伊織「グスッ…千早と響とは……ヒクッ…そりゃ意見の対立とかはあったけど1つの思想を共にしてくれる仲間だと思ってたのに……」
P「……あぁ、一応聞いておくが、その思想ってのは何だ?」
伊織「はぁ?そんなの決まってるじゃない! やよいが一番可愛いって思想よ!!」
P「あぁうんわかってたけど一応ね。で?千早と響が裏切ったってのは?」
伊織「まず始めは千早よ!この前、千早と同じ番組に出るとき、出番まで時間があったからやよいの尊さについて話そうと楽屋に行った時の話よ」
P「え?回想入んの?まだ仕事あるんだけど」
何の続き?
ブーブーエス楽屋
コンコン
伊織「千早ー?いるー?」
シーン
伊織「千早?いないのかしら?」ガチャ
伊織「って鍵開いてるじゃない!無用心ね…」
千早「?あら、水瀬さん」
伊織「千早?居るんなら返事ぐらいしないよね!」
千早「ごめんなさい…イヤホンで音楽聞いてたから気づかなくて……」
伊織「だとしてもノックに気付かないってのはマズイでしょ…」
千早「そうよね…次から気をつけるわ」
伊織「ま、いいわ。千早ならそこまで心配する必要無いだろうしね。そんなことより、出番まで時間あるからちょっとやよいの事でも話さない?」
千早「あ…ごめんなさい、いつもから喜び勇んで話すのだけれど今日はそんな気分じゃなくて……」
伊織「勿論いいわよね?じゃあまずは私から……え?」
千早「ごめんなさい、今はこの曲をもっと聞き込みたくて……」
伊織「え?……あ、と…そ、そうなら仕方ないわね。えっと…ち、因みにやよいの話題を差し置いてまで千早が聞いていたい曲ってのは何なのかしら?」
千早「あら?水瀬さんも興味あるの?」
伊織「そりゃあ、千早がやよいより優先するなんて否が応にも興味持つわよ…」
千早「ふふっそうね…私が今聞いてるのは……
市原仁奈さんの「みんなのきもち」よ」
千早「そろそろケリをつけましょう」の事なら昨日書いたけど別に続きってわけでは無いです
メインは一緒だけど
仕方ない…?
P「………え?それだけ?」
伊織「それだけって何よ!!いい?私たちは高槻やよいが大好きな3人組、通称「三淑女」と称えられる存在なのよ!?」
P(別に称えてる訳では無いと思うが……)
伊織「その三淑女の一角の千早が!やよい以外のロリアイドルを!しかもよりによって別事務所のアイドルをやよいよりも優先したのよ!?」
P「別によくね?むしろ他人に興味を示し始めたならいい兆候だと思うが」
P(当のやよいは若干迷惑がってるし)
伊織「良くない!!」
P「さいですか……」
伊織「私だって何も鬼ではないわ。仮に今回の対象が亜美真美なら私も許せたわ。あの子達も私の琴線に触れるからね」
P(律子に注意するよう言っておくか)
伊織「でもね!今回は駄目よ!!」
P「なんで?」
伊織「はぁ……ねぇ?私達765プロの一番の強みは何?」
P「ん……団結、か?曲にもしてるしな」
伊織「その通りよ!今回の千早の暴挙はそれを乱したのよ!許せると思う!?」
P(その程度じゃ乱れねぇよってツッコミたいけど面倒臭いことになりそうだからいいや)
伊織「しかも!その輪を乱すのが千早だけではなく響もなのよ!?三淑女の2/3が乱してるのよ!私達の品位に関わる事態なのよ!?」
P「え?品位?」
伊織「何か文句あんの?」
P「………いや、別に」
伊織「そうよ!響よ!あんのバカうみんちゅもどきもとんでもないことしてくれたのよ!」
P「やめろ!響は歴とした沖縄出身だ!」
伊織「そんなことどうでもいいのよ!!この問題が発覚したのは次の仕事の時間待ちで私が事務所待機してた時のことよ」
P(あーまた回想か…わかってたけどさ)
伊織「その日は珍しく竜宮じゃなくて私ソロの仕事が入っててね、それで律子を待ってたんだけど……」
某日 事務所
伊織(はぁ、暇ねぇ……やよいがいれば最高なんだけど今日はオフなのよねぇ…響でも居ればやよいの話題しつつイジれるから良い暇つぶしになるんだけど…)
ガチャ
響「はいさーい!ってあれ?伊織だけ?」
伊織「ご挨拶じゃない?私だけだと不満だったかしら?」
響「えっ…いや、そういう訳じゃなくて……いつもいるぴよ子がいないから……」
伊織「ふぅん?ま、そういう事にしといてあげるわ」
響「うがー!何だよその言い方ー!!」
伊織「にひひっ 冗談よ。おはよう響」
響「うぅぅ…あんま自分のことからかわないで欲しいさー……」
伊織「ま、そんなことは置いといて。今時間あるかしら?次の仕事まで暇だからやよいの愛しさについて話したいと思ってたんだけど」
響「あー……ごめん伊織!やよいの事を話たいのは山々何だけど、いまどうしても覚えておきたい事あるからまた今度でいいか?」
伊織「え?…ま、まぁいいけど…」
響「ごめんなー…今度埋合せは必ずするから」
伊織「そんな気にすることないわよ」
伊織(覚えておきたいってことは仕事の台詞か何かかしらね)
響「そう言ってくれるとありがたいさー、じゃあイヤホンするから何か用事あったら肩でも叩いて知らせてねー」
伊織「えぇ、わかったわ」
伊織「え?イヤホン?」
響「~~~~~♪」
伊織(なんか凄くノってるわね…)
響「えー!!」
伊織 ビクッ!
伊織(え!?なに!?)
響「~~~~~♪」
伊織(またノってる…)
響「ふぅ…よしもう一回」
伊織(どんだけリピートすんのよ!やよいの話は断っといて!)
響「~~~~~権利をー!…あっ2回目は睡眠か…」
伊織(なんの話よ!?)
響「うぅ、コール多いなぁ…」
伊織(コール!?権利だか睡眠って言葉がコールなの!?……あの歌かっ!?」
響「メーデーメーデーメーデーメメメメーデー!……ふぅ、杏うちに来れば三食昼寝付きで飼ってあげるのに……」
伊織「あんたもかーーー!!」
響もロリ扱いだし仕方ない
???「にょわ……」
P「それだけか? いや響の最後の発言はかなりいただけないがそこじゃないんだろう?」
伊織「当たり前じゃない!私だって四六時中やよいを家で育てたいって考えてるんだからそこは理解できるわ」
P(むしろそこが理解できねーよ)
伊織「いい!?響が聞いていたのは「あんずのうた」よ!?歌ってるのは双葉杏!雪歩と真と同い年じゃない!!」
P「でも身長はかなり小さいけどな」
伊織「身長じゃないわよ!あの人は私達より年上よ!?」
P「見かけから想像もできんが確かにそうだったな」
伊織「千早はまだ身長も年齢も下だけど!響に至ってたは年上よ!許し難いわ!」
伊織「いい?私達はやよいを至上命題として様々な議論を重ねてきたのよ?それをあの2人はポッと出の新人アイドルに現を抜かして放棄したのよ!?許せる訳ないじゃない!!」
P(ふむ………)
伊織「あの2人は私のライバルで目標だったのに、グズッ…」
P「なぁ伊織?」
伊織「なによぉ…」
P「千早と響はやよいよりその2人を大切だって言ったのか?」
伊織「……言ってないけど…でも!やよいの話題より優先したのよ!!?」
P「じゃあその辺の真意は直接聞いてみればいい。いいだろ?千早、響」
伊織「え!?」
千早「水瀬さん……」
響「伊織……」
伊織「っ!……何よ!あんた達と話すことなんてっ
千早 響「ごめんなさい!」
伊織「え?」
千早「水瀬さん、私達は決して高槻さんを蔑ろにしていた訳ではないわ」
響「その通りだぞ…でも伊織を不安にさせてたのに気付かなかったのは自分達が悪いから、だからごめんなさい」
伊織「で、でも実際あんた達は!」
千早「水瀬さん。私達が高槻さんに魅了されたのは何故かしら?」
伊織「え?」
千早「高槻さんはまだ14歳という子供、にも関わらず家族全員の生活を金銭面から支えて、仕事終わりにはまた家事をする」
千早「そんな見るからに大変な生活をしていても決して絶えることない眩しい笑顔に私達は何を見たの?」
千早「高潔さ?尊さ?愛?」
伊織「私は……」
千早「答えなくても良いわ。私達は高槻さんに無限の可能性を見たんだから」
伊織「なら!!」
響「伊織、その無限の可能性はやよいだけが持ってる物じゃないぞ」
伊織「っ……」
千早「そう、私達は高槻さんに抱いた物と近い物を持ってる人をそれぞれ見出した。それだけの話なのよ」
伊織「あ……私、酷いこと言って……」
響「気にすることないさー!さみしがり屋の伊織を放ったらかしらにしてた自分達も悪いんだからなー」
伊織「は、はぁ!?誰がさみしがり屋よ!!ていうか響には言われたくないわよ!!」
響「な!どういう意味さー!!」
伊織「そういう意味よ!!」
千早「ふふっ…いつもの調子に戻ったわね」
P「これで一件落着か?よかったよかった」
P(根本的な物は解決してないが)
千早「えぇ、水瀬さん!我那覇さん!久し振りに3人揃ったのだから久々に話しましょう?」
伊織「そうね!今日も響きを完全に論破してやるわ!」
響「うがーー!自分論破されたことなんてないぞ!!」
P(やっと仕事に戻れる……)
数時間後
伊織(今日は本当に久し振りに有意義な議論が出来たわ。でも時間かけすぎたわね、いつの間にかPも居なくなってるし。……あら?)
伊織(アイツ、PC開いたままじゃないの、だらしないわね。ってコレ千早と響がハマったアイドルの事務所の資料じゃない!敵情視察ってところかしら?)カチャカチャ
伊織「あ!間違えてファイル開いちゃった!どうやってコレ消せば………」
ア-ルオ-エムエ-エヌティアイシ-ナ-ウ!!
伊織「……………」
伊織「Romantic Now/赤城みりあ………」
次はもっとしっかりデレマスアイドルと絡ませたいと思う
少ししたらhtml依頼出してきます
パキパキはいけない
パキパキの感染が(スレの垣根を越えて)広がっているな…
可奈になんか負けないんだから!
うどんになんか負けないんだから!
マシュマロになんか負けないのです!
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