P「・・・・・」ホケ~
やよい「?・・・どうしたんですかー?プロデューサー」
P「あっ!いや、なんでもないんだ!・・・ハハ」
P「(やよいのプロデューサーになって半年、ようやくCランクアイドルになって、これからってときに・・・)」
P「(・・・俺は、音無さんに恋してしまっていた・・・)」
やよい「うー、困ったことがあったら言ってくださいー。私じゃお役に立てないかもですけど・・・」
P「あ、あー!いやいや!スマンスマン!考え事さ!次のやよいのライブはどこにしよっかな~!ってな」
やよい「次のライブですかー!うっうー!デパートの屋上でライブなんてどうですかー?」
やよい「大人の人にも勿論だけど、子供たちにも喜んでもらえたらなーって!」
P「おっ!やよい~、いいこと言うね!じゃあ今日のお昼はデザートも付けちゃる!」
やよい「本当ですかー!?・・・あっ、でも、長介たちに悪いかなーって・・・」
P「なんのなんの!ロ○ソンで同じくらいの値段のデザート買ってやるから、持ってってやんなさいな」
やよい「えーそんな悪いですー・・・コンビニのデザートなんて高級品・・・」
P「こーら、遠慮するんじゃない。Cランク昇格の祝いだと思ってさ」
やよい「昇格のお祝いは別にいただきましたし・・・」
P「じゃ、いつも元気に活動してくれるお礼に、な」
やよい「うぅ~・・・ありがとうございますー」ペコ
P「なんのなんの!」
~~~~~~~~~
店員「ご注文どうぞー」
P「えー、ランチセット2つに、この・・・・・・(ハッ!!)」
”音無小鳥お勧めデザートはこれ!”
店員「あ、これですか?音無さん、ウチの常連だからお勧めデザート選んで頂いたんですよー」
P「あ、、あああ、、、ええと・・・///」プシュー
やよい「?」
P「ええと///じゃ、じゃあ・・・」ウツムキ
やよい「うー?プロデューサー・・・?」
P「じゃ///じゃあ、だね・・・///そのっ・・・」ソワソワ
店員「!」ハッ
店員「・・・店長ー!ランチセット二つと、音無さんお勧めのデザート二つですー!」
P「!?」
店員「(事情は分かりました、デザートは私の驕りなんで頑張ってください)」コソコソ
P「はぇ!?・・・は、はぁ・・・///」プッシューーー
店員「(でも、そんなあからさまだとバレちゃいますよ?)」クス
P「は・・・・はい・・・・・」シューーー・・・
やよい「うー・・・やっぱり変ですー、今日は顔真っ赤になったり、呆けていたり・・・」
やよい「あっ!もしかしてお仕事のし過ぎで熱が出たのかも・・・」
ピト
P「や、やよい!だ、大丈夫大丈夫、手で測って貰わなくたって平気さ平気!!」
やよい「でも・・・」
P「ほーら元気いっぱいいっぱい!ハッスルハッスル!」ムキッ
やよい「むー、今日のプロデューサーやっぱり変かもー」ジー
P「そ、そんな日もあるさ!」
やよい「・・・」
P「や、やよい・・・?」
やよい「・・・私が余計に心配して、気を遣わせちゃってたならすみませんでしたー・・・」ガルーン
P「あ、いや!そんなことはだな・・・」
やよい「・・・わたし、お手洗い行ってきますー」
P「(ああ、やよい、すまん・・・)」
~~~~~~~~
やよい「(どうしたんだろうプロデューサー・・・)」ハンカチダシー
やよい「(いつもの調子に見えるけど、そうじゃないような・・・)」手フキフキ
店長「ぬぁに!?プロデューサーくんが音無さんに恋!?」
店員「しー!店長!声が大きいですよ!・・・お客さんの席が遠くて良かったものの・・・!」
やよい「!?」
やよい「ぷ、ぷろでゅさぁが、小鳥さんに・・・?」
やよい「あわわ・・・聞いちゃまずかったかもー・・・」
やよい「う・・・!!」ズキ
やよい「(あれ?・・・胸の奥がズキンって、したような・・・)」
~~~~~~~~
P「やよい、ランチきてるぞー」
やよい「は、はい」
P「お味噌汁、冷めないうちにいただきますしよっか」
やよい「え、えへへー、待っててくれたんですねー!」
P「あったぼうよ!・・・じゃ「「いただきまーす」」」
P「ハフッ、ハフッハフ!!」ズズ
やよい「(・・・・・・・・・)」モグモグ
~~~~~~~~~
数週間後・・・
【765プロ/ミーティング室】
P「なぁやよい、いつかしたデパートでの屋外ライブの話だけどさ」
やよい「・・・」ボーッ
P「・・・やよい?」
やよい「あ!いえ!え、ええと!今度のBランクへのお話ですかー」ニコ
P「ちがうちがう。屋外ライブの話よ」
やよい「あっ・・・」
P「?・・・いいなって思ってさ、根気よく取り合ってみたら見事オーケーよ!いつものスポンサーさんが開催してくれるって」
やよい「わ、わー!嬉しいですー!」
P「・・・やよい」
P「やよい、どうしたんだ?このところボーッとしてること多いけど・・・」
やよい「う・・・」
P「・・・悩み事か?学校でなんかあったのか?・・・調子悪いか?」
やよい「だ、だいじょうぶですー!」
P「まさかと思うけど、たるき亭で食あたり・・・とか?」
やよい「・・・だ、だいじょうぶです・・・」
やよい「な、なんでも、ないかなー、って・・・」ウツムキ
P「お、おいおいおい、やよい・・・」スッ
バフッ
やよい「(あっ・・・ソファー、私の隣に・・・)」
やよい「(う・・・!!)」ズキ
P「お、俺なんかマズイこと言っちゃったりしたか?」
やよい「・・・!」ブンブン
P「どんなちっぽけな事だっていいんだ、つっかかりがあるなら言ってみてほしい」
ポフッ ナデナデ
やよい「・・・」ホロリ
P「!!・・・泣くほど辛いことがあったのか・・・?」
やよい「・・・!!」ブンブン
やよい「(プロデューサーは小鳥さんのことが好きで、私が今撫でて貰ってるのは私のことが好きだからとかじゃなくて・・・)」
やよい「(でっ、でも、そもそもプロデューサーとアイドルだし、プロデューサーはお兄ちゃんみたいな人で、でも、あれ・・・?なんで涙・・・)」グシグシ
やよい「・・・え、えへへー、もう大丈夫かも」ニコ
P「やよい・・・」
P「(前のお昼のデザートのくだりで、バレちゃったんてたんかな・・・。店員さんに見抜かれる程動揺してたっぽいしな・・・)」
P「(音無さんと、もし、つ、つつ、付き合うことになったら、やよいのプロデューサー引退するとかって思っちゃってたんじゃ・・・)」
P「や、やよい、俺はどんなことがあったとしてもやよいのプロデューサーは・・・」
やよい「えへへ・・・プロデューサーの手おっきいですね。でももう大丈夫ですー」
スッ・・・
P「(あっ、手、退けられ)」
やよい「・・・うっうー!今度の屋外ライブもいーっぱいがんばりますー!」
P「お・・・おお!そのいきだ!うん!やよいなら絶対成功するぞー!」
”「ちょっと!○○事務所の○さんから電話よ!早くしなさい!」”
P「あ、はいはい!ありがとうな伊織!」
P「屋外ライブの話だろう。じゃ、俺電話出てくるからな!」
P「ちょっと待っててくれな!」ガチャ
やよい「わかりましたー!」ニコ
P「(やよいとのスキンシップが多くなってきたけど、手を退けられるのは初めてだったな・・・やらかしちまってんなー、やっぱり・・・)」バタン
やよい「・・・・・・」
やよい「・・・なんでだろう。悲しい気持ちが溢れてくる・・・」ホロリ
やよい「グス・・・グス・・・なんで涙出るんですかー」グシグシ
やよい「音無さんとプロデューサーお似合いだし・・・」
やよい「私にとってプロデューサーは、よく面倒を見てくれて、お兄ちゃんみたいで、かっこよくて、頼りになって・・・たまに抜けてて、よく笑わせてくれ・・・て・・・」ポロポロ
やよい「あれ・・・なんで・・・」ポロポロ
やよい「悲しいのが、止まりませんー・・・」ポロポロポロ
ガチャ
やよい「!!」グシグシ
やよい「プ、プロデューサー!泣いてないですよ!元気になりましたー!」ニコ
伊織「・・・ミーティング室から我慢したようなすすり泣きが聞こえたから、雪歩かと思ったけど」
伊織「・・・一体どうしたの?やよい。気持ちの強いやよいが目なんか充血させて・・・」
やよい「い、伊織ちゃん~・・・ぷ、ぷろでゅうさぁが・・・」ホロ
伊織「ちょ、ちょっとちょっと!プロデューサーがやったわけ!?」
伊織「やよいを泣かせるなんて、水瀬財閥の力でもって・・・!」ポパピプペ・・・
やよい「ちっ、違うの!プロデューサーは悪くないんです!」
やよい「わ、私もなんだか、混乱しちゃってて・・・」ウツムキ
伊織「・・・や、やよい?」
伊織「ねぇやよい、泣く程嫌なことがあったなら溜め込まないで言うべきよ。友達として心配だわ・・・」
やよい「・・・」ウツムキ
伊織「やよいの力になるから・・・ね?」
やよい「いおり・・・ちゃん・・・」グス
~~~~~~~~~
伊織「そうだったのね・・・」
やよい「うん、プロデューサーが音無さんとお似合いだなーって思うんだけど、なんだか心の奥がもやもやしちゃって・・・」
やよい「悪い子・・・だよね。素直に喜べなくて・・・」
伊織「(アイドルのやよいが、プロデューサーに恋、しちゃってたのね・・・)」
伊織「・・・ううん、悪いことじゃないわ。そして譲るべきでもない」
やよい「譲る・・・?」
伊織「単刀直入に言うわよ」
やよい「は、、、はい」ゴクリ
伊織「恋、してるのよ、あなた。」
やよい「ここ、恋・・・?///」
伊織「心のもやは絶対にそういうことだと思うわ」
やよい「うぅ~///恥ずかしいかなーって・・・///」
伊織「ねぇやよい、貴女がプロデューサーのことを本当に好きなら、応援したいし、協力だって惜しまないわ」
伊織「それでも、タブーだけは破ってはだめよ」
やよい「・・・ア、アイドルの恋愛は”ごはっと”・・・」
伊織「ええ、そうね。・・・それにAランクアイドルになるまでは頑張るって二人で誓ってるんでしょ?」
やよい「」コクリ
伊織「それまでさりげなくアタックするのはいいけど、一線は越えちゃだめよ」
やよい「いっせん・・・?」
伊織「だから、その・・・///チューとかよ、チューとか・・・///」
やよい「ちゅー・・・////」
伊織「とっ!ともかく!一線超えたら一生付き合うと思って覚悟しなきゃ駄目なのよ!!!///たっ、たぶん・・・///」
やよい「はわわわ////」
伊織「たぶん・・・///・・・・・・」
伊織「///・・・」
伊織「・・・」
伊織「(でも、やよいは・・・14だわ)」
伊織「(もしもアイツが振り向いてくれたとして、現実的に付き合うってなったなら、あと何年・・・)」
~~~~~~~~
【765プロダクション/居間】
P「はい!では当日は何卒よろしくお願いいたします!はい・・・!失礼します!」
ガチャ
P「よっし、順調に事が進んでるなー!」
P「(・・・しかし、やよいの様子がおかしいことがどうしても気がかりだ・・・)」カタカタカタ
「ただいま帰りました」
P「ん?誰か帰ってきたな、っと」チラ
千早「プロデューサー、事務仕事ですか?珍しいですね」
P「おお千早、お帰り。・・・まぁ、先方からライブ用の書類が届いたんだが・・・」
P「その書類をやよいに分かりやすく理解してもらうために簡単な文章にしてたんだ」
ひょこん
小鳥「うふふ、やよいちゃんの事となるとお仕事熱心ですね」
P「ピェエエエエエエエ!!!!!」ドンガラガッシャン
千早「ひぃぃぃぃぃ!!」ガクガクブルブル
小鳥「え!?ええっ!??」アタフタ
千早「・・・もうっ!急に奇声を発さないでください!!」ハラハラ
P「あ、いや、すまない・・・千早の後ろから、お、音無さんが飛び出すとは思わなくてな・・・」ドキドキ
P「た、たははは・・・すまんすまん//よっし、気を取り直して書類を打ち込むかな・・・」スッ
千早「・・・私の胸部はPCの画面ではないのですが」
P「ぬおわあ!い、イカンイカン!!すまなかった千早!あまりにも平面で・・・」
千早「あ?」
P「スミマセンデシタ」
小鳥「おかしなプロデューサーさん」クスクス
小鳥「あ、お菓子といえば、ポッキー買ってきましたけど、いかがでしょうか?」スッ
P「え、あ・・・どうも」
小鳥「はい、あーん♪」
P「ピエエエエエエエエエエ!!!!!」ガシャクラ
千早「ひいいいいいいいい!!!」ガクガクガク
小鳥「えええええええええ!!?」アタフタ
小鳥「ど、どうしたんですか?プロデューサーさん・・・」
P「あ、あっはははは・・・冗談はよしてくださいよ・・・心臓に・・・悪」
小鳥「そんなに驚かすようなことしてないですけれど・・・」
千早「(・・・・・・・・・)」
千早「!」ハッ
小鳥「あ!そうだ!今日って伊織ちゃんはこの後撮影で、千早ちゃんとやよいちゃんと私たちだけなのよね!」
小鳥「どうせだったら四人でお食事とかいかがかしら?お姉さんの驕りで、ね?」
小鳥「他の皆には悪いけれど、四人だったら好きなもの食べさせてあげられるし。たまには年上のいいとこ見せたいなー、なーんて・・・//」テレ
P「(ああ!畜生かわいい!!!)」
小鳥「えぇ!?」ガーーン
千早「今日は春香に料理を教えてもらう約束をしてますから、三人でどうぞ」
P「え?千早、お前このあと何も千早「春香との約束を破るわけにはいきませんから」」
小鳥「そ、そう・・・残念だわ」
千早「あ、高槻さん来ているのよね。挨拶してから帰ります」ペコ
小鳥「じゃあ千早ちゃん、また今度ね・・・。あ!やよいちゃんならミーティング室にいるわよー!」
P「(・・・やよいも連れてって、いろいろな誤解を解かなきゃな・・・)」
P「(万に一つ、つ、付き合うだなんてことになっても、やよいのプロデューサーは続けるって伝えないとな・・・)」
P「(伝え・・・)」
・・・ズキッ
P「(・・・あ、あれ?・・・なんで俺、今・・・ーーーー)」
小鳥「・・・プロデューサーさんはご予定とかあるんですか?」
P「はえ!?お、俺は・・・な、ないですよ・・・//」
小鳥「ほっ、よかった~~~・・・」
P「お、音無さんから誘っていただけるなんて光栄です//」
小鳥「え、えへへ//前から夕ご飯誘ってください~って言ってたのに、ずっと待たせるからですよ//」
P「す、すみません!!//」
P「(しょ、正直、毎日いつ誘おうっては考えてたけど、ま、まさかこんな幸運が・・・)」
小鳥「あ!プロデューサーさんとご飯だなんてプロデューサーさんが入社して以来じゃないですか?」
P「そっ、そうですね・・・やよいの担当になってからはてんやわんやしてて・・・」
小鳥「事務作業なら、私が引き継ぎますから、今日はしっかり食べて、そのまま帰宅してくださっても構いませんよ」ニコ
P「え、でも・・・そこまでは・・・」
小鳥「いいんです~!年功序列!!言うこと聞かなきゃだめです~!」
P「お、音無さん・・・」キューン
小鳥「・・・だって毎日遅くまで働いてらっしゃるじゃないですか。”やよいちゃんのため””やよいちゃんのため”って・・・」
P「ははは・・・、やよいのためなら何でもやるつもりでいますから」
小鳥「でーも!たまには休日以外もお休みしなきゃです!」
P「は、はい!//」
~~~~~~~~
【765プロ/ミーティング室】
ガチャ
千早「あら?水瀬さん、撮影は大丈夫なの?」
伊織「千早に心配されなくても平気よ、このスーパーアイドル水瀬伊織ちゃんが時間を守らないとでも思ってるわけ?」
千早「ふふ・・・、そうね」
やよい「あー!千早さんだー!ハイ、ターッチ」テテテテ
千早「イェイ」パシン
やよい「えへへー!今日の初ハイタッチかもー!」
千早「(高槻さんかわいい!!!)」ドクドク
伊織「っと、そろそろ律子が来る頃かしら・・・」スッ
伊織「じゃあ、やよい、”善は急げ”よ!」グッ
やよい「うっうー!伊織ちゃんありがとうございましたー!!」ガルーン
伊織「(大正義やよいおり!)」ドクドク
千早「(”善は急げ”・・・?プロデューサーと音無さんの関係を知っての言葉かしら?)」
千早「(確かにプロデューサーは分かりやすいし、水瀬さんも高槻さんも協力してるってこと・・・?)」
やよい「(恋・・・?///実感は沸かないけど・・・///でも、小鳥さんと、プロデューサーが、ちゅ、ちゅー・・・したら・・・嫌、かも・・・)」
千早「あ、高槻さん、私は行けないけれど、夕ご飯一緒にいかが?だそうよ」
やよい「あ!はいー!ご飯ですかー?」
やよい「(あっ、でも・・・今日はお母さん遅い日だから、私がご飯作らなきゃ・・・)」
やよい「うー・・・本当は行きたいんですが、今日はご飯作る係だから・・・」ショボン
千早「そうなのね、実は私も行けそうにないの」
千早「(やっぱり二人っきりにさせてあげようっていう合図だったのかしら。ふふ)」
千早「じゃあ途中まで一緒に帰りましょう」
やよい「うー、嬉しいんですけど、プロデューサーとミーティング終わってなくて・・・」
千早「あら、そうだったのね。ごめんなさい、てっきり仕事終わりで水瀬さんと話しているとばかり・・・」
やよい「千早さんが待っていてくださるのなら一緒に帰りたいですー!!」
千早「(高槻さんマジエンジェル!!)」ドクドク
ガチャ
P「やよい!!す、すまんすまん!ちょっと話し込んじゃってな・・・」
やよい「(あっ)」
”『恋、してるのよ、あなた。』”
やよい「/////////」カーーーー
P「や、やよい・・・?」
千早「(まっかっかかわいい!!!!!!)」ドブブブブ
P「どうした・・・?やよい、伊織と話してたみたいだけど、今度は真っ赤になって・・・」
やよい「な、なんでもないかなーって・・・///」キョロキョロ
P「千早も何か元気付けてくれてたのか?ありがとな」ニコ
千早「・・・い、いえ、私は特にこれといったことは・・・」
千早「(・・・・・・・・・)」
千早「!」ハッ
千早「(プロデューサーが来た途端、高槻さんの顔が真っ赤・・・水瀬さんの”善は急げ”・・・)」
千早「(!!・・・あ、ああ、もしかして高槻さんは、、プロデューサーのことが・・・)」アセアセ
千早「(ど、どうしたらいいのかしら・・・は、春香ならどうするかしら)」アセアセ
P「さて、今度の屋外ライブの件なんだが・・・って、千早も参加するか?二人でデュエット!!なーんてな!」
千早「」アセアセ
P「(ひょっ!?いつもなら「私が高槻さんと!?鼻血ブー!」みたいな反応するのに・・・)」
千早「」アセアセ
P「ち、千早・・・?そうボーッと立っていても・・・その、だな。正直ミーティングし辛いっちゅうか・・・」
千早「(高槻さんを応援したいけど、プロデューサーは音無さんが好きだし・・・)」
千早「(あ、あわわ・・・い、いったん冷静になることが大切ね・・・)」
千早「・・・すす、すみません、お邪魔をして、失礼します」ガチャ
バタン
千早「(・・・そ、そんなことって)」
P「?変なちーちゃんだな!なぁやよい!」
やよい「はい///」
P「・・・・・・」
やよい「うー///」テレッテレ
P「どうしたやよい、熱があるんじゃないのか?」
ピト
やよい「(あ、あわわわわ////プロデューサーの手が・・・おでこに・・・///)」
やよい「(い、いつもならなんともないのに・・・///)」プッシュ~~~~
P「ひ、ひどい熱じゃないか!!ずっと辛かったのか!?ごめんな、ごめんなやよい!」アセアセ
やよい「////」ブンブン
P「音無さんに食事誘われてたけど、やよいが風邪引いたら大変だ、今日は送ってくからな」アセアセ
やよい「え・・?」
P「うん?急に熱が下がった・・・」
やよい「」スッ
P「(あ、手・・・また退けられた・・・)」ズキーン
やよい「いったらいいとおもいます・・・」
P「・・・や、やよい・・・?」
やよい「小鳥さんと食事、行ったらいいかなーって・・・」ムス
P「一体どうしたんだ・・・やよいも一緒にってことだったんだぞ」
やよい「うー・・・うう・・・」ウツムキ
P「三人一緒じゃ・・・嫌か・・・?」
やよい「うぅー・・・・・・」
P「やよい・・・伝えたいことがあるなら、ゆっくりでも聞くぞ・・・」
P「俺はやよいのプロデューサー、パートナーなんだからさ・・・」
やよい「・・・」
やよい「・・と、・・・行っ・・・・す」
P「ん・・・?」
やよい「小鳥さんと、二人で行ったらいいと思います!!!」
P「やっ、やよい!?」
やよい「ううううう!!」ガタッ!
ガチャ バタン!!
やよい「(な、なんて、なんて悪い子なんだろう、なんであんなこと・・・)」ポロポロ
小鳥「や、やよいちゃん・・・?どうしたの・・・?」
やよい「(あ・・・小鳥さん・・・)」
やよい「っ!!」ダッ
千早「たっ、高槻さん!?」ダッ
ガチャ!
P「や、やよい!!?」アセアセ
小鳥「や、やよい・・・ちゃんなら、今走って事務所の外に・・・」
小鳥「千早ちゃんが追っかけてってくれたから、きっと大丈夫だとは思いますけれど・・・」
P「ああ・・・まずいことになったな」
小鳥「どうかされたんですか・・・?あんなに仲良しだったやよいちゃんとプロデューサーさんが・・・」
P「自分にも、見当がつくような・・・的外れのような・・・よく分かんないんですけど、とにかく追っかますんで、事務所お願いします!!」ダッ
小鳥「あ、はい!・・・」
小鳥「(どうしちゃったのかしら・・・)」
【外/離れの公園】
やよい「うぅぅぅ・・・わたし、あんなひどい言い方するつもりなかったのに・・・」
千早「高槻さん・・・」
千早「・・・わかるわ、一直線になってしまうと、なかなか広く考えられないものよね・・・」
千早「いつも周りに笑顔を振りまいてくれる高槻さんが、初めて自分の大きな気持ちに振り回されてしまって、混乱してしまっていたのね・・・」ナデナデ
やよい「千早さん・・・わたし、自分がこんなに泣き虫だったなんて知りませんでした・・・」グス
P「おーい!やよいーー!!」タッタッタッタ
千早「プロデューサー・・・来て、くれたみたいね」
やよい「うぅ・・・私、どんな顔して会えば・・・」
千早「いつもどおりで、いいと思うわ」ニコ
P「やっ、やよい~!よ、よかった~~!!;;」
やよい「プロデューサー・・・」
P「今日は御免な・・・やよいの考えてる事、上手く汲み取ってやれなかったみたいで・・・」ゼェゼェ
やよい「ぷ、ぷろでゅーさぁ・・・」ウルウル
P「きっと、いや・・・この前のお昼の時点で絶対バレてると思うけど・・・俺な」
千早「(・・・・・・!)」
P「音無さんのことが・・・千早「プロデューサー!!!」」
P「・・・へ?」
千早「・・・や、やめてあげてください・・・」
やよい「・・・・・・」
千早「それ以上は・・・。高槻さんの気持ちも考えてあげてください・・・!」
P「や、やよいの気持ち・・・?」
やよい「・・・・・・---------」
やよい「・・・え、えへへー、バレちゃってますよー?プロデューサー」ニコ
やよい「プロデューサーが小鳥さんのことを好きなことくらい!バレバレですー!」
プロデューサー「おぁっ!!な、なーんだ、やっぱりバレてたのか・・・」ホッ
千早「プロデューサー・・・!」
プロデューサー「あ、いやな・・・もし、もしもよ?音無さんと、つ、つつつ、付き合うだなんてことになっても・・・」
やよい「・・・・・・・・・」
プロデューサー「・・・俺はやよいを、トップアイドルになるまで、しっかりプロデューサーとして、パートナーとして全力で力になるって言いたかったんだ」
プロデューサー「その・・・モヤモヤさせちゃったみたいで悪かった、本当にゴメン!!」ペコォ!
千早「プロデューサー・・・。。。・・・プロデューサー!!!」
プロデューサー「ひ、ひぃっ!!?ど、どうした千早・・・声を荒げて・・・」
千早「た、高槻さんはき、きっと・・・」フルフル
「ーーーー・・・お似合い、です」
千早「!?・・・た、たか、つき・・・さん・・・!?」
やよい「小鳥さんとプロデューサーはとっても仲良しだし、私まだまだ何も知らない子供ですけど、すっごくお似合いだと思いますー!」ニコ
やよい「私にとってプロデューサーはお兄ちゃんみたいな人で・・・、そんなお兄ちゃんが、誰かのことが好きって分かって少し混乱しちゃってただけでしたー!」
やよい「いろいろ心配かけてごめんなさいー!」ガルーン
やよい「え、えへへ・・・でも、これからもずっと・・・」
やよい「おにい・・・ちゃんで・・・いてくれますか・・・?」
プロデューサー「なに言ってんだよ!やよい・・・!やよいがお望みとあらば何にだってなってやるよ!俺はやよいが好きなんだ!大好きなんだ!!」ニコ
やよい「(ううう・・・!!!;)」ズキズキズキ
プロデューサー「でもありがとうな、やよい。そう言って貰って嬉しいよ。音無さんとのことはどうなるか分からないし、望み薄だけど、がんばってみよっかなって思ってんだ」
やよい「・・・はいー!応援なら任せてくださいー!めいっぱい応援しますからね!」
千早「・・・・・・・」フル フルフル・・・
やよい「・・・あっ、今日は少し疲れちゃったんで、ミーティングは明日の朝でもいいですかー?」
P「お!いいぞー!じゃあ早めの9時半ころに来てもらえるかな?」
やよい「わかりましたー!では失礼しますー!」ガルーン
P「おう!気をつけて帰るんだぞー!」
やよい「はいー!」テテテテテ
やよい「・・・・・・あ、プロデューサー!」クル
P「ん?」
やよい「”善は、急げ!”ですよー!」ニコ
P「あ、あははは!サンキューなぁ!!がんばるよ!」
やよい「じゃあまた明日もよろしくお願いしまーす!」テテテテテ
P「・・・やよいは可愛いなぁ、それに気も遣えるし、天使やなぁ・・・」シミジミ
・・・パァッチーーーーン!!!
P「ッッッ!?!?!?!?!?;;;;」ビリビリビリ
千早「あ、あなたは・・・最低です・・・!!!」フルフル
P「え、お、おれ!?ど、どうしたんだよ・・・千早・・・」
千早「私の口から言うべきではないでしょうけれど・・・」
千早「きっともう、プロデューサーの言葉を聞いてしまった以上、彼女は自分の心をずっと秘めたままにするはずです・・・」フルフル
千早「高槻さんは、、やさしいから・・・!」ポロ
P「な、なんのことを・・・」ヒリヒリ
千早「これまでの高槻さんの態度でまだ分からないんですか!?高槻さんは・・・高槻さんは・・っ!!!!」
千早「プロデューサーが・・・」
千早「・・・プロデューサーの・・・ことが・・・!!!」ポロポロ
P「ーーーーー・・・!!・・・ま、まさか、そんな・・・だ、だって・・・じゅ、14、だぞ・・・?」
千早「それでも・・・高槻さんは、きっと、貴方に恋をしていたんだと思います」
千早「でももう貴方は、そんな高槻さんの前で、あんなことを言ってしまった・・・」
千早「これで、高槻さんが必死に後押ししてくれたことを無下にして、音無さんとの食事に行かなかったら、私・・・許しませんから・・・!」
P「ち、千早・・・」
千早「高槻さんが心配なので帰ります。途中までは一緒の方面なので」ペコ
タッタッタッタッタ・・・
P「(や、やよいが、俺に・・・?・・・だって俺は2○歳だぞ・・・ど、どうすれば・・・)」
・・・ズキッ
P「(・・また、この・・胸が痛み・・・・・俺も、俺で・・・なんなんだよ・・・)」
~~~~~~~~~~
【居酒屋】
小鳥「ビール二つ・・・と」ピッピッ・・・
P「タッチパネル式の飲み屋さん、入社祝いもここに連れてきてもらったっけ・・・」
小鳥「そうですね~。あ!社長も誘ったんですけど”二人で行きたまえ”って言われちゃって・・・」
小鳥「千早ちゃんもやよいちゃんも来れないだなんて残念ですね~・・・」
P「は、ははっ・・・本当に・・・」
小鳥「んー、でも、気兼ねなく飲める年齢同士、今日はパーッとやりましょうよ」ニコ
P「あ、僕は明日9:30出社で少し早いんでちょっとだけにしときますよ」ハハハ・・・
小鳥「え~!大丈夫ですって!○コンの力買っておきましたし・・・多少は、ね?」
P「いや、や、やよいとの約束は裏切れな・・・ーーー」
『これまでの態度でまだ分かってないんですか!?高槻さんは・・・高槻さんは・・っ!!!!』
『ーーーーー・・・!!・・・まさか、そんな・・・だ、だって・・・じゅ、14、だぞ・・・?』
『それでも・・・高槻さんは、きっと、貴方に恋をしていたんだと思います』
P「ーーーー・・・」
小鳥「?・・・なんだか今日はやよいちゃんもプロデューサーさんも様子がおかしいですね」
小鳥「結局、やよいちゃんとは仲直りできたんですか?」
P「あ、ああ!まぁ、ぼちぼちに・・・ハハハ・・・」
小鳥「あー、まだモヤが掛かってるような言い方~!私でよければお話聞きますよ」
P「い、いえ・・・それは・・・」
小鳥「言えないことなんですか?・・・まぁ無理にとは言いませんけど・・・」
小鳥「・・・あ、じゃあ私のお願い、先に聞いてもらってもいいかしら・・・?」
P「音無さんの・・・お願い?」
小鳥「じ、実はね・・・」
P「は、はぁ・・・」
小鳥「私、ずっと前から、熱心に働くプロデューサーさんの姿を拝見、し、してて・・・」
P「え・・・--------」
「はい、ビール2つおまちどおおお!!!!!」
小鳥「ピエエエエエエ!!!!?////」
P「ほんぎゃああああああ!!!」ドンガラドッコイ
「・・・あ、お話中しんつれいしやしたー!」ソソクサ
小鳥「こ、コホン!じゃ、じゃあとりあえず乾杯しましょっか・・・//」
P「は、はい・・・//」
「「カンパーーイ・・・//」」
P「(うっ嘘だ!まさかあの言葉の続きは!!いや、そうしか考えられへん!!)」グビグビ
小鳥「ちょ!ちょっとプロデューサーさん!?ペースが・・・」
P「」グビー!
小鳥「(い、一気飲み・・・)」
P「は、はいっ!な、なんでしょうか!!」
小鳥「はい・・・うん、とね・・・」
小鳥「わたし、プロデューサーさんのことが、前から・・・その////」
P「」ドキドキ
P「」ドキ・・・
P「」・・・・・・
”『それでも・・・高槻さんは、きっと、貴方に恋をしていたんだと思います』”
P「」・・・・・・
”『うー、困ったことがあったら言ってくださいー。私じゃお役に立てないかもですけど・・・』”
P「」・・・・・・・・・
”『私にとってプロデューサーはお兄ちゃんみたいな人で・・・、そんなお兄ちゃんが、誰かのことが好きって分かって少し混乱しちゃってただけでしたー!』”
”『いろいろ心配かけてごめんなさいー!』”
P「」・・・・・・・・・・・・
”『え、えへへ・・・でも、これからもずっと・・・』”
”『おにい・・・ちゃんで・・・いてくれますか・・・?』”
小鳥「ーーーー・・・年齢差は○つだけあるけど・・・でも、気持ちが抑え切れなくて・・・」
P「音無さん・・・」
小鳥「あ、あはははは・・・やっぱり駄目・・・かな?」
P「俺・・・」
小鳥「は、はい・・・///」ドキドキ
P「お、おれっ・・・!」プルプル
P「(おれはっ・・・俺は・・・!!!!)」
P「っ・・・・・・!!!!」
P「おれっ・・・・!!!」
小鳥「・・・////」ドキドキ
P「や・・・・・・・・が・・・!」
P「や、よいが・・・!!」フルフル
ガタッ!!!
P「・・・ッ俺!やよいが、やよいが何より大切なんです!!!」
小鳥「プ、プロデューサーさん・・・!!?」
P「こっ、こんな、こんな言い方ないと思いますし、最低なやつだと思います!」
P「でも俺、やよいをトップアイドルにするって、約束したから・・・!!」
P「やよいとそう、約束したから・・・!!」
小鳥「あの・・・・で、・・でも・・・それと恋愛は・・・」
P「べ、別・・・です、よね・・・」
P「・・・だっ、だから・・・その・・・俺は・・・俺はぁ・・・!!」プルプル
P「やよいのことが!!!!好きなんです!!!!」
小鳥「・・・・・・・・・え?」
小鳥「・・・」
小鳥「」
P「(・・・あ・・・ああ・・・なんてことだ・・・)」
小鳥「」
P「(か、完全に引いてる・・・もう、おしまいだ・・・)」
小鳥「ぷ、ぷぷ、ぷろでゅうさぁさんが・・・ロリ、コン・・・」パタリ
P「おっ、音無さん!?」
P「・・・あ、ああ、倒れて失神してしまった・・・」
P「お、起きるまで、居酒屋に居座ろう・・・」
P「はぁ・・・・・・・・・」
P「・・・」フルフル
P「・・・・・・・た」フルフル
P「・・・好きっ、でした」フルフル
P「俺、ホント、臆病だから・・・ずっと何もいえなかったけど・・・」プルプルプル
P「ずっと・・・ずっと好きでした・・・うぅ!ううう!!」ポロポロ
P「でも!それ以上に!やよいの方が大切なんです!!今更気付いた自分の気持ちを!!裏切れないんです!!!」ポロポロポロ
P「やよいのことが、心の底から好きなんです!!!!!」ポロポロポロ
P「ごめんなさい!!ごめんなさい!!!」ポロポロ
P「うう、うぅぅううう・・・!!」
P「ちくしょう・・・ちくしょう・・・!!!」
P「音無さんに、告白して貰えて、マジで、ホント、嬉しかったんです・・・!!!!」ブワアアア
小鳥「(・・・・・・・・・)」
小鳥「(・・・・・・・・・)」ポタッ ポタッ・・・
小鳥「(うぅ・・・プロデューサーさん・・・プロデューサーさん・・・!!)」ポタッ
小鳥「(・・・涙なんて流したら、ばれちゃうのに・・・う、うぅぅぅ・・・)」ポタッ
小鳥「(私も好き!好きです・・・!でも・・・貴方の心は、やよいちゃんのもの・・・なんですね・・・)」ポタッ・・・
~~~~~~~~~
【翌日/765プロ/ミーティング室】
ガチャ
P「おー!はっやいねー!さっすがやよい~!!」
やよい「うっうー!5分遅刻ですよー!プロデューサー!めっ!」
P「ハハハ・・・すまんすまん」
P「(やよいにクマがあるように見えるな、昨日は寝付けなかったのか・・・)」
やよい「(・・・あれー?プロデューサーの目が充血してるかも・・・)」
やよい「(あっ・・・でも、心配はきっと小鳥さんがしてくれぅから私が言うべきじゃないかな・・・)」
P「・・・さて、屋外コンサートの話だが・・・」
やよい「は、はいー!張り切っちゃいますよー!」
P「っと、その前に、話をしとこうと思ってな・・・」
やよい「う?」
やよい「!・・・こ、小鳥さんの話なら後から聞きたいかなーって・・・今はお仕事に集中・・・」
P「察しがいいな、さすがやよい」
やよい「嫌です・・・聞きたくないです・・・」
P「頼む、聞いてくれ」
やよい「・・・・・・」ブンブン
P「やよい・・・」
やよい「・・・」ウツムキ
P「勝手に話すからな」
やよい「うー!」ミミフサギー
P「俺は小鳥さんが好きだ」
やよい「うーうー!!!」
P「でもそれ以上に」
P「やよい・・・お前のことが好きなんだ」
やよい「うー!!・・・・・・・・!!」
やよい「っ!・・・・・・!・・・・・・・・・え・・・?」
P「やよい、俺とやよいの年齢差は、小鳥さんと俺の年齢差と一緒だ」
P「それでもまさか、中学生のやよいに手を出そうなんて思う程俺は、その・・・ロリコンじゃない」
やよい「ろ、り・・・?」
P「ああ、いやいいんだ、忘れてくれ」
P「だっ、だから、やよいがその・・・20くらいになるまで俺のことを好きでいてくれるのなら」
P「俺は、やよいと一緒にいたい」
P「本当に、誰よりも大切なんだ。・・・今更、そんなこと気づいちゃって・・・ごめん」
やよい「う・・・本当ですかー・・・?」
やよい「こ、小鳥さんに遠慮していませんかー・・・?」
P「言ったろ、誰よりも大切だ、って」
やよい「ぷろ・・・でゅうさぁ・・・」フルフル
P「勿論、Aランク目指すのはこれまでと一緒!それまではプロデューサーとアイドル!!」
P「やよいもこの先大人になったら、好みが変わるかも知れないし、そんときゃそんとき好きになった人と付き合うといい」
やよい「っ!!」テテテテ
ダキッ
P「うぉっとっと!!!」
チュ
P「へ///////////」
やよい「こ、これは”いっせん”です////」
やよい「”いっせん”を超えたら一生付き合うんです///伊織ちゃんに教えてもらいましたー・・・///」
P「あ、あはは・・・//そうなんだな・・・///」
P「(oh・・・マイファーストキッス・・・)」
やよい「わたし、プロデューサーが誰よりも好きですー//」ギュウウウ
P「ああ、ありがとう・・・ありがとうやよい、俺もだ・・・」ギュウ・・・
やよい「えへへ・・・好きです・・・好き・・・////」
【数年後~】
あれから何年かかけて、Sランクのトップアイドルまで昇りつめたやよいは、引退コンサートを開き、数年のアイドル人生に幕をおろした・・・。
・・・俺はというと、いまだに765プロダクションで働かせてもらっている。
「Sランクアイドルを育て上げたプロデューサー」として給料も跳ね上がった。
お陰で、”妻”には専業主婦を任せられるようにまでなった・・・。
ガチャ
P「ただいま~・・・ふぃー今日も激務ちゃんよ~・・・」クタクタ
トテトテトテ・・・
やよい「あなた、お帰りなさい」ニコ
やよい「今晩はもやし祭りだけど、お風呂から入るかな?」
P「うーん、じゃあご飯食べようかな」
やよい「はーい、すぐ食べれますよー!」ニコ
P「うっひょい!!!」
やよい「あ!あと、音無さんから年賀状届いてましたよー!」
P「ん?おお!今年もか」
ペラ
・・・あのあと、音無さんは、同じく数年事務員を続けたあと、寿退社した。相手は別の事務所のスタッフらしい、俺よりずっとずっとしっかりしてて、かっこいい人だと、千早から教わった。余計なお世話だ。
P「へー・・・音無さんはいくつになっても変わらないな・・・」
やよい「むーっ!」ムスー
P「へっ!?」
やよい「鼻の下伸ばしたら、めっ!ですよー!」ポコポコ
P「のっ、伸ばしてない伸ばしてない!伸ばしてないから叩かんといて~!!」
やよい「もーっ!」ポコポコポコ!
P「いたたたた!・・・」
P「いたた・・・・・・」じーっ
やよい「!!!////」
やよい「い、いきなりじっと見るのは反則かなーって・・・///」
P「・・・うーむ、しっかし、本当美人になったなぁ・・・やよい」
やよい「なっ・・・///」
P「あどけなさも可愛さも残しつつ、おしとやかで美人とかホンマ女神やで・・・」
やよい「もうっ///・・・そんなこと言われたら今晩は張り切っちゃいますよ・・・?//」
P「うっひょい!!!」
おしり
申し訳ないです。お手数ですが脳内補完お願いします。
正直微妙
やよいかわいいよやよい
何年もかけてって長い時間かけたって意味なのに次の瞬間には数年ってどっちなんだ
1です。すみません・・・確かに変ですね。
ご指摘ありがとうございます!
自己紹介してどうしたゴミ
Pの性格がカマっぽくてきもかった
これを思い出した
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