�
真「ごめんねみんな。こんなことに付きあわせちゃって。だけど信じて欲しい。僕達アイドルは、地獄に行ってもアイドルだってことを」�
小鳥「はっ?」
小鳥「なに、この亡者たち!このうれしそうな顔!まるで生者みたい!」�
真「この人達は観客だよ。志半ばで死んでいった世界中のアイドルファンなんだよ」�
千早「まさか、あなたはこの人達のために」�
真「うん。まあ違うんだけど、せっかくなんだし、これから僕達地獄アイドルとしてやっていこうよ」�
小鳥「でも他の皆は私がこの手で蒸発させてしまいました」�
真「大丈夫だよ。亡者たちはなんどでも蘇る。アイドル魂さえあればね」�
春香「千早ちゃん!遅いよ!ステージはもう始まっちゃうよ!」�
やよい「始まりますわよ!早く支度なさいー!」�
律子「さあ、これから忙しくなるわ!」�
他のアイドル達「いえーい!」�
千早「で、でも、プロデューサーが不在よ!私達やっていけるの?」�
高木「安心し給え」�
千早「えっ?」
現世�
警察署�
ガチャ�
P「」�
亜美「死んでる・・・」�
お わ り
ありがとうございました
面白いですね
次回も同じ方向性でSSを書いてください期待しています
自演糞ニキオッス
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