・千早が笑います
・ヤマ、オチ特になし
今回はさっくりと終る……予定です
よろしければお付き合いください
↓なお前回
【予定は未定】ライラ「初心?」 千早「考えるんじゃなくて感じるのよ」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1457008838/
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1463403772
千早「皆さんこんばんは、如月千早です」
楓「高垣楓です」
千早「今回の予定は未定、少し趣向を変えてお送りします」
楓「ライラちゃんの代わりに呼ばれたんですが……どうして私なんでしょうか?」
千早「初詣の回の時にWebで公開した映像の評判が良かったらしくて」
楓「ふふ、それは嬉しいですね」
千早「あと、その映像を見たスタッフの悪ノリもありまして……」
楓「悪ノリ?」
千早「私の表情が時々硬くなっているのを何とかしたいとかどうとか」
楓「それがどう私につながるんでしょうか」
千早「それは……その………」
楓「千早ちゃん?」
千早「笑いを抑えきれない私の姿に、何かを見つけたそうなんです……」
楓「ああ、なるほど」
楓「それで私、代役やってちょうだいや、なんて言われちゃったんですね」
千早「……ぶふっ、……くっ、くふふふ………」
楓「(イマイチだったけど、喜んでくれてよかった)」
千早「くふっ、くく…………」
楓「大丈夫、千早ちゃん?」
千早「い、いきなりひどいです、高が――」
楓「千早ちゃん?」
千早「……いきなりひどいです、楓さん」
楓「はい、よくできました」
千早「(この笑顔は反則だと思うの)」
楓「ちなみに、ライラちゃんも後でちゃんと出てきますからね?」
千早「色々あって、今回の放送のことはライラさんには秘密ということになっています」
楓「その代わり、アイドルのライラちゃんをお届けしますね♪」
千早「楓さん、そろそろ……」
楓「そうね、それでは」
千早「如月千早と」
楓「代役・高垣楓の」
「「予定は未定」」
楓「どうぞ、お楽しみください」
【控室】
千早「今日お邪魔するのは、なんとCGプロのスターライトステージです」
楓「あらためまして、ようこそ千早ちゃん」
千早「はい、よろしくお願いします」
千早「それはそうと楓さん、CGプロの総選挙お疲れ様でした」
楓「あら、ありがとうございます」
千早「今回は惜しくも二位だったそうで」
楓「本当は、こんなこと言っちゃうと怒られちゃうかもしれませんけど」
楓「私、そこまで順位にこだわっているわけではないんですよ」
千早「そうなんですか?」
楓「それよりも、応援してくれるファンがいてくれるっていうことが嬉しいんです」
千早「なんとなく、分かる気がします」
楓「だから、ファンの方々の一人ひとりの声を、何よりも大事にしたいなって思うんですよ」
千早「……でも、やっぱりちょっと悔しかったり?」
楓「それはもちろん。私だってガラスの靴に憧れはありますから」
千早「ふふ。次は『無冠の女王』の肩書を返上できるといいですね」
楓「私、争いに向かん高垣ですから、どうでしょうかね?」
千早「ぶっ! ふくっ、くふふ……」
楓「ふふふ」
千早「はふっ、ふふふっ……んん、くっ……くくく……」
楓「千早ちゃん大丈夫?」
千早「(だ、誰のせい、で……)」
楓「……ごめんなさい」
千早「い、いえ! 本当に大丈夫ですからっ!」
楓「千早ちゃんは優しいですね」
千早「べ、別にそういうわけでは……」
千早「(そこでそんな悲しそうな顔するの、ズルいわ)」
――――――
――――
――
楓「そういえば千早ちゃん、今回の放送はちょっと特別って聞いたんですけど」
千早「そうなんです。なんと、ちゃんとした進行表があるんですよ」
楓「……え?」
千早「進行表があるんです」
楓「(聞き間違いじゃなかったみたいね)」
楓「それって、普通のことじゃ……」
千早「ステージとの兼ね合いで、不本意ながら準備したそうです」
楓「進行表って、そんな仕方なく用意する物だったかしら……」
千早「元々、普段のこの番組は何をするかしか決まってないんですよ」
千早「大筋が決まっていても教えてくれませんし」
千早「時々カンペが出る以外は、大体出たとこ勝負です」
楓「……すごい番組ですね」
千早「何とかやってこれたのはライラさんのお陰ですね」
楓「ライラちゃんに聞いたら、千早ちゃんのお陰って言いそうですよ?」
千早「……そうだと嬉しいです」
楓「二人が仲良しで、お姉さんまで嬉しいです」
千早「楓さん……」
楓「だから、かえ姉さんって呼んでくれてもいいんですよ?」
千早「い、いや、それは……そのっ」
楓「ふふふ、冗談です」
千早「(目が本気だったと思うの)」
楓「それにしても、千早ちゃんも大胆ですよね」
千早「そうですか?」
楓「そうですよ。私たちのステージで歌いたいだなんて」
千早「……こうなるとは思ってなかったんですけどね」
楓「どういうことですか?」
千早「ライラさんと一緒にステージで歌いたい、なんて雑談したことはありますし」
千早「番組でも、ここで歌うライラさんを見たい、なんて話もしましたけど……」
楓「話が見えてこないんですけど」
千早「いっそのこと、まとめてやっちゃえって」
楓「え? それで、こんな企画に?」
千早「……ウチのスタッフ、面白そうだと思ったら見境ないので」
楓「事務所の違いとか、そういう問題は……」
千早「こういう時だけ、異常に優秀なんですよね……」
楓「でも千早ちゃん、そんな風に言う割には嬉しそうですよ?」
千早「それはまあ、舞台に立てるのはやっぱり嬉しいですし」
千早「それに、せっかく歌えるなら楽しみたいじゃないですか」
楓「流石千早ちゃんですね。私も負けないように頑張ります」
千早「楓さん……」
楓「頑張って格好いいところを見せて、そうしたら」
楓「かえ姉さんって呼んでくれますよね?」
千早「…………へ?」
楓「だから、見ててくださいね?」
千早「……あの、楓さん…?」
楓「あ、そろそろ時間ですね。行きましょうか♪」
千早「ちょ、あの………え?」
【舞台袖】
楓「千早ちゃんは、ライラちゃんのステージを見るのは初めて?」
千早「ええ。歌っているところは何度か番組で見ましたが」
楓「ふふ、それじゃあ驚くかもしれませんね」
千早「それはそれで、とても楽しみです」
楓「……私も頑張りますからね?」
千早「応援してます」
楓「それじゃあ、行ってきます」
千早「はい。頑張ってください」
楓「ちゃんと見ててくださいね?」
千早「勿論です」
千早「楓さんとライラさんのステージ……」
千早「ふふ、楽しみで番組のこと忘れちゃいそう」
【ステージ】
ライラ「みなさーん、ライラさんですよー」
ライラ「何とライラさん、今日は楓さんと一緒のステージなのでございます」
楓「ふふ、よろしくねライラちゃん」
ライラ「うー、ライラさんちょっと緊張してますです」
楓「そうなの?」
ライラ「楓さんの足を引っ張らないかと、ちょっと心配なのでございますよ」
楓「……ライラちゃんはステージで歌うの、好きですか?」
ライラ「はいです。とっても楽しくて、素敵でございますよ」
楓「それなら、後ろ向きな気持ちは捨てちゃいましょう」
楓「目一杯楽しんで、お客さんにも楽しい気持ちを分けてあげなきゃ」
ライラ「!」
ライラ「えへへー、しあわせお裾分けでございますね」
楓「ふふふ。キュートな笑顔で人気急騰、ですね♪」
ライラ「はいです。笑顔で頑張りますですよー」
【舞台袖】
千早「……くふっ、くく…………」
千早「(……キュート………急騰…)」
千早「………くっ、くふふっ……ふふふふっ……」
千早「(楓さん、ドヤ顔でこっち見ないでくださいっ)」
千早「ふふっ……くくくく………」
雪美「……だいじょう、ぶ…?」
千早「ふくく……ふぅ、はぁ…………え?」
雪美「…お腹……痛いの……?」
千早「い、いいえ、大丈夫よ」
雪美「…………よかった……」
千早「心配してくれてありがとう」
雪美「………ううん……どういたしまして………」
千早「あ、もしお邪魔じゃなければ、ここからステージを見せてもらいたいのだけど」
雪美「…………いいよ……一緒に…見る……」
千早「ありがとう。私、如月千早って言うの。あなたは?」
雪美「私……佐城、雪美……」
千早「佐城雪美さん……綺麗な名前ね」
雪美「……ありがとう……千早も…名前……かっこいい……」
千早「ふふ、なんだか少しこそばゆいわね」
雪美「…ふふふ……」
【ステージ】
ライラ「それではよろしくお願いしますです、楓さん」
楓「ええ、頑張りましょうね」
ライラ「みなさんにしあわせお裾分けしますですよー」
http://www.nicovideo.jp/watch/sm28512644
【舞台袖】
雪美「……かっこいい……ね…」
千早「二人とも眩しいくらいに輝いて……私も負けていられないわ」
雪美「…千早も………アイドル、なの……?」
千早「ええ、765プロでアイドルをしているの」
雪美「……やっぱり……名前…聞いたこと……あったから…」
千早「佐城さんもアイドルなの?」
雪美「うん……アイドル……難しい………でも、楽しい……」
千早「アイドルの佐城さん、すごく素敵なんでしょうね」
雪美「……ちょっと…………照れる………」
千早「ふふふ」
次の投下で最後までいけるように頑張ります
なお、ライラさんと楓さんが一緒に歌ってる動画は見当たらなかった模様
お楽しみ頂けたのなら、幸いです
【ステージ】
ライラ「ありがとうございましたですよー」
楓「ふふ、お客様も喜んでくれたみたいですね」
ライラ「おー、ライラさんしあわせお裾分けできましたですか?」
楓「皆さんに聞いてみたらどうかしら」
ライラ「……おぉー、すごい声援でございます」
ライラ「ライラさんとても嬉しいでございますよ」
楓「ふふふ、ここでちょっとお知らせがあるんですけど」
ライラ「はいです?」
楓「会場の皆さんで、今日が何の日がご存知の方はいらっしゃいますか?」
ライラ「おー、半分くらいの方がご存知のようですが……今日は何かありましたですか?」
楓「ふふ、今日は特別な日なので、特別なゲストが来てるんです」
ライラ「おー、なんだか素敵な響きですねー」
ライラ「ところで、今日は何の日なのでございますか?」
楓「ふふふ、それはね……」
楓『……Happy Birthday to You♪』
ライラ「……ふぇ?」
千早『Happy Birthday to You♪』
ライラ「……え? 千早、さん……?」
千早・楓『Happy Birthday, Dear Layla♪』
楓『Happy Birthday♪』
千早『To You♪』
千早「ふふ、ライラさん誕生日おめでとう」
楓「おめでとうございます」
ライラ「…………」
楓「……あら?」
ライラ「……どうして…………」
千早「ライラさん……?」
ライラ「……どうして、千早さんがここにいるのでございますか?」
千早「だってライラさんの誕生日ですもの」
ライラ「でも、ここはライラさんの事務所のステージで……」
楓「ふふふ、だから今日は特別、なんですよ?」
ライラ「………………ふぇっ」
千早「ちょっ、ライラさん!?」
ライラ「うぅ、ひっく……ふぇぇ………」
楓「あらあら」
ライラ「……うぅ…ぐすっ…………ごめんなさいです」
ライラ「嬉しくて、びっくりして、よく分からなくなったのですよ」
千早「ううん、ごめんなさい。突然すぎたわね」
ライラ「でも一番は嬉しいなので、大丈夫でございます」
楓「ふふふ」
――――――
――――
――
千早「実は、今日ここに来たのは、もう一つ理由があるの」
ライラ「そうなんでございますか?」
千早「ライラさんと一緒にこのステージで歌えたらな、って」
千早「もちろん、ライラさんや観客の皆さんが許してくれるなら、だけど」
楓「……ふふっ、皆さんは歓迎してくれるみたいですよ?」
千早「ありがとうございます」
ライラ「でも、何を歌うのですか?」
千早「ほら、二人で歌えたらって練習していた曲があるでしょう?」
ライラ「あー、あの曲でございますか」
ライラ「ライラさんまだちょっと自信がないのでございますが……」
楓「大丈夫ですよ。一生懸命歌って、心に訴えましょう♪」
ライラ「おー」
千早「……ぷふっ!」
千早「(楓さ、不意打ち……歌って…………訴え…)」
千早「くふっ、ふふっ……くふふ……」
ライラ「千早さん?」
楓「ふふふ」
千早「…………は、はぁ……」
ライラ「大丈夫でございますか?」
千早「……ええ、ごめんなさい」
楓「さあ、お客さんも待ってますよ♪」
千早「(……くっ、この笑顔は卑怯だわ)」
ライラ「楓さんもご一緒するのですか?」
楓「ええ、こっそり練習してきたんですよ?」
ライラ「おー、頼もしいでございますねー」
千早「そ、それではお願いします」
ライラ「お祝いして頂いたしあわせを、もう一度お裾分けですねー」
楓「ふふ、頑張りましょうね」
http://www.nicovideo.jp/watch/sm25613800
【控室】
雪美「……お帰り………ライラ…楓、千早…」
ライラ「おー、雪美さん。ただいま、です……よ」
千早「どうかしたの?」
ライラ「見慣れたスタッフさんがいらっしゃるのですが……」
千早「そういえば言ってなかったかしら」
楓「今日の様子は、予定は未定で放送しちゃいます♪」
ライラ「……ライラさん、今日は驚き疲れたでございますよ」
雪美「……ドッキリ………成功……?」
千早「ふふ、そうみたいね」
楓「じゃあ、はい。ドッキリついでに、私たちからのプレゼント」
ライラ「プレゼント……でございますか?」
千早「ふふっ、開けてみて」
ライラ「ちょっとドキドキで……おぉー、ケーキでございます!」
楓「なんと、普通のケーキじゃないんですよ?」
ライラ「それはどういう……っ! アイスでございますっ!!」
千早「気に入ってくれたかしら?」
ライラ「アイスのケーキ……何とぜいたくな……」
雪美「………よかったね……ライラ…」
ライラ「はいです」
楓「ライラちゃんは、アイスを愛すること、並々ならぬものがありますね」
千早「……くふっ………か、楓さ、くくくく……」
雪美「………千早…?」
ライラ「いただいてもよろしいでございますか?」
楓「切り分けますから、ちょっと待ってくださいね」
千早「……くふふっ…ふふふふふ…………」
雪美「大丈夫………?」
ライラ「おー、楓さんありがとうございますですよ」
千早「……ふぅっ、はぁ…はぁ……だ、大丈夫。ありがとう、佐城さん」
雪美「………よかった……」
楓「あらあら、雪美ちゃんは優しいですね♪」
ライラ「まだでございますか?」
楓「そうですね。それじゃ、いただきましょうか」
千早「(……くっ、二人とも自由すぎる)」
雪美「………よしよし…」
ライラ「いただきますですよー」
楓「誕生日おめでとうございます、ライラちゃん」
千早「おめでとうライラさん」
雪美「……おめでとう」
ライラ「ありがとうございますですよ」
ライラ「ケーキも美味しくて、しあわせいっぱいですねー」
楓「ふふふ」
千早「……ところで佐城さん。どうして膝の上に?」
雪美「…………邪魔…?」
千早「いえ、そういうわけじゃないのだけれど」
雪美「……千早……膝の上………落ち着く……」
千早「まぁ、佐城さんがそれでいいのなら」
雪美「………佐城…違う………雪美…」
千早「え?」
雪美「……ライラも…楓も……名前………私だけ、違う…」
楓「あらあら」
雪美「………仲間外れ、みたい……………嫌」
千早「そ、そんなつもりは……」
雪美「……じゃあ、雪美………ね…?」
千早「……そうね。これからよろしくね、雪美」
雪美「…………ふふ……よろしく…千早」
ライラ「おー、いつの間にかお二人はとっても仲良しさんですねー」
雪美「……うん………千早…好き……」
千早「ふふ、ありがとう」
雪美「………ふふふ…」
楓「なんだか本当の姉妹みたいですね」
ライラ「うー…………ライラさんもー」
千早「きゃっ!」
楓「あらあら」
楓「というわけで、本日の予定は未定、いかがでしたでしょうか」
楓「次回は………やっぱり未定だそうですよ?」
楓「それではまた、お会いできる日を楽しみにしていますね」
楓「…………さて、お姉さんも混ぜてくださーい♪」
千早「ああもうっ! 楓さんまで……」
***************************
【ある日、765プロにて】
亜美「ねーねー真美ー?」
真美「どったの、亜美?」
亜美「これ、ひょっとしてピンチなんじゃない?」
真美「どーゆーこと?」
亜美「ほら、ゆきみんだよ」
真美「あー、ゆきみん。可愛いよねー」
亜美「そうだよねー。思わずナデナデしたくなるよねー」
真美「うんうん。分かる、分かるよ亜美!」
亜美「……って、そうじゃなくて!」
真美「だからどったの?」
亜美「このままじゃ千早お姉ちゃん取られちゃうよー」
真美「へっ?」
亜美「千早お姉ちゃん、ゆきみんのことあっさり名前呼びしちゃったじゃん?」
真美「真美たちも名前呼びだよ?」
亜美「そうじゃなくて! ゆきみんはあっという間に亜美たちに並んじゃったんだよ!」
真美「な、なんですとー!」
亜美「このままだと、千早お姉ちゃんはゆきみんのものに……!」
真美「うあうあー、それは大変だよ」
亜美「やっと分かってくれたようだね」
真美「むむむ、事態がこんなに深刻だったとは……」
亜美「でさ、真美はどうしたらいいと思う?」
真美「どうって?」
亜美「ほら、千早お姉ちゃんをゆきみんに取られないために」
真美「んー」
亜美「ねーねー」
真美「でもさ、千早お姉ちゃん、真美たちとよく遊んでくれるよね」
亜美「うん、そうだね」
真美「この前は宿題教えてくれたし」
亜美「千早お姉ちゃんはスパルタでしたなー」
真美「一緒に歌のレッスンした時よりはマシっしょー」
亜美「…………だね」
真美「でも、千早お姉ちゃん活き活きしてたねー」
亜美「あんな顔されたら頑張るっきゃないっしょー」
真美「だよねー」
亜美「……じゃなくてっ!」
真美「うーん……あ、そうだ!」
亜美「なになに?」
真美「ゆきみんとも仲良くなっちゃえばいいんだよ」
亜美「どゆこと?」
真美「真美たちもゆきみんと友だちになって、一緒に千早お姉ちゃんと遊ぶの!」
亜美「おー、さすが真美! ちょーいい考えじゃん」
真美「じゃあさっそく千早お姉ちゃんにゆきみんを紹介してもらおー」
亜美「ちょっと待った!」
真美「亜美?」
亜美「どーせなら千早お姉ちゃんにはナイショにしよーよ」
真美「え、なんで?」
亜美「ある日、亜美たちにゆきみんを紹介する千早お姉ちゃん」
亜美「でも、もう亜美たち3人はチョー仲良くなってんの」
真美「ふむふむ」
亜美「千早お姉ちゃんびっくりするよね? それを見たくはないかね、真美さんや」
真美「そちもワルよのう」
亜美「あとは、どうやってゆきみんと仲良くなるかなんだよねー」
真美「どうしたらいいのかなー?」
亜美「うーむ」
真美「…………そうだ! 困ったときの?」
亜美「兄ちゃん頼み!」
亜美・真美「「んっふっふー」」
亜美「そうと決まれば兄ちゃんに突撃だー!」
真美「おー!」
千早「(聞こえなかったことにしときましょうか)」
<御仕舞>
ライラさん誕生日おめでとう
……間に合ってよかった
お楽しみ頂けたのなら、幸いです
楓さんとライラさん踊らせようと思ったけど
ライラさん来てくれません……
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